ルーイ(ピクミン)とは (ルーイとは) [単語記事]

ルーイ(ピクミン)とは、任天堂から発売された家庭用ゲーム「ピクミン」シリーズに登場するキャラクターである。
(↑画像一番右の人物)

名前の由来は、言うまでも無く緑のあの人である。

概要

身長3cmほどのホコタテ星人。初出は「ピクミン2」で、主人公であるキャプテン・オリマーが勤めている宇宙船を使った貨物の運搬会社「ホコタテ運送」の新米社員(もう一人の主人公)として登場する。

続編の「ピクミン3」にも脇役として登場している。

基本的に大人しく無口だが、実はかなり打算的な性格。

また、後述のルーイメモなどからも分かるとおり、かなり食い意地が張っており、ゲテモノだろうと関係なく食す。時にはモラルを逸脱してまで食欲を優先することも。

基本的に他人に対しての関心はなく、オリマーや社長に対しても興味がない（オリマーに至っては顔すらろくに記憶されていない）。唯一ババに対しては育ててもらった(たべものをくれた)恩もあってルーイメモなどでたびたび話題に上がる。

概要で前述したように主人公の一人として登場する。
ピクミン2のストーリーは、彼が仕事中に宇宙ウサギに襲われ、商品である「ゴールデンピクピクニンジン」を食べられてしまい、会社が借金で倒産寸前になったことが発端である。
オリマーが前作で遭難した未知の惑星から持ち出した物質が偶然価値のあるお宝と判明、社長の命によりオリマーと共にその惑星へと飛び立つ。

無事借金を返済すると、ホコタテ星へ帰還することになる…が、ルーイは宇宙船に乗り遅れ、単身未知の惑星に残されてしまう。このルーイの救出がピクミン2の第二の目標となる。ちなみに、ルーイがここで抜けてしまうため、ここからはルーイにかわり社長が操作キャラとなる。

ゲーム終盤、夢の穴という洞窟に向かうと、ルーイは「ヘラクレスオオヨロヒグモ」に連れ去られていたことが判明する。しかし、ルーイはヘラクレスオオヨロヒグモの体を食い進んでおり、逆に、ヘラクロスオオヨロヒグモを完全に支配していた…がなぜか救出に来たオリマー達に襲い掛かる。それらを倒すと大人しくなり「虫の王」というお宝(10ポコ)として無事救出？となる。救出後、特典として原生生物のおいしい食べ方などが乗ったルーイメモというものが手に入る。

ピクミン3では主人公ではないがストーリーの中盤で重要な役として登場する。オリマーと共にピクミン3の舞台であるPNF-404に来ており、タテゴトハチスズメ率いるハチスズメの大群に襲われてしまい、救難信号を発信する。これを受信した主人公のアルフ達は、電波の乱れからかうまく聞き取れず、彼をキャプテン・オリマーと誤解してしまう。後に人違いながら救出されるも、恩を仇で返すとばかりに、隙を突きアルフ達の食料を盗み逃走する。しかし、逃走中に巨大生物・ヌマアラシに襲われ、再びアルフ達に救出してもらうが、今度は縄で縛られ半ば無理やりオリマーの居場所を吐かせられる。

オリマー救出後は、オリマーと共にホコタテ星に帰還するためドレイク号に乗り込んだと思われていたが、アルフのレポートによると船内に姿が見当たらず、またしても行方不明になってしまったらしい。

ピクミン3同様に主人公ではないものの中盤で登場する。ホコタテ運送の社長の命令でオリマーを探しにきたようだが、そんなことよりもPNF-404の原生生物などの味に心を奪われ、オリマー捜しそっちのけで地下や地上を散策している。

ここから先はピクミン2のネタバレになりますのでクリックしてご覧ください。

チャレンジモードを全てクリアすると特典として、とあるムービーが開放される。

←それがこれ

タイトルはルーイの秘密
 ピクミン2のストーリーは、ルーイが宇宙ウサギに襲われゴールデンピクピクニンジンを食べられてしまったことから始まっているが、ムービーによると、なんとゴールデンピクピクニンジンを食べた真犯人はルーイだというのだ。それによってホコタテ運送は危うく倒産しかけ、オリマーは家族と会う時間も無くお宝探しに駆りだされる羽目になったのである。しかもこれは、あくまでルーイの秘密であり、酷い目に合わされたオリマーや社長には真実を知るすべが無いというのだから悩ましい。