編集コメントとは、
ニコニコ大百科において編集コメントとは、ニコニコ大百科の記事を編集するときに付加できるコメント(一口書き込み)である。(必須)
編集画面の「投稿内容を確認」の上にある「編集についてのコメント」のフィールドに入力することで記録を残すことができる。
主にどのような編集を行ったかを、記事の大小を問わず「誰がどんな編集をしたか」が把握できないと後から編集する人が困るので入力する。
また、最終更新を行った際の編集コメントは、記事の最下部の「編集内容についての説明/コメント」欄に反映される。そして、その記事をウォッチリストに入れているユーザーのウォッチリスト上でも最終編集コメント欄にも反映される。編集履歴を見れば、その記事の編集を行ったリビジョン全ての編集コメントが読める。
なお、入力画面には無制限で書き込むことが可能だが、実際に投稿できるのは128文字目まで。128文字を越えると、「投稿する」を押した投稿確認画面で「編集内容についてのコメントの長さが○○文字で、最大の長さを越えています。128文字に収めてください。」と叱られ、そのままでは記事の投稿が出来ない。
(以前の上限は64文字だったが、2022年7月14日に上限が128文字に変更されたことが発表された[1])
記事を見ている人へのアピールに使われる事もある。
例:詳しい人、追記お願いします。
2008年5月にニコニコ大百科が開設された時点では編集コメントは必須ではなかった。そのため、編集コメントに何も書かないで記事を編集することができ、その際の編集コメントには「(コメントなし)」の表示がされる設定だった。
しかし、編集コメントを書かない編集者も多く、どこが編集されたのか分かりにくいという声が非常に多かった。
2009年6月には編集コメントが必須となり、編集コメントを書かないまま「投稿する」ボタンを押した場合、
という警告文が出て記事編集が完了しないように変更された。
しかし、この時点では編集コメントに1文字でも記入してあれば投稿できたため、「あ」「.」などの一文字コメントが増えることになった。当然のことながら、1文字コメントでは(コメントなし)と状況は全く変わっておらず、どこが編集されたのかわかりにくいままだった。
2011年7月6日に編集コメントの情報量不足対策として、編集コメント内容が1文字のみだった場合
と叱られて記事編集が完了しないように変更された。
しかし、それでも「ああ」「..」などの意味を持たない編集コメントが多く、要望掲示板などで編集コメント周りの要望が出続けていた。
少なくとも「何をどうしたのか」まで書いてほしいです。(関連項目を追加、概要を微修正 等) リビジョンが比較しやすくなります。
と追加された。この記事の下部に記述されているような不適切な編集コメントが後を絶たない事への対策と思われる。
また編集コメント欄に「修正」「編集」のみ入力して詳細を書いていない場合はそれぞれ、
編集内容についてのコメントが不適切です。何を修正したのか書いてください。
編集内容についてのコメントが不適切です。何を編集したのか書いてください。
と表示されるようになった。
こらー!編集内容についてのコメントが適当すぎです。
という運営からの怒りのメッセージが表示されるようになった。
このメッセージは同じ文字の羅列(ああああああ)等が編集者コメントであった場合に表示される。
編集コメントにネタを仕込むのはいいが、その場合でも、必ず最低限編集者同士の連絡欄としてどのような編集を行ったのか他人にもよくわかる形で記述することが推奨されるようになった。
ユーザ記事においては編集コメントを空欄のまま編集すると規制されるものの、上記のような一文字コメントや同じ文字の羅列、編集・修正等の編集コメントは規制されることはない。ユーザ記事である上、運営からの規制もゆるめに設定されているからといって暴言等の閲覧者や運営にとって不愉快なコメントは当然避けるべきである。
「おk」 「(´・ω・`)」 等、あげればキリが無い。わざわざ「(コメントなし)」と入れている場合も。
具体的な編集内容に踏み込まない編集コメントは、他の編集者に編集の意図を伝える役割を果たしておらず、不適切と思われる。
上記で不適切な編集コメント例を解説しているが、それ以外に以下のような悪質な編集コメントがある。
これらが編集コメントに書かれていることが発覚し運営の知ることとなった場合、その編集者はより厳しい処分を受ける可能性が高い。編集コメントをこのようなことに利用しないこと。
しかし、リビジョン削除されても編集コメントは削除されないことが多いため、編集履歴を閲覧した人が不快な思いをすることも少なくない。もっとも、あまりにひどい編集コメントはリビジョンと同時に削除の対象となる。
編集コメントは編集内容の要約であり、通常は編集自体よりも情報が少ない。従って編集コメントだけでは何が変わったかわからない場合が出てくる。そういった場合は、編集履歴から「選択したリビジョン同士を比較する」ボタンを押して、差分を確認すると変更された部分が抽出され、効率よく変更内容を確認することができる。
なお、リビジョン同士が編集履歴のページの境界をまたぐ場合は、ボタンを押して比較することができないが、差分のページのURLに含まれるリビジョン番号部分を書き換えることで比較が可能である。
10年を超える歴史を持つニコニコ大百科では、30件ごとにページわけされた編集履歴が数ページ以上、ときには(一覧系のページなどで)数十ページに渡ることがあり、編集コメントがあったとしてもいつ変更が起きたかを調べるのが難しい場合がある。
そういった場合の解決に二分探索を用いる方法がある。詳細は長くなるので以下を参照のこと。
→ 二分探索
調べたい箇所で追加と削除が繰り返されている場合この方法では不正確になるが、それでも追加もしくは削除が行われた境界を少なくとも一つは取得することができる。また、追加と削除が繰り返される場面というのは編集合戦ということであり、たいていは編集コメントに「差し戻し」などの文言が入っていて見ればわかるようになっている(編集合戦になっていることが分からないような編集コメントなら、対立する相手が通報するはず)。
これで全ての場合がカバーできるわけではないが、調べるのが大変な時は少し工夫すれば手間を減らすことができるかもしれない。
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最終更新:2024/11/15(金) 13:00
最終更新:2024/11/15(金) 13:00
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