竹書房!?破壊したはずでは...とは (タケショボウハカイシタハズデハとは) [単語記事]

竹書房!?破壊したはずでは...とは、漫画『ポプテピピック』で、破壊したはずの竹書房ビルが復活していたことに驚くポプ子の台詞である。

概要

「ポプテピ劇場版」に登場。なお、「ポプテピ劇場版」は別に劇場版（映画公開）ではなく、2015年 12月にWeb上で期間限定公開されたエピソードである。

11月の打ち切り最終回で、ポプ子は自身が掲載されているサイト『まんがライフ WIN』を配信する竹書房のビルを、「竹書房ゥァア゛ーッ」と叫びながら拳で殴って破壊していた（→参考）。

しかし、12月の「劇場版ポプテピ」では、真っ二つに折れたはずの竹書房ビルは元通りになっていた。これを見たポプ子は困惑し、「竹書房!?破壊したはずでは…」と言葉を漏らした。

なお、この後には「DG細胞…!!」「行け！ギアナ高地へ！」等の台詞があり、アニメ「機動武闘伝Gガンダム」のオマージュとなっている。しかし、Gガンダムに「破壊したはずでは…」というフレーズが出てきたかどうかは不明（詳しい方がいましたら掲示板でご指摘お願いします）。

漫画の公開当時から「破壊したはずでは…」が使われていた^{（2016年8月時点Twitter）}。

さらに2016年 9月、竹書房側が公式広告にポプテピピックの「破壊したはずでは…」のコマを採用した。しかも、当時の竹書房ビルの最寄りであった地下鉄飯田橋駅の改札の前の柱に掲示し、「500mぐらい」という矢印を添えて案内看板風にしてしまった。この広告は数年間掲示され続け、何度か話題に上がることとなった。

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 https://twitter.com/ogawads/status/771263429520728064

なお、これ以前にも「破壊したはずでは…」という台詞や、それに似た言い回し自体は存在するが、ツイート数を比較すると2016年以降の方が圧倒的に多く^{（参考：2015年11月以前/2016年12月）}、スラングとして定着するようになったのは漫画『ポプテピピック』、並びにそのコマを使った飯田橋駅の掲示が原因と言える。

2019年に竹書房ビルは日鉄興和不動産に買い取られ、2021年 4月に竹書房は東京都千代田区飯田橋から同区の三番町に移転した。旧竹書房ビルはポプ子…ではなく業者の手によって破壊（解体）されており、今後新しいビルが建つ予定である。飯田橋駅の広告は、竹書房の移転のお知らせの文章と、ポプ子が「どこいきやがった…」と釘バットを持って探すコマに差し替えられた。