鹿目詢子とは (カナメジュンコとは) [単語記事]

概要

鹿目まどかの母親で、バリバリのキャリアウーマン。劇中の台詞から、かなりの重役に就いていると思われる。

豪放磊落な性格でかなりの酒豪。まどかが成長したら、サシで飲み明かすのを夢見ていた。中の人は『ひだまりスケッチ』のヒロさんだが、そのキャラクターや立ち位置は大家さんに近い。

夫の知久とは今でもラブラブの万年新婚夫婦であり、まどか・タツヤ姉弟にも限りない愛情を注ぐ、心優しき母親である。また、まどかの担任教師である早乙女和子は高校時代からの親友であり、お互いタメ口なことから同い年であると思われる。ちなみに早乙女和子の年齢は小説版だと34歳。ということは、まどかは詢子が20歳の頃に生まれたということになる。鹿目知久・・・恐るべし。

第3話以降、辛い事件が重なって笑みが消えて塞ぎこむ事が多くなったまどかを心配するが、なかなかうまく接することができず、昔からの友人である早乙女和子に悩みを打ち明けていた。ワルプルギスの夜が見滝原町を襲う前夜、一人でワルプルギスの夜に立ち向かう暁美ほむらを助けるために避難所を抜け出そうとしたまどかを呼び止めたが、「友達を助けたい」というまどかの思いを真正面から受け入れ、後押しして送り出す。これが母娘の最後の会話となった。この一連の話は、物語後半の名シーンのひとつであり、魔法少女まどか☆マギカに対する批評家たちからも高く評価されている。
まどかが人を超えた概念となり、詢子自身からはまどかの記憶がほとんど無くなってしまったが、ほむらのリボンに反応したり、まどかという名前に懐かしさを覚えるなど、親子の絆は完全に消えることなく残り続けた。