東方常秀とは (ヒガシカタジョウシュウとは) [単語記事]

東方常秀（ひがしかたじょうしゅう）とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第8部『ジョジョリオン』の登場人物である。

なんでだよォ～～なんでなんだあああ～～～何か言い訳言ってみろ！お…オレの概要に…… よ…よくも　　　ブツブツ

杜王町にてフルーツの輸入販売を行っている東方憲助の息子。次男。18歳。
タラちゃんのように即頭部を刈り上げた髪型をしており、いつも蝶ネクタイをつけた服を着ている。
幼なじみの広瀬康穂と同じ大学に通っている。

非常に嫉妬深い性格で、康穂を好き、というよりもかなり執着している。そのお陰か、康穂からは大層顰蹙を買っているようで、常秀の携帯電話は着信拒否されているらしい。しかし康穂と1回だけキスした事がある。
また康穂や憲助がよく気にかけている、記憶を失っているのに我が家に押し入りふんぞり返っている（と常秀は思っている）などの理由から、定助については『気持ち悪い』と感じ、たびたび衝突している。

作中では、岩人間とのスタンド戦に直接絡む機会がなかったことや、一時期吉良たちの過去に視点が変わったことなどから、スタンド初披露からしばらくの間、交戦する様子がなかった。だが、持ち主不定の特殊なスタンド・ミラグロマンとその関係者とのやりとりでは、ミラグロマンの性質の悪さに振り回されながらも見事な立ち回りを見せた。

不確かなこと、根拠のないことで危ない橋を渡ることに本人は不安を感じる…割には、かなり欲望に弱く、康穂がスタンドによる幻覚で混乱していた時の発言を勘違いして、よからぬことをしようとトイレに連れ込んだり、カツアゲロードのある秘密を利用してお金を横から頂こうとしたりと、一度暴走するととことん突っ走りかねない。また神を信じていない。

オッ！オレの仕業だッ！！これは…オレがやってるんだ！！うへェ～～ッ！！

ナット・キング・コール（nut king call）
【破壊力：C / スピード：D / 射程距離：C / 持続力：A / 精密動作性：E / 成長性：A】: 大量のネジを打ちこまれた人形のようなスタンド像を持つ、常秀のスタンド能力。
対象にネジ（スタンドの、ボルトとナットのセット）を打ち込み、それを外すと打ちこまれた部位も一緒に外れる。
また、外された部位は組み替えることもできるほか、違う物同士を接合できるなど、スティッキィ・フィンガーズと似た能力を持つ。
カツアゲロードで麻薬取引の運び人に抑えつけられナイフで切られそうになった時に発現し、ナイフ男の右手と左手をそれぞれ腕先から分解、（相手側の勘違いであるが）右手と左手を逆に組み換えさせた。
ストーリー冒頭で定助のソフト＆ウェットに倒され入院した際に、左ひざにできていた人の歯型のような傷痕に気付いた描写があるため、おそらく一悶着を起こした壁の目のあたりで付けられたのがきっかけで康穂と同じようにスタンド能力が覚醒したものと推測される。
スタンド名の由来は、アメリカのジャズ・ピアニスト「Nat King Cole」より。