美ヶ原高原美術館とは (ウツクシガハラコウゲンビジュツカンとは) [単語記事]

美ヶ原高原美術館とは、長野県上田市武石上本入美ヶ原高原にある美術館である。

概要

美ヶ原高原美術館

神奈川県足柄下郡箱根町にある「箱根・彫刻の森美術館」の姉妹館として昭和56年（1981年）6月より開館した彫刻作品を中心に展示する野外美術館。運営・管理は公益財団法人彫刻の森芸術文化財団である。

標高約2,000メートル程の八ヶ岳中信高原国定公園の北東部に位置し、およそ130000平方メートルという広大な敷地にある「野外展示場」には世界各国の彫刻家による約350点あまりの具象・抽象現代彫刻作品が常設展示されている。また、周囲には200種類もの高山植物が咲き誇っている。

ビーナスの城
- ミロのヴィーナスなど計8体の大理石像（模刻）が展示されている。屋上からは館内や北アルプスをはじめとする雄大な山並みなど360度眺望できる。
ギャラリーⅠ・ギャラリー Ⅱ
- 絵画などの所蔵作品や小学生・中学生を対象とした「子供たちの彫刻コンクール」作品が展示されている。
こども美術館
- 小学生以下の子供が自由に遊ぶことのできる遊戯彫刻が展示されている。

開館時間は午前9時から午後5時まで（入館午後4時半まで）。休館日は11月中旬から4月下旬と長く、これは経路であるビーナスラインの一部および美ヶ原公園西内線が通行止めになるためである。

入館料は以下の表の通り（全館共通で消費税込）。