TAIDADAとは、ずっと真夜中でいいのに。の楽曲であり、テレビアニメ『ダンダダン』のエンディング主題歌である。
作詞・作曲:ACAね / 編曲:煮ル果実・100回嘔吐・ZTMY
ずっと真夜中でいいのに。の2024年10月23日に発売された5thミニアルバム『虚仮の一念海馬に託す』に収録。テレビアニメ初回放送日である2024年10月4日に先行配信されている。
曲名の「TAIDADA」は、「怠惰だ」をローマ字表記にしたもの。ボーカルのACAねは「もっと一緒に練っていきたいし戦ったりしたいし、だるいこともほっとけないし、疲労感で眠れるような、美味しいカレーに弱るような、四畳半のしあわせ、みたいな曲をきっかけに作ってみました」と語っている。
実際歌詞の中にも「怠惰だ」というワードが入っている。疾走感と重低音によって幻想的なサウンドとオカルト的な雰囲気を融合させた楽曲に仕上がっており、作品の怪奇で独自な世界観とリンクしたものとなっている。全体的にノリが良く、キャッチーなメロディで視聴者の耳に残りやすい。ただし、ACAねがスピーディーなまま高音域で歌っていることからカラオケなどでの難易度は高い。
ACAねは楽曲のオファーを受ける前から『ダンダダン』の原作を読んでいたことを公言しており、楽曲の制作にも作品を意識している。
楽曲のオファーを受けた際にオカルンとモモの掛け合いを意識して作って欲しいとオーダーされており、アニメ5話で二人が公舎でお互いを探し合っている場面をイメージしながらAメロと歌詞を考えたという。サビのところで曲を加速させることで自分を鼓舞して奮い立たせて戦うことを意識して作っている。
サビ前のギターのリフは、アレンジを担当した煮ル果実のアイディアで、ピンク・レディーの『UFO』をヒントにすることでオカルトっぽい要素を取り入れている。
歌詞は1番のAメロはオカルン、2番のAメロはモモを意識しており、サビでは戦いを通じての二人の想いを描いている。また、歌詞には作中での変身したオカルンの決めゼリフともいえる「萎えるぜ」が入っており、他にも作中の出来事を連想させるワードや言葉遊びも含まれている。
また、アニメのED映像が作品のマスコットキャラクターである招き猫姿のターボババアが前面にフィーチャーされており、ノリノリで愛嬌たっぷりに描かれている様子は本曲の曲調にマッチしたものとなっている。さらには単行本の巻末ページでの捨て猫とのエピソードが描かれており、どこかほのぼのしたものになっている。そういった背景から一部のファンからは「ターボババアのテーマ」とも呼ばれているとか、いないとか。
アニメで監督を務めた山代風我は「(Creepy Nutsによる)オープニングがマクロで広い世界観であるなら、エンディングはミクロでその世界に生きているキャラクターたちのように感じる」と評している。
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最終更新:2025/12/25(木) 07:00
最終更新:2025/12/25(木) 06:00
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