日産・フーガ(FUGA)とは、日産自動車が2004年から製造をしている大型高級乗用車である。
長年に渡り、日産フリートの高級車を担っていたセドリック/グロリアを一種類に統合した車種として、2004年に発売された。海外ではInfiniti Mとして販売されている。世界的なセグメント分類ではEセグメントにあたる。車名の由来は音楽用語の「フーガ」と日本語の「風雅」から。「音楽のように風雅」という意味がある。
日本国内の価値観だけで作られていたセドリック/グロリアを刷新し、国際的競争力のあるモデルとして仕立てられたのが特徴である。特に、2003年から販売されていたInfiniti Mはセドリック/グロリアをやっつけ即席でInfinitiブランドにしたという面もあり、その意味ではフーガこそが本来のMであると言えるだろう。
駆動方式はFRと4WDの二種類が用意され、4WDはY50型が3500cc、Y51型が3700ccの仕様のみに用意される。2500ccはFRのみとなる。
2012年7月より三菱自動車に名称をプラウディアにしてOEM供給も開始された。
2004年10月にセドリック・グロリアの後継車種として登場。エンジンはV6で排気量は二種類。2500ccと3500ccとなる。2005年8月には、V8の4500cc車も登場すると同時に、装備の見直しがされた。
バリエーションも、ラグジュアリー志向の「VX」シリーズとスポーティー志向の「GT」シリーズが用意される。
2007年12月にマイナーチェンジをし、エンジンもパワーアップ化がされる。同時にバリエーションも「GT」シリーズのみとなる。
Infinitiでは、2003年から販売されていたY34型セドリック/グロリアベースのMから名称をを引き継ぎ、M35/M45として発売された。先代Mは飽くまでワンポイントリリーフの性質が強く、またQ45(F50 シーマ)が落ち込む情勢にあって、Infiniti販売を支えるという目的があった。2006年にQ45の販売が終了してからは、Infinitiにおいてもトップレンジを担っている。
2009年11月に初のモデルチェンジ。エンジンは先代に引き続き2500ccと、排気量が200ccアップされた3700ccを搭載する。二代目ではV8エンジン搭載車は無く、2010年11月2日に登場したハイブリッドがトップを担っている。
また、シーマとプレジデントが2010年に販売中止になってからは、フーガが日産フリートのフラッグシップとなった。
Infinitiでは先代に引き続き、トップレンジを担うサルーンである。エンジンの種類はフーガと同じものに加え、5600ccのV8エンジンと3000ccのV6ターボディーゼルも用意される。
2012年に三菱自動車側にOEM供給を開始。名称もプラウディアになる。
2015年2月にマイナーチェンジ。フロントデザインを十三代目・スカイラインに似せた造詣となった。またCIマークも従来の日産のマークからインフィニティのマークとなった。
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最終更新:2024/05/22(水) 11:00
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