Radio Ga Ga(レディオ・ガ・ガ)とは、イギリスのロックバンドQUEENの楽曲である。
1984年発売のアルバム「The Works」収録のシングルで、本国で初登場2位になりその他の国で初登場1位となったヒット曲である。
作詞作曲はドラムのロジャー・テイラーで、彼の息子がラジオを聴くたびに「ラジオ カカ カカ」と声を発することが曲作りのきっかけとなった。
この曲以前はQUEENの中でも特にハードロック色の強い楽曲を作っていたため目立ったヒット曲に恵まれていなかったが、この曲の期間のあたりにポップ路線にアプローチをかけた結果大ヒットした。これにより個人名クレジットによって著作権収入でもめていたバンドのトラブルも曲作りで対等となった結果全員クレジットが実現することとなった。
プロモーションビデオにおけるエキストラとのこぶしを振り上げ手を叩く動作がコンサートにおけるハイライトとなっている。
レディー・ガガの名前はこの曲が元となっている。ガガ自身もそのパフォーマンスにQUEENが影響していると発言している。
テレビゲーム「Grand Theft Auto」シリーズの2013年9月発売の最新作「GTA5」において、3rdトレイラーやゲーム内のBGMとして用いられ、再び注目を集めている。
初めて演奏を披露したのはライブではなくテレビショーである(※1)。ただし、この時はマイムなので生演奏ではない。 初めてライブで演奏されたのはアルバム発売直後のプロモーション・ツアーであるThe Works Tourの初日、1984年8月24日のベルギー・ブリュッセルである。それからMagic Tourの最終日である1986年8月9日までセットリストから落ちることなく演奏されつづけた(※2)。 中でも印象的なのは1985年7月13日のLIVE AID出演時のパフォーマンであろう(※3)。メンバーの不仲を解消したといわれるオーディエンスの一体感は感涙ものである。MTVの認知度、フレディのカリスマ性、メンバーのフィーリング、・・・奇跡が重なって生まれたパフォーマンスである。 The Works Tourにおいて、この曲の演奏が始まるとステージセットの歯車がグルグルと回る演出があった。おそらくPVを意識したものだろう。もちろん、日本公演でもそのステージセットは披露されている(※4)。 |
PV
・サビの部分の演出が「ファシズムだ」と批判されたこともある。しかし、ライブでは重要なハイライトとなった。たびたび挿入される映画は1927年版の『メトロポリス』(Metropolis)である。
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最終更新:2024/12/21(土) 21:00
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