福添准とは、特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』の登場人物である。
飛電インテリジェンスの副社長で、第一話から登場する準レギュラー。秘書はヒューマギアのシェスタ。
野心家で、出世欲の塊のような人物。前社長の飛電是之助が死去するや否や、露骨に社長の座に就こうとする。正式に社長では無いにもかかわらず、部下に社長と呼んでほしいと言ったり、エントランスの肖像画を付け替える準備をしていた(前社長の肖像画は外さず、その上から重ねた)。しかし是之助の遺言により、前社長の孫にあたる飛電或人が任命され、社長の座は或人に奪われてしまう。すかさず「家族経営で私物化する気か!」とキレるも、或人が社長にならないと発言すると、胸をなで下ろす(この後、肖像画を降ろされるシーンは必見)。
しかし、結局或人がゼロワンに変身したことで社長に就任。福添は副社長から昇進する事が出来なかった。それからというもの、事あるごとに或人に難癖をつけ、責任を負わせて社長の座から引きずりおろそうとする。野心は未だ健在のようである。ちなみに飛電インテリジェンス全体の責任問題に発展した時は、或人ともども記者会見で矢面に立たされる。マスコミへの応対は全て或人に丸投げだった。いわゆる主人公に反発するお邪魔キャラ的立ち位置。
が、飛電インテリジェンスを天津垓に乗っ取られてからは状況が一変。或人は会社を去り、福添は会社を守るためにしがみついてでも残留を決意。本人の尽力により天津社長の新体制になっても副社長の地位を維持し、どうにか会社に留まり続けた。しかし天津社長はかなりのブラック上司で、放送10分前に原稿を手渡してきたり、数え切れないほどの汚職や背任を繰り返した。そしてZAIAスペックをわざと暴走させ、レイドライザーを売りつける口実にするという、市民を傷つける事も厭わない天津社長にとうとう怒りが爆発。飛電製作所へ秘書のシェスタの転身を要請、天津社長の汚職のデータ(全1843件)を集めさせ告発すると同時に、或人を社長に引き戻す大胆な計画を実行に移した。
また、或人の中にあったアークゼロの驚異的な力から来るAIテクノロジーへの恐れも看破。
君がヒューマギアを信じないでどうするんだ?
君のおじいちゃんはヒューマギアの生みの親じゃないか。そして君のお父さんはヒューマギアだ。
私は飛電家の人達に教わってきたんだ。人工知能の未来を、ヒューマギアの可能性を。
君ほどヒューマギアを好きな人、他に見たことがないぞ
この励ましがAIを恐れた或人を前に進ませる活力となったのである。
第44話「オマエを止められるのはただひとり」では、滅の甘言でヒューマギアが暴徒化。その一部が飛電インテリジェンスに雪崩れ込むという緊急事態に見舞われる。この時、社長の或人は不在だったため副社長の福添が対処に当たらなければならなかった。重大な責務を前に尻込みする副社長であったが、彼を励ましたのが或人が置いていった友達型AI「アイちゃん」であった。彼女(?)に励まされ、決意した副社長は自ら暴徒化ヒューマギアの前に赴いて暴動をなだめた。ヒューマギアと或人を信じ、プライドを捨てて土下座するという男気まで見せつけている。最終回では暴徒化ヒューマギアに危害を加えられそうになるも、踏みとどまった。そして最後まで会社を守りきり、責務を見事果たした。
嫌味な人物だが、前社長是之助に対する忠誠心は本物。「令和・ザ・ファースト・ジェネレーション」では是之助前社長のために、12年間の耐乏生活を経て衛星ゼアを発射体勢にまで持っていく努力家な一面を見せた。また精神的に余裕が無いからか、或人に対する嫌味な性格が薄れて協力的。或人が帰還した時にはその無事を喜ぶなど普段とは違った彼が見られる。
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最終更新:2024/04/19(金) 13:00
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