重曹ちゃんとは (ジュウソウチャンとは) [単語記事]

重曹ちゃんとは、

カネヨ石鹸株式会社が販売している、お掃除・臭い取り用の重曹製品
漫画作品『【推しの子】』に登場するキャラクター「有馬かな」の愛称

である。

本記事では上記の1.について主に記載しつつ、コラボ製品関連の説明として2.についても触れる。

概要

クレンザー・石鹸・洗剤などのメーカーである「カネヨ石鹸株式会社」が販売している、洗浄・研磨・脱臭用の粉末粒子状の重曹（重炭酸ソーダ）である。

お掃除用の重曹の用途や使用時の注意点の詳細は「重曹」の記事に詳しく記載があるので、そちらを参照されたい。

2023年 5月27日現在、カネヨ石鹸の公式ショッピングサイトに掲載されている製品形態は以下の4種類。

重曹ちゃん本体　基本の500gボトル製品。
重曹ちゃんSP 500g　詰め替え用のスタンドパック製品。上記の500gボトルに詰め替えて使用する。「SP」は「スタンドパック」の略か。
重曹ちゃん 1kg　上記の500gより中身が2倍入っている製品。容量当たりの価格が少しお得。計量用スプーンが同梱されている。
重曹ちゃん特大4kg　特大サイズの製品。容量当たりの価格は最もお得。計量用スプーンが同梱されている。

「ちゃん」のついた可愛らしいイメージの名称だが、カネヨ石鹸はほかにも「クエン酸くん」といった類似の名前のお掃除用商品を販売している。

この「重曹ちゃん」が他社のお掃除用重曹と異なる特徴としては、重曹粉末の粒子が大きめに作ってあること。重曹の粒子は水に溶けやすいので、あえて大粒にして溶けづらくすることで、研磨剤として使用するときに粒が残りやすく汚れが落ちやすいという効果を持たせているそう。ちなみに重曹の粒子は柔らかいので、その粒子で研磨してもお掃除の対象物にキズは付きにくいそうだ（対象物の材質により限度はあると思われるが）。

その粒子の大きさのためか、「他のメーカーの製品よりも、開封後も固まりづらい」点を優れている点として挙げる購入者もいるようだ。湿気を吸って塊になってしまい砕いてから使うのに苦労する他社製品もあるらしい。本製品も全く固まらないわけではないが、簡単に解せるそう。

逆に、粒子が大きめのせいなのか、「洗濯時の消臭剤・漂白剤代わりに使用した際には溶け切らずに残ってしまった、粒子の細かい他社メーカーの重曹ならば問題なかった」といった声もあるようだ。そのためか、カネヨ石鹸公式としては本製品の紹介文において「洗濯時に洗濯機に入れる」と言った使用法は記載していないよう。

『【推しの子】』コラボ製品

冒頭でも述べたように、「重曹ちゃん」という言葉は漫画作品『【推しの子】』に登場するキャラクター「有馬かな」の愛称としても用いられている。

元々は本製品とは直接の関連はなく、この「有馬かな」が幼いころに「10秒で泣ける天才子役」として有名だったところ、

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 https://twitter.com/anime_oshinoko/status/1646090784792543232

そのフレーズについてうろ覚えだった同作登場人物「星野ルビー」が「重曹を舐める天才子役」と間違って口に出した……というシーンがあったことに由来する。

イメージ映像：

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MEMちょ「じゃあ子役の頃二人は会ってるんだ？」

ルビー「小さい頃に現場でね　実質幼馴染だよね」
かな「違うわよ　ホントにこの子小さい頃から私に失礼で　久々に会った時も…」

ルビー「重曹を舐める天才子役」
かな「十秒で泣ける天才子役」

かな「それやめろ!!　最近 重曹ちゃんの本名なんだっけ とか言われるようになって来てるんだから！」
MEMちょ「あははは」