yukktalk(ゆっくとーく)とは、ズーズ氏が開発したウィンドウズ用ゆっくり実況お助けマクロ(ソフト)である。
簡単に言えば、「ゆっくり音声を作成すると同時に字幕を作成する環境」である。
あらかじめ音声ファイル作成ソフトの『棒読みちゃん』、動画編集ソフトの『AviUtl』のインストールが必要だが、いずれもフリーソフト環境での利用によって運用可能な作りになっている。
※既に開発は終了しており、yukktalkの機能はnicotalkに統合されている。
ゆっくり(棒読みちゃん)に読ませる台本、および字幕を作成する。
Excelのマクロシートを利用し、登場キャラを管理しながら台本を作成できるようになっている。
また、Excelを使わなくてもテキストエディタでの直接編集による台本の作成は可能である。
Ver.4aからExcel用(MSOffice)とCalc用(OpenOffice)が用意された。(それ以前はExcel用のみ)
Step1で作成した台本を棒読みちゃんに読み込ませ、自動的に音声ファイルを作成する。
このときフォルダに字幕用の台本も纏めて保存される。
事前準備:① 棒読みちゃんをインストールしておく。 ② 設定ファイルにファイルパスを入力する。
Step1、2で作成した台本と音声をAviUtlに自動入力し、音声と字幕をセットアップする。
事前準備:① AviUtlをインストールしておく。 ② 設定ファイルにファイルパスを入力する。
※AviUtlのインストールについてはこの動画などを参考にしよう。※年ごとに更新されているので注意
以上。
工程上は3Stepだが、実用的には必要なソフトさえインストールさえしてしまえば、
台本を作成したらあとはダブルクリック2回ですべてすんでしまう。
電子妖精ゆっくりラジオ日記氏による紹介・導入講座の動画を参考にしよう。
yukktalkは機能追加も多く、特にstep3講座は有用な機能にも多く触れられているので既に導入済みのユーザー諸氏もチェックをおすすめしたい。
yukktalkの特徴的な機能としてキャラクターの表示機能がある。
これは動画上にキャラチップを配置し声と同期させながら編集しやすくしたもの。
ver.2x以降は口パクがゆっくりボイスと同期して動くようになっている。
構成は簡単で、透過pngファイルを編集できるソフトがあれば素材を作れるようになっている。
vocatalk&yukktalk配布所でゆっくりキャラや初音ミクなどのキャラ素材が公開されている。
キャラクターファイル | 表情管理 | aviutl上のレイヤ処理 | 口パクの仕方 | |
Ver.1x | avi(目パチ、口パク動画) + png(表情) |
step1内 | 表情毎にレイヤ別 | 動画のまま |
Ver.2x | 全てpng |
step3内 |
カスタムオブジェクトで統一 |
声に合わせて |
Ver.3x | ||||
Ver.4x | ||||
Ver.5x |
vocatalk&yukktalk配布所にてキャラ素材が公開されている。
なお、ゆっくり素材を数多く提供しているきつね氏のブロマガで素材構成の詳しい解説がされているので、自作したり素材の進んだ使い方をしたい方にオススメ。
・きつね氏のブロマガ「じさくみちコーナー」
ボカロとUTAUとゆっくり、それにCeVIOまでも同時に扱えるnicotalkという姉妹ソフトが同時開発中である。
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最終更新:2024/12/01(日) 08:00
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