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失笑単語

シッショウ

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失笑とは、日本語の二字熟。「過失の笑い」「失敗の笑い」。時や場所を誤った、あるいは理由が不適切な笑いを意味する。

意味と用法

この場合の失はあやまち、しくじりという意味で、何かをなくすことではない。 何か笑ってはいけない理由がある場合に誤って笑ってしまう事であり、厳粛な式典の最中や、人が真剣に話をしている時に何か他の事が気になって笑ってしまうのは失笑と言える。

その他、他人の失敗や間違いを摘する際に「失礼だが(あなたが愚かなので)つい笑ってしまった」という意味を込めて「失笑した」を使う場合もあるが、他人を笑う事自体失礼ですべきではい事だという常識を踏まえれば失笑の本来の意味の範囲内であり、誤用ではないのは論の事、大して特殊な使い方とさえ言えず、普通に意味の通じる用法である。

誤用(意味の誤解)について

前記の「失礼だが笑ってしまった」という失笑の正しい使い方を見て、意味を誤解する人もいるようである。失の意味を「うしなう、なくす」という方の意味にとってしまい、「笑いも出ないほど呆れる」「冷めて無表情になる」といった意味だと勘違いしてしまう様だ。

平成23年度の文化庁による国語に関する意識調によれば、回答者の60もの人がこの様な思い違いに陥っており、特に当時の十代、二十代で正答率が二割をきったとされる。

文化庁のアンケート後に新しく発生した誤用

前記意識調の結果発表の後、多くのブログ情報サイトなどで「失笑の誤用と正しい使い方」に関するエントリが作成された。ところが文化庁の発表を誤読・誤解したのか、「他人を笑い物にする様な意味で失笑を使うのは誤用」という趣旨の誤った解説記事が多数作成された(そもそも文化庁がこの件の分析を書いたコラム自体もあまり出来が良くないのだが…)

元々「失笑」を正しく使っていた上にネットへの依存度がそれほど高くないおっさん達には何でもない話だが、調べ物をネット依存する若年層の間ではどうやら相当の混乱が生じている様である。以下に挙げるのは10年ほど前の世界にはほとんど存在しなかった、文化庁アンケートをきっかけに発生・拡大した誤用(誤解)である。

失笑は嘲笑や冷笑の代わりに使えない?

一見正しく見えるかもしれないが、間違いとも言える。

失笑が「堪え切れずに笑う」という意味だとすれば、堪え切れずに嘲笑しても堪え切れずに冷笑しても失笑である。つまり失笑に(言外に)嘲笑や冷笑の意味を込めることは可である。

さらに踏み込んだ事を言えば、失笑とはあくまでも「過ちの笑い」「失敗の笑い」であり、 「笑った事自体が悪い」「笑った人が悪い」あるいは「笑わせた人が悪い」「笑いの原因になったものが悪い」という文脈以外で使う事はまずい.。何かを批判するような話で使う言葉であり、単体で使っても何らかの否定的な意味が込められていると考えるのが正しいと言える。「冷笑」や「嘲笑」ほどはっきりしていないが、「何か悪い意味のある言葉」「否定的、非難的なニュアンスのある言葉」なのは間違いない。

以上の点から、冷笑や嘲笑の代わりに失笑を使うのは文脈上意味の通じる修辞であり、誤用ではない。

吹き出して笑わないと失笑ではない?

誤りと考えられる。

辞書などで「吹き出して笑う」と説明しているものが多い為か、「吹く」というアクションを失笑の意味の中心に置いてしまうケースがしばしば見られるが、辞書の記述は簡潔すぎて用法全体をカバー出来ていない等の問題が含まれる場合がある為アテにし過ぎは禁物である(辞典・辞書は大まかに概要を調べるのに使うものであり、本気の調べ物は辞典辞書で終わらない、というのは「できる子の常識」だ)。

現実的には、しく吹き出したり大きな笑いを立てなければ「慢できずに笑ってしまった」事にならないのか?と考えるとそれも変な話である。失笑を使う場合、笑う動作に特に限定はないと考えるべきだろう。

吹いたら何でも失笑?

全な誤り。 既に摘した二つの勘違い、すなわち

・失笑に冷笑や嘲笑の様な悪い意味は

・失笑とはに吹き出す笑いの動作を

という間違いが合体融合した、2018年現在確認されている中では最・最狂の誤用形態である。

実際には度々摘している通り「失笑」には非難、批判ニュアンスがあり、ほとんど「笑ったのが悪い」もしくは「笑った原因に問題がある」という話にしか用いない。 笑ってもいい場所、雰囲気の中で、楽しい笑いで噴き出そうが転げ回ろうが失笑とは言わない(ただし物を食べながら笑うのはマナー違反なのでリラックスした雰囲気の中でもコーヒーを吹いたりしない様に、それは失笑である)。

楽しさや面さを評価する時に「失笑するほど面い」といった使い方をする事もほぼ有り得ないので注意。

「失笑を買う」のみ悪い意味?

有り得ない。ネット上でのみ見られる素人解釈。

元々失笑に悪い意味がある為、わざわざ他人に失笑をさせるような行為をする事や愚かな行為の結果失笑される事を「失笑を買う」というのが正解(この場合の買うは「自発的にその様な事をしている」あるいは「手間やコストをかけたのにそんな結果を出している」というニュアンス)。

の仕組み上、失笑に悪い意味・用法がない状況から突然、悪い意味を持つ「失笑を買う」という表現が生まれてくる事はない。「失笑を誘う」「失笑を浴びる」「失笑を禁じ得ない」等も、すべて失笑という単体の言葉自体に否定的なニュアンスがなければ成立し得ない表現。

掲示板

  • 63ななしのよっしん

    2019/04/09(火) 23:09:19 ID: +pchk7sCAK

    実際これを(失笑 みたいに使う人多すぎるよなぁ
    笑っちゃいけない場面なんだけど笑っちゃったねみたいなニュアンスが文脈から感じ取れるならいいんだけども

    本来の義に厳密な使い方だと、自分の考えを書くことになるネットだとほぼ使えないんだよな
    エッセイとか日記形式で会議中に失笑が漏れた、みたいな使い方がたまにされるぐらいか

  • 64ななしのよっしん

    2019/04/09(火) 23:10:46 ID: +pchk7sCAK

    実際これを(失笑 みたいに使う人多すぎる
    笑っちゃいけない場面なんだけど笑っちゃったねみたいなニュアンスが文脈から感じ取れるならいいんだけども

    本来の義に厳密な使い方だと、自分の考えを書くことになるネットだとほぼ使えないんだよな
    エッセイとか日記形式で会議中に失笑が漏れた、みたいな使い方がたまにされるぐらいか

  • 65ななしのよっしん

    2019/06/06(木) 17:13:10 ID: BG9B2F+NW9

    せっかくに直観的な意味合いがついてきてたのに
    混ぜっ返した結果どっちの意味でも使えなくなっちゃうこういうネットだと多いよな
    の意味が移り変わることなんてよくあるどころか言の正統な進化ですらあるのに

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最終更新:2019/06/16(日) 23:00

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最終更新:2019/06/16(日) 23:00

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