リュウは、カプコンが開発・販売する対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズを始めとする格闘ゲームに登場するキャラクターである。
カプコンの対戦格闘ゲームを代表するキャラクター。道着に鉢巻を締め格闘の道を究めるべく修行する男。波動拳・昇龍拳・竜巻旋風脚の必殺技はその名前だけで入力コマンドが分かるほどの必殺技の代名詞(三種の神器とも呼ばれる)。永遠のスタンダード。
「俺より強い奴に会いに行く」がキャッチコピーで、良く言えば求道家、悪く言うなら格闘の事しか頭に無い、まさに専業格闘家。他の格闘ゲーム主人公達が様々なバックボーンや、目的の手段(敵討ち、家族の救出、神の打倒…等)として格闘をする場合も多いのに対し、単純に「強い奴と戦って強くなる為に戦う」と言う男で、シャドルーの総帥ベガを初めとする悪役と戦うのも、「(相手に目をつけられる等して)結果的にそうなる」だけである(似たような主人公としては、後発のサムライスピリッツの初代主人公・覇王丸等が挙げられる)。
カプコンの顔として様々な作品に外部出演したり、パロディ、オマージュのネタになる事も多い。常に一定以上の人気もあり、後輩主人公が主人公として認知されない原因の一つともなっていたりする。
外部出演でもストイックを貫いているが、巨大ロボットや巨大生物との対峙は序の口、果ては大妖怪やコズミックビーイングを拳ひとつで倒したり、空飛ぶ船の墜落コースを蹴り技ひとつで方向転換させ救うなど、割とやりたい放題である。
『ストリートファイターZERO』からは「殺意の波動」と言う概念が登場し、武術家としての強さを求め続けるリュウはこれに苦しめられていると言う設定が加わった。殺意の波動に飲み込まれると豪鬼のような魔人と化してしまう。これは「殺意の波動に目覚めたリュウ」と言う、いわゆるコンパチキャラクターとして登場し、性能が豪鬼に近くなる。→『殺意の波動に目覚めたリュウ』記事参照
作品によってはこれを自らの力としてコントロールし、電刃練気や電刃波動拳などの技として応用する技術も身につけている。
本名は「隆」で、第1作ではこの表記が使われていた。
実写映画では「リュウ・ホシ(星 隆)」、『クイズアンドドラゴンズ』などでは「武神 隆」というフルネームが使われているが、公式には未だに名字不明である。
これには本人が「本名が知られることで家族や関係者に迷惑がかからないように」ということらしい。
飛び道具、無敵対空、突進技を持った初心者から上級者まで使われるスタンダードキャラである。シリーズ中で中段技『鎖骨割り』(通称中ゴス)『鳩尾砕き』(通称大ゴス。こちらはしゃがみガード可能)が追加された。またストIIではバグであった、たまに出る「赤い波動拳」が『灼熱波動拳』として昇華された。
2015年6月14日(日)深夜23時…ファンの度肝を抜いた報せがネットを駆け巡る…。
「ここが大乱闘の舞台か…かかってこい!!」
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uにて…リュウ参戦!!
桜井政博「強いやつを求めて、大乱闘に現れました。」
カプコンUSAからのゲストとして、参戦が発表された。
2015年6月15日(月)深夜0時より、有料DLCとして配信開始。ステージ「朱雀城」とのセット販売。
ちなみに参戦PVの冒頭は「スパⅡ」のOPのオマージュ。曲もアレンジされている。
「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」にも続投。リュウのダッシュファイターとしてケンも参戦した。
桜井氏曰く「ストIIテイストで作った」とのことで、原作の6ボタンを、Aボタンによる通常技がボタンの押す長さで強弱が分かれる仕様にすることでうまい具合に2ボタンで再現している。
そのため、通常技の数が他のキャラよりも多い。
リュウといえば、波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚と言った俗にいう「格ゲー三要素」だが
スマブラではワンボタンで発動できる…だけでなく、原作のコマンド入力によっても発動可能であり
さらにコマンド入力で出すと威力とエフェクトが変化する。特にわかりやすいのが発音の変化でありワンボタンでは「ストⅣ」風の発音だがコマンドでは「ストⅡ」風に変化する。
下Bで発動するワザには「ストIV」の「セービングアタック」が搭載。
レバー(スライドパッド)二回入れによる「セービングキャンセル」も可能。
打撃音は「ストII」、ダッシュ攻撃は「ZERO」、スマッシュ技の「上段足刀蹴り」やジャストシールド時の音は「ストIII」、そして上記のセービングアタックは「ストIV」
と言った感じに、それぞれのシリーズの要素が見られるのもポイントである。
そして、「最後の切りふだ」は、相手の距離によって二つの技に分かれる。
普通に発動すれば「真空波動拳」。マーベルVSシリーズのような波動砲ではないが、周囲の相手を巻き込むことが可能。
そして、相手に密着して発動すれば「真・昇龍拳」に変化。
真・昇龍拳で撃墜すると、「あけぼのフィニッシュ」的演出が背景に現れる。
弱点は左右両方への同時攻撃手段が乏しくリーチも短いため、乱闘戦が苦手であること。相手を吹っ飛ばす攻撃手段が少ないこと。復帰力が低めなこと。逆に1VS1の状況であればリュウの方が有利である為(火力もコンボ性能もあり技の隙も少ない)、自分の間合いに持ってきて勝利を掴もう。
リュウと同時購入となるステージ「朱雀城」は左がすりぬけ床2つで高度差が激しい地形、右が画面外まで伸びている床と安定している地形と左右で戦い方が異なる。「風林火山」の看板も立っており近くでキャラクターが吹っ飛ぶと看板が壊れる。
BGMは「Ryu Stage」、「Ken Stage」が収録されており「Ryu Stage」のアレンジは「ストⅡ」のサウンドコンポーザーを務めた下村陽子氏によるセルフアレンジとなっている。(ちなみに下村氏のツイッターにこのアレンジについての裏話が掲載されている。)「Ken Stage」のアレンジは鉄拳シリーズでお馴染みの濱本理央氏によるもの。また原曲も収録されておりアーケード版で使われた所謂「CPS1版」と「スパⅡ」で使われた「CPS2版」の2種類がある。制限時間が30秒を切ったり、ストック制で残りストック1になると原曲版ではピンチのテーマが流れる。
ニコニコ動画上における対戦格闘ゲームの対戦動画ではまだまだ定着はしていないが、「作品タイトル」、「使用キャラクター」でタグがつけられている。
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最終更新:2025/05/23(金) 12:00
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