SCP-6306とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『Happy New Years! Nothing Changed! (あけましておめでとう! 何一つ変わってません!)』。
| SCP-6306 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Neutralized |
| 著者 | winkwonkboi |
| 作成日 | 2022年1月2日 |
| タグ | on-guard-43 ウェトル博士 文書 炎 |
| リンク | SCP-6306 |
| SCPテンプレート | |
SCP-6306は非異常のA4のコピー用紙である。非異常なのになんでSCPオブジェクトに認定されているのかというと、このコピー用紙は、もともと非異常のくせに無力化してしまったからである。
このコピー用紙のもともとの所有者はウェトル博士。防犯カメラに写った映像では、博士は、2021年12月31日の夜に新年の抱負をこのコピー用紙に記載して、ニッコリ笑ってこれを持ったままマグカップのコーヒーを啜る。
しかし突如そのコピー用紙は左下隅から炎上。ウェトル博士は突然のことにむせ返り、混乱してそれをデスクに放置して、椅子を蹴り飛ばす。その後コーヒーのシミが白衣についてしまったことに悪態をつくと、床に投げ落としてふん付けたり、消火器を持ってきて鎮火を試みる。
最終的に鎮火に成功したが、あとに残ったコピー用紙の灰は、以下のようなメッセージを構成していた。
どうせできもしねぇくせによ
この頃には翌日、つまり2022年1月1日になっていた。ウェトル博士は、しばらくこれを見つめた後、ほうきとちりとりを持ってきてこれを掃き、ゴミ箱に捨てた。そして当日の休暇を取得した。
なおウェトル博士はこれ以降新年の抱負を書き直そうともしていないらしく、その内容も財団に開示していないため不明であるという。……鎮火されたのは新年の抱負というより、それを達成しようと燃えるウェトル博士の心だったのかもしれない。
このオブジェクトは『ブライトの挑戦』に向けて投稿されたもの。これはAdminBright氏が提案した投稿チャレンジで、サンドボックス等に下書きを残さず、批評を受けずに24時間以内にSCP記事を作成するというチャレンジである。
また、ウェトル博士はこのオブジェクトの他にもSCP-7000などにも登場する。特にSCP-7000ではウェトル博士のとある側面が明らかとなる。
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最終更新:2025/12/18(木) 03:00
最終更新:2025/12/18(木) 02:00
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