金山総合駅とは (カナヤマソウゴウエキとは) [単語記事]

金山総合駅とは、愛知県名古屋市熱田区に所在する名古屋市所有の施設である。

本項では入居するJR東海・名古屋鉄道・名古屋市交通局の金山駅について記述する。

概要

名古屋第二のターミナル駅で、1日に約43万人が利用する。
元々、金山駅は中央線と地下鉄名城線のみの駅で、東海道線に駅は設置されておらず、名鉄は至近に金山橋駅を持っていた。1989年の世界デザイン博覧会に合わせ、金山橋駅の移転、東海道線ホームの新設、公共通路の整備などでターミナル駅となった。JRはこの金山駅のターミナル駅化に合わせて、東海道線の快速列車の停車駅を、隣の熱田駅から金山駅に変更している。同時に「金山総合駅」の通称も使われるようになる。

駅周辺にはホテルや複合商業施設「アスナル金山」、日本特殊陶業市民会館（名古屋市民会館）などがあり、名古屋の副都心を形成している。

JR線ホームに挟まれる形で名鉄線ホームが存在する。
名鉄線は隣の神宮前駅までが唯一の複々線区間となっており、複々線の外側線は名古屋本線、内側線は常滑線の列車が通る。

■がJR線、■が名鉄線ホームである。
JR線は東海道線・中央線それぞれ1面2線の計2面4線。名鉄線は2面4線となっている。

番線	路線	行き先
■1	CFJR 中央線（下り）	CF中央線：高蔵寺・多治見・中津川方面 ■愛知環状鉄道線直通：瀬戸市・新豊田方面
■2	CFJR 中央線（上り）	名古屋方面
■4・3	名鉄名古屋本線	名古屋本線・豊川線：神宮前・知立・東岡崎・国府・豊橋・豊川稲荷方面西尾線：西尾・吉良吉田方面常滑線・空港線：太田川・常滑・中部国際空港方面河和線・知多新線：知多半田・河和・内海方面
■2・1	名鉄名古屋本線	名古屋本線：名鉄名古屋・名鉄一宮・名鉄岐阜方面犬山線・各務原線：岩倉・犬山・新鵜沼・三柿野方面広見線：新可児方面津島線・尾西線：津島・弥富方面
■3	CAJR東海道線（上り）	CA東海道線：刈谷・岡崎・豊橋方面 CE武豊線：武豊方面
■4	CAJR東海道線（下り）	名古屋・岐阜・大垣方面

路線名	隣の駅（下り方面）	当駅	隣の駅（上り方面）
■CAJR東海道線（特別快速）	名古屋駅	金山駅	刈谷駅
■CAJR東海道線（新快速）			大府駅
■CAJR東海道線（快速・区間快速）			共和駅
■CAJR東海道線（普通）	尾頭橋駅		熱田駅
■CFJR 中央線（快速・普通）	鶴舞駅		名古屋駅
■名鉄名古屋本線（普通以外）	名鉄名古屋駅		神宮前駅
■名鉄名古屋本線（普通）	山王駅		神宮前駅

島式2面4線の地下駅で、内側2線を名港線が、外側2線を名城線が使用している。