知らん、そんな事は俺の管轄外だとは、アニメ「遊戯王ZEXAL」にて登場した台詞である。
遊戯王ZEXAL第14話にて、自称ナンバーズ・ハンターことカイトが遊馬とのデュエル中に遊馬に対して無慈悲にも言い放った台詞。
カイトがデュエル相手からナンバーズ・カードを奪う際にはアストラルの実行するそれとは違って「所有者の魂を共に奪い取る」という恐ろしい事を実行するのだが、この事実をカイトの付き添いロボット・オービタル7がデュエル中うっかり口を滑らせてしまう。それに対して遊馬は「その(奪われた)魂はどこへ行くんだよ・・・!?」と、至極もっともな質問をするのだが、それに対するカイトの返答がコレ。
知らん、そんな事は俺の管轄外だ。
いくらなんでもあんまりである。
ナンバーズ・カードにしか執着せず、ナンバーズさえ手に入れば他の事など基本的にはどうでもいい、というナンバーズ・ハンターとしてのカイトの性格が端的に現れた台詞なのだが、ナンバーズの使用者とはいえ無関係な相手から魂を奪い取り廃人同然の状態にする事を躊躇しないのは単純にハルトを救うための仕事と割り切っているのか、はたまた「人を傷つける」行為に関してカイトが無頓着すぎる(幼すぎる)だけか。
もっとも魂の行方自体はカイト自身も本当に知らなかった、と思われたのだが、続く22話ではシャークとのデュエルに勝利を収めるとシャークの魂を(ナンバーズを持っていないにも関わらず)奪い取っており、その後の24話では遊馬に「シャークの魂を返せ」と諭され応じている辺り、カイト自身でしっかりシャークの魂を管理していたようであるため「どこが管轄外だ」と視聴者達からツッコまれる事になった。
(まあナンバーズ所有者の魂に関してだけは、本当に管轄外であるという可能性もあるが。)
ネット掲示板やニコニコ動画などでも少なからず定着しており、意味不明なレス(または動画やコメント)に対する返しとして使ったり、知らない事や答えられない質問などを切り捨てる時に使う。少々長いので、「知ら管」と略されることもある。
カイトと同様で「わからない」という返答をカッコよく返す事もできる、中々に汎用性の高い台詞でもある。
ちなみに過去の遊戯王シリーズで見られた事例では、ゲームの敗者が魂を奪われた場合はカードの中に封印されたり、ビデオテープの中に封印されたり、などといったケースが確認されている。
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最終更新:2024/04/24(水) 23:00
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