WEA型メダロット

WEA型メダロットとは、メダロットの規格を用いた兵器の一群である。

概要

WEA-00『ビーストマスター』を祖とする射撃型メダロット。ほとんどの機体の開発にロボロボ団が関わっている。

コンセプトは『大火力砲の搭載』で徹底しており、ほとんどの機体はとてつもない破壊力を有する反面極めてアンバランスで扱いにくい機体となっている。

機体一覧

WEA-00　ビーストマスター

初出はゲーム『1』。1のラスボスにして「獣の王」の異名をとるWEA型の祖。

表情の伺えないゴーグル状の顔と牙を剥いた巨大な顎を備えた頭部、細身なボディに対して不釣り合いな重火器を備えた両腕、無数のコードが絡み合う脚部と、その異様なフォルムはメダロットの中でも際立っている。
脚部はゲーム『7』以降でデザインが変更され、固定された四角い枠の中からコードで繋がれたビーストマスターの上半身が生えるデザインとなり、格闘戦を行う際や攻撃を回避する際には腰から上だけが動くようになった。
最も古い機体ではあるが、兵器の破壊力に関しては他のWEA型を上回るように設定されていることが多い。

なお、ゲームクリア前に店売りされているおちゃめさんなラスボスでもある。さすがに『パーフェクトエディション』では修整された。

漫画『1』での常軌を逸した破壊力やブラックメイルを捕食するシーンのインパクトから、今でも人気の高い機体である。

WEA-01　ゴッドエンペラー

初出はゲーム『2』。2のラスボスにして「神帝」の異名をとるみんなのトラウマ。
メタビー、ロクショウと並ぶ登場回数を誇るメダロットの裏の主役。

詳細はゴッドエンペラーの記事を参照。

WEA-02　イマジンカイザー

初出はゲーム『navi』。上下方向に長い。
本編クリア後に特定のポイントを調べることでパーツを手に入れることができる機体。
とんでもなく扱いにくいnavi版ゴッドエンペラーに比べ、性能はデチューンされているものの非常に扱いやすい機体に仕上がっている。

漫画『navi』では「獣王」のコードネームで登場。月へと向かうisocaの前に最後の関門として立ちふさがる。

デュオカイザー

初出はゲーム『真型』。ビーストマスターに相当する機体で機体性能は『メダロット弐core』版ゴッドエンペラーの調整版。
しかし大きな相違点として、なんと女型になっており、それ故真型の機体・パーツ間のバランスは大きく変動している。

WEA-03-P1　シサク１ゴウ

初出はゲーム『8』。ロボロボ団が開発した兵器型メダロット試作１号機。
「とりあえず頑丈にして大口径砲をたくさん載せれば強いだろう」という安直極まりないコンセプトで開発された機体だが、その発想は的外れではなくその火力、装甲は脅威。

WEA-03-P2　シサク2ゴウ

初出はゲーム『8』。ロボロボ団が開発した兵器型メダロット試作2号機。
軍用技術をパクってきたことでバージョンアップが行われ、両腕の武装を両肩に移動させ、脚部には対トラップ用マニピュレーターが追加された。

WEA-03-P3　シサク3ゴウ

初出はゲーム『8』。ロボロボ団が開発した兵器型メダロット試作3号機。
さらに機体が大型化し、脚部も戦車タイプから多脚タイプへと変更され、いよいよ完成形に近づいてきた。

WEA-03　デスプロビデンス

初出はゲーム『8』。ロボロボ団が開発した兵器型メダロットの完成形。最終的にはゴッドエンペラーの発展型というべき巨大兵器となった。
試作を繰り返してようやく完成しただけあり、絶大な火力と装甲を誇っている。

ゲーム『9』ではコニシマインの愛機「タイタニア」として登場。そのいかつい外見に反して気さくで明るい性格の紳士なのだが、
セリフが全て鏡文字のひらがななので、大変読みにくい。

類似機体

GRA-04　びーすとだすたー

初出はゲーム『9』。獣の王と称される兵器型メダロット･･･のスクラップ。
ビーストマスターにそっくりだがよく見ると別のメダロットのパーツで補修している頭部、ゴッドエンペラーに似ているけど左右反転した腕部、こじんまりとした箱に収まった脚部で構成されている。
見た目はガラクタかつパチモンめいているのだが、機体性能そのものは本物にも引けを取らない。しかし脚部が曲者でその辺に落ちていた箱で代用したものであり、上半身の重量を支えることができず、純正で組んだ場合本来の性能はまったく発揮されない。

ちなみに両腕が左右反転している事を活かし、ゴッドエンペラーと組み合わせればnavi版ゴッドエンペラーが再現できる。

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関連項目

• メダロット
• シャコ