麻とは、植物またはそれからとれる繊維のことである。いくつか意味がある。
ほかにも人名に麻がある。
漢字として
- 意味
- 旧字は𣑼に従う形。
- アサ、麻糸、麻布、麻に似た植物、ゴマ、喪服、麻の紙、大きな振り太鼓、(唐宋代の)詔書、(痲と通じて)痺れるという意味がある。
- 〔説文解字・巻七(小徐本)〕に「枲(あさ)なり」とある。
- 字形
- 𣑼+广の会意。𣑼は麻皮の繊維の象形。
- 〔説文解字〕に「𣏟と同じ。人の治むる所なり。屋下に在り」とある。广に従う理由については、麻は屋下で紡ぐからとする説、廟中の儀式で使うからという説がある。广は庫の省略とする説もある。
- 一方で金文では广ではなく厂に𣑼の字形となっていることから、説文解字の解釈は誤りで𣑼+厂の形成であるという説もある。
- 音訓
- 音読みはバ(漢音)、マ(呉音)、訓読みは、あさ、お、もふく。名のりに、ぬさ、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。旧字体は新字体に包摂される。
- 部首
- 麻は部首である。冠に置かれ、あさ、あさかんむりと呼ばれる。麻に関する字が属する。
- 声符
- 麻を声符とする漢字に、塺、摩、磨、𦗕、縻、糜、靡、髍、魔、𪎭などがある。
- 語彙
- 麻鞋・麻衣・麻姑・麻索・麻紙・麻雀・麻疹・麻酔・麻痺・麻布・麻沸・麻婆豆腐・麻薬
異体字
互換文字
関連項目