消音器(しょうおんき)とは、音を減少させる装置のこと。
これがないと騒音問題・近所迷惑になったり、脅威に存在を気付かれてしまう。
内燃機関や換気装置などから外界に放射される音を小さくするための装置。
サイレンサーともいわれる。(百科項目においては銃器用語が出てしまうが…)
自動車やオートバイの内燃機関(エンジン)において、排気音や吸気音を小さくする装置のマフラー (原動機)や、銃器における音を小さくするための装置のサプレッサーがある。
多くの原理としてはぶっとい管の中に多数の隔壁を設け、一部にガス・弾丸・音が通る穴が開けてある構造になっており、中を進むごとに内部で音を吸収していくもの。
似通ったもので、楽器を練習するときに必要に応じて楽器に取り付け、音を小さく出すことのできる弱音器という装置も存在する。
消音機ではないが、テレビのようにイヤホンを差し込むとそれ以外の音が出ない楽器もある。
表記こそ「消音機」ではあるが、作動音を含めて全ての音を完全に消すことはできない。
※「減音器」といった表記がされる場合もある。
消音器を用いることで、自動車などの場合は、排気の流れが悪くなりエンジンの出力が低下するといったデメリットも生じる。こうしたことから、競走用自動車では消音器を使用しないのが一般的である。
銃器においては、発射する弾丸が音速以上では発射音を除いても衝撃波(衝撃音/ソニックブーム)を発してしまい消音機はあまり意味がないため火薬量を減らして初速を調整するなどの措置が取られる。
ただし射程距離や弾道の変化が起こり長距離狙撃は困難~不可能になり、また内蔵型を除けば消音機の取付によって全長が長くなるといった欠点もある。また映画ほど音は小さくはならないため静かな環境下では不審な音として気付かれる場合はある。
銃の消音機については サイレンサー の記事を参照。
※銃器用語においては「サプレッサー」と表記される場合も多々。
バイクなどはマフラーを取り外すと違反であるし、音そのもので追跡されてしまうため不利しかない。
(暴走族など、1人でも捕まえて仲間の情報を吐かせれば終わる)
銃声の場合、銃撃戦が始まってしまえば騒音だらけなので気にならなくなる。
※消音機で銃声や発砲音は抑えられるため、回り込む際などの秘匿性はあるため無意味ではない
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/26(木) 21:00
最終更新:2024/12/26(木) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。