金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会 単語

キンシュウキギョクリュウキコウコウジュウケンドウタイカイ

1.4千文字の記事

金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会とは、西日本新聞社と九州柔道協会、九州剣道連盟が開催する高校生柔道剣道の大会「金鷲旗高校柔道大会」「玉竜旗高校剣道大会」の総称である。

概要

毎年7月頃に福岡県福岡市内で開催されるオープントーナメント方式のスポーツ大会のひとつ。1916年から開催されている。
選抜・インターハイと並ぶ、高校柔道剣道の3大大会。しく民放でテレビ放送される。そのため、高校柔道剣道界隈からは「福岡」と呼ばれる。
開催当初は福岡県内の高等学校のみが参加対で、その後九州地方全県、中国地方四国地方の一部県に拡大。そして1970年代には男子部門が、1990年代には女子部門も全都道府県高等学校が対となった。

参加ルール

2021年のネット上でのバズり

2020年2021年大会は新型コロナウイルスの感染拡大のにより中止となった。その告知催者の西日本新聞2021年3月24日発行の面にも掲載されることとなったが、その見出しがネット上でバズってしまうこととなった。

金玉中止

この文字面を飾ったのだ。

金玉中止、思い複雑 「開催の議論もっと必要」「理してできない」

抜き勝負の団体戦で大旗を争う金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会が2年連続で中止となった。2019年には、第93回の金鷲旗に男女延べ482校、第92回の玉竜旗には同904校が参加。選手や導者、保護者、観客ら大会期間中の総入場者は約13万1700人だった。大規模な大会で全からの移動や会場内での新型コロナウイルス感染のリスクを拭えず、苦渋の決断につながった。

 
大会関係者や各校の導者からは複雑な思いが聞かれた。九州柔道協会の藤田会長は「リスクは分かるが、どうすればできるかという議論はもっと必要だった」と摘。「2年連続の中止は選手に気の毒。(大会を一度も経験できない期が出る)3年連続は避けたい。来年に向け、最悪の場合でもこういう形で開くというものをく示す必要がある」と語った。

九州剣道連盟の青柳会長は「中止は残念だが、理して開催はできないのかもしれない。来年はぜひやってもらいたいし、開催できるように準備してもらいたい」と話した。

柔道男子で11度の優勝を誇る国士東京)の岩渕監督は「全選手権(19、20日=東京)をやれたので金鷲旗も開けると思っていた」と残念がり「歴史がある大会。2年連続の中止で選手の思いが薄れるのが心配」と案じた。剣道女子を8度制した中村学園女子福岡)の岩城監督は「楽しみにしていた子どもたちにとっては残念だが、仕方がない。一つ一つの大会に向けて集中するしかない」とを絞り出した。

実際の新聞紙の画像↓ なんとかならなかったのか。

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最終更新:2025/12/21(日) 09:00

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