春日野さくらとは (カスガノサクラとは) [単語記事]

春日野さくら（かすがの－）とは、カプコンの格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場する架空の登場人物である。

※ 日本の女性声優の記事は、「春日さくら」を参照してください。
※ 「コレクター・ユイ」の登場人物である、春日結の母「春日さくら」は、「コレクター・ユイ」を参照してください。
※ 「ナルト -NARUTO-」の登場人物の記事は、「春野サクラ」を参照してください。

概要

『ストリートファイターZERO2』で初登場した、日本の東京都世田谷区出身の女子高生。リュウの戦う姿に憧れており、彼の見よう見まねで似た技を使う。
技のコツをレクチャーしてもらった火引弾は、さくらの師匠だと自称している。神月かりんから一方的にライバル視されている。同じ学校の生徒である千歳ケイとは親友。（私立ジャスティス学園ではひなたと親友）

『ストリートファイターⅣ』の家庭用では、時系列的にはすでに高校を卒業してるはずなのに『ZERO』シリーズと同じ制服姿で参戦している。特典DVDのアニメで春麗に「永遠の女子高生さん」と言われている。
実写映画『ストリートファイターザ・レジェンド・オブ・チュンリー」と同時上映のショートアニメでのさくらの回想でのケイの台詞や、記者の「本当に女子高生?」という質問には、苦笑いしながら「ノーコメント」と答えており、既に高校を卒業していると思われる描写があるが詳細は不明。何故私服で戦わなかった。

企画の船水紀孝と、当時常務だった岡本吉起は、このキャラを出してファンに媚びた自分が許せなかったらしい。でも出してくれてありがとう。

CV.笹本優子（右記以外の全作品）、福圓美里（IV、V、スト鉄、鬼武者Soul）

性能

おなじみの波動昇龍系キャラだが、技のクセが強く、リュウケンとは感覚が異なる。『スーパーストリートファイターIV AE』では波動拳がタメられ、最速で出しても弾速が遅く通常の波動としての性能はいまいち、最大までタメると当たり判定が大きい代わりにすぐ消滅するが、起き攻めの際に重ねると有利Fが大きくここからのセットプレイが強力なのでリュウやケン等の波動と違い一風変わった使い方が出来る。

通常の春風脚が弧を描いて飛ぶ、咲桜拳が突進技である、といった調整がなされている。
弱春風がガードさせて五分ヒットでループコンボ、EX 春風脚から様々な技で追撃可能なため（さくら落とし二段止めの起き攻めやUC以外にも様々な事が出来る）優秀な性能の小パンチ、強パンチヒットから5割持ってくコンボもあってラッシュキャラとして位置付けられている。屈強パンチも遠目の飛びは落とせないが判定が強く強力。

スーパーコンボとして『春一番』、UC1（ウルトラコンボ）として『春爛漫』、UC2として『真空波動拳（真空天仰波動拳）』が実装されている。

春一番: 『ZERO』『ストIV』シリーズでは連続足払いの後、後方へ蹴り飛ばす。; 『vs』シリーズでは春風脚で垂直に舞い上がって空中での乱舞の締めに叩き落す技。
乱れ桜: 『ZERO』シリーズで使用。咲桜拳を連続で繰り出す技。; 『vs』シリーズでは突進して乱舞の締めに咲桜拳を放つ。『vs』シリーズのそれはロック技で、ガードされると跳ね返る。; 特別出演作である私立ジャスティス学園では愛と友情のツープラトン技として登場。プレイヤーが相手を羽交い絞めしている時にさくらが乱入、一方的に攻撃（3回のカットイン）する。
春爛漫: 連続足払いの後蹴り上げ、さくら落としから踏みつける。決まったね！
真空波動拳: 複数回ヒットする波動拳。コマンドが真空天仰波動拳と使い分けられ、天仰は対空として使用される。