『Doigts de Fatima-ファティマの掌-』とは、BEMANIシリーズに収録されていた楽曲である。
| ジャンル | CELTIC | |||
|---|---|---|---|---|
| アーティスト | Osamu Kubota featuring Sizzle Ohtaka | |||
| BPM | 217 | |||
| 譜面難易度 | NORMAL | HYPER | ANOTHER | |
| シングル(SP) | 2 | 3 | 4 | |
| ダブル(DP) | 2 | 3 | 4 | |
作曲は久保田修で、シンガーに知る人ぞ知る個性派シンガー・おおたか静流を起用している。
久保田節全開のメロディをおおたかの声が乗っかるから怪しさと妖しさ、それと美しさが見事に同居した不思議な楽曲に仕上がっている。おおたかのボーカル自体は夏に収録しており、後は東欧、北欧、フランスと旅をしながらディティールを仕上げていったという。
当時、低難易度に設定されていたがBPMがまさかの217という高速楽曲であるため、初心者は冗談抜きでスピードに注意すべき曲であった。
ファティマについては本来、曖昧さ回避記事にて書くべきだが、楽曲に関わる事項なのでこちらでも記述する。
ファティマとはイスラム教の開祖であるムハンマドの娘にしてイスラム教徒にとっての理想の女性像とされる人物である。生前の彼女は率先して貧しい人や病人に手を差し伸べる、心優しい人物であったという。彼女にはハッサンとフッサインという双子を生むが、その彼らが戦地に赴く朝に見送る際、両手にヘンナを施し、ヘンナがまだ乾かないその手で息子たちの肩を抱いて見送った。その為か、双子は無事に戦地から帰還したという。このことから、イスラム教徒は彼女の掌を模した魔よけを作るようになったという。
久保田はこの掌をトズールの「星の王子様」というレストランで目にし、「その大きな掌(てのひら)に、心の中がすべて見透かされているような想いを抱いた」とコメントしている。そして、おおたかとのコラボが決定した際、すでにタイトルは現在のものにすると決めていたという。
ちなみに、BEMANIでは後にpop'n music 16 PARTY♪にて収録された伊藤賢治の楽曲「スパニッシュバラッド/Dance to Blue」の担当キャラとして同じく「ファティマ」を名前に冠する詩人が登場しているが、名前以外特に関係が無いようだ。
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最終更新:2025/12/11(木) 12:00
最終更新:2025/12/11(木) 11:00
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