言葉は刃物ぞ。気を付けて使え。 単語

コトバハハモノゾキヲツケテツカエ

1.1千文字の記事

「言葉は刃物ぞ。気を付けて使え。」とは、NHK大河ドラマ麒麟がくる」に登場する台詞である。

概要

発言までの経緯

麒麟がくる第13話「帰蝶のはかりごと」にて登場した斎藤道三(演:本木)の台詞。この回では、斎藤道三美濃の守護である土岐頼芸の対立、及びそれを取り巻く明智一族や他の国衆の様子と土岐頼芸の放逐に至るまでの経緯、尾織田信秀死後に督を引き継いだ織田信長とこれに反旗を翻した臣や一部の織田一族の様子と斎藤道三織田信長の初対面の様子を描いている。

その中で斎藤道三長男である斎藤高政(演:伊藤英明)は、土岐頼芸に付くためにへ向かったが、その土岐頼芸は何者かに飼っていたを荒らされ、心身を喪失。そのまま美濃から近江六角氏を頼って出ていくのであった。
これについて謀略したのは父親である三であると悟り、これに昂した高政はすぐさま稲葉に戻り、三と深芳野(演:南果歩)がいる部屋に乗り込んだ。

この時の高政と三との会話で飛び出したのが、本記事のセリフである。

高政「(ふすまをバンっと開いて怒った顔で)上!」

三「(人払いをして)・・・まあいい。」

高政「私は・・・!」

三「山へ行ったそうだな。しかし方様はさっさと逃げて行かれた。行き先は近江六角殿の所と聞いておる。そなたは、『置き去りにされた哀れな忠義者』か。」

高政「そうさせたのは・・・お前ではないか!!!!」

三「お前?・・・言葉は刃物ぞ。気を付けて使え。

高政「申し訳ござりませぬ。『置き去りにされた忠義者』ゆえ、正気を失うておりまする!」

このあと、高政は自身の父親であるかという問題を引き合いに出していがみ合い、深芳野がなだめるも決裂。三に勘当されてしまうのであった。

放送後の反響

第13回放送後、三が言い放った台詞が今のネット社会誹謗中傷・暴言に対して啓発できる言葉であるとして、twitterなどで反を呼んでおり、セリフを言った場面の写真をリプライ用の画像として使うものも現れている。

なお、ニコニコ大百科でも掲示板でその場面に遭遇することが多いため、その時はこの三のセリフを使ってみてほしい。

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