koboとは、
本項では1について記載する。
koboは元々カナダに本社を置く電子書籍事業を運営する会社だったのだが、2011年11月に楽天が買収
。2012年7月19日に国内で電子書籍サイト「楽天kobo」をスタートし、同時に電子書籍用端末「Kobo Touch」も発売した。しかしサービス開始直後から端末の不具合
、日本語書籍数の水増し
など、トラブルを抱えてのスタートとなった。
なお、楽天は元々「Raboo」という電子書籍サービスを展開していたが、こちらは2013年3月末でサービスを終了した。(→ Rabooサービス終了のお知らせ
)
AmazonのKindleと並び、国内で電子書籍専用端末を販売している数少ないストアの一つである(ソニーのReaderやBookLive!のLideoは既に販売を終了している)。海外でも多くの国で展開しており、北米と欧州市場から撤退したソニーReader Storeや、英国から撤退したTesco blinkbox Booksの顧客を引き継いでいる。
サービス開始以来、書籍を扱うストアは電子書籍の楽天koboと紙書籍の楽天ブックスに分かれていたが、2014年9月にこれを楽天ブックスへ統合した。
国内で販売された端末は以下のとおり(2024年10月現在)。現行機種には★を、カラー対応機種には◇をつけている。
Kindleと比較すると、多くの端末でmicroSDを使えるのが強みで(Kobo Glo HD以降は非対応のものが多い)、5インチから7インチを超えるものまで画面サイズにバリエーションがある。また、EPUBやPDF、CBZ、MOBI、画像ファイルなどをそのまま開くことができ、自炊用途では人気がある。
また、2024年5月にはKindleに先駆けてカラー対応機種を販売した。(ただしE-ink画面の特性により液晶画面などより彩度が落ちる点は留意。)
Koboストア専用アプリはインストールされているが、Google Playストア対応の普通のAndroid端末。2018年にサポートを終了している。
GoogleでKoboと検索すると「サービス終了 なぜ」という候補が出るが少なくとも2024年10月現在までサービスは中断せず継続している。このデマが流れた理由は諸説あるが、Google Playの仕様変更によりKoboのアプリから電子書籍の購入ができなくなった(ブラウザのKobo公式サイトからは購入可能)ことからKobo自体が終了したと勘違いされた説が有力である。2024年前半に広く流布したようだが、上記カラー端末の発売後はデマは少なくなっている。
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最終更新:2025/12/25(木) 20:00
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