パイオニア(MTG)

パイオニアとは、2019年10月に創設されたマジック:ザ・ギャザリングの公式フォーマットである。

概要

カードプールは「ラヴニカへの回帰」以降のエキスパンション、基本セットすべて。使用可能セットのローテーションは行われない。
同様にローテーションが行われないフォーマットであるモダンが「カードプールが広くなりすぎ、スタンダード落ちカードの受け皿としての役割を担えなくなった」として新たに設立された。^[1]
テーブルトップ(紙)とMagic Onlineでプレイ可能。MTG Arenaにおいてはヒストリックがスタン落ちの受け皿フォーマットの役割を担う。

始まったばかりのフォーマットということで、現状その性質はベータテストに近い。
モダン、レガシー等のフォーマットで禁止されているカードが使用可能となっているが、それが及ぼす影響はMagic Onlineでの使用率などのデータに基づいて監視されることになっている。

2019年内は日本時間で毎週火曜日午前に禁止改訂発表が行われ、健全なメタゲームを目指して随時環境をアップデートしていく方針。^[2]

禁止カード

2020年7月13日時点の禁止カードは以下の通り。

発表日	対象カード
2019/10/23(フォーマット開始)	《溢れかえる岸辺》
	《汚染された三角州》
	《血染めのぬかるみ》
	《樹木茂る山麓》
	《吹きさらしの荒野》
2019/11/4	《守護フェリダー》
	《ニッサの誓い》(2020/7/13解除)
	《豊穣の力線》
2019/11/11	《夏の帳》
2019/12/2	《むかしむかし》
	《死者の原野》
	《密輸人の回転翼機》
2019/12/16	《王冠泥棒、オーコ》
	《運命のきずな》
2020/8/3	《真実を覆すもの》
	《隠された手、ケシス》
	《歩行バリスタ》
	《死の国からの脱出》
2021/2/15	《欄干のスパイ》
	《時を解す者、テフェリー》
	《地底街の密告人》
	《自然の怒りのタイタン、ウーロ》
	《荒野の再生》

関連動画

 

関連商品

関連コミュニティ・チャンネル

関連リンク

• 「パイオニア」フォーマット発表 - MTGJP

関連項目

• マジック:ザ・ギャザリング
• スタンダード
• モダン(MTG)
• レガシー(MTG)
• ヴィンテージ
• Pauper

脚注

1. 「パイオニア」フォーマット発表
2. Aaron Forsythe (R&Dディレクター)のTwitter