阿部ダンサーズとは、ヤマジュン著の漫画「くそみそテクニック」の登場人物・阿部高和をモチーフにしたCGキャラクターである。
阿部ダンサーズがはじめてニコニコ動画に登場したのは2007年9月、阿部ダンサーズ超監督氏により、いさじ氏の歌う「バラライカ」のイメージキャラクターとして産声を上げた。
そのキモカッコイイ独特のダンスが見事なまでに曲にマッチし、今では再生200万ヒットを超える名物キャラクターにまで成長した。
その後、実写で踊るためのダンス練習動画(3人変態・4人変態)や、既存のダンス動画を二次加工して様々な楽曲に合わせて振り付けをさせた動画が数多く公開されるようになった。「アイドルマスター」のような高価なソフトがなくても、フリーの動画加工ソフトで誰でも自由自在にダンスの振り付けを楽しめるという手軽さが受け、愛好家は現在でも続々増えつつある。これからも更なるダンス動画の傑作が続々と誕生することであろう。
なお、あくまでも阿部高和をモチーフにしたキャラクターなので、「安部ダンサーズ」「安倍ダンサーズ」などは誤りで、「阿部ダンサーズ」という表記が正しい。
漫画「くそみそテクニック」の中での阿部高和は青いつなぎの衣装を着用しているが、阿部ダンサーズはより過激なダンスに耐えうるように、Tシャツ・短パンという踊りやすい衣装となっている。
Tシャツには♂・♀マークを象ったロゴマークと、英語で「UHO! GOOD GUY」「YARANAIKA」とプリントしてあり、シンプルながらもカジュアル性・いい男ぶりをアピールしている。
主に以下の3種類に分類される。これらを部分的に色々組合わせたり、逆再生・テンポ調整なども絡めると、ダンスの表現の幅が大きく広がってくるだろう。
最もオーソドックスな基本形。
3人のダンサーで、大相撲・千秋楽の三役そろい踏みにあやかり、扇型の立ち位置にて踊る。常に正三角形の距離を保つのが特徴。
円陣を組んだ応用形。
こちらは4人で前後左右一人づつ、つねに対面向かい合った状態で踊る。4人の立ち位置・距離は円の軌道上で常に正方形となっている。元々はダンス練習用動画として、正面からでは分かりにくい部分を研究するために公開されたものだが、そのあまりの怪しさに「盆踊りバージョン」「悪魔召喚の陣」とも呼ばれている。
基本的な踊り・音楽が全く異なる阿部ダンサーズの原種。こちらも阿部ダンサーズ超監督氏による動画で、ここから阿部ダンサーズが誕生した。
こちらは前述とは全く異なり、ひたすら相手を魅惑するためのダンスである。情熱的な赤のTシャツが特徴。このダンスは単独で振り付けに使われることはほとんどななく、振り付けの部分的なアクセントとして使われている。
のちにこの振り付けを元にして、「バラライカ PV いさじ with 阿部ダンサーズ」の振り付けが完成した。
Tシャツには主に黄緑・赤があるが、ニコニコ動画1周年記念の際には特別に、ニコニコのキャラクターをあしらった「白Tシャツバージョン」が公開されている。
コレまでの阿部ダンサーズはiDanceで用意されたのデータを踊ることしかできなかった。これはある意味、阿部ダンサーズの振り付けが制限されてるということである。
今までに見たことのないステージで見たことのない踊りを踊る阿部ダンサーズ。
これは、有志により3Dモデル化された阿部ダンサーズをMikuMikuDance上で動作させたものである。
自由への翼を手に入れた阿部ダンサーズ。彼等はもしかしたらこれまで以上の活躍を見せるのかもしれない。
ここでは2007年までの代表的なもののみ掲載。詳しくは「阿部ダンサーズ」でタグ検索。
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最終更新:2024/05/27(月) 08:00
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