七浦すばるとは (ナナウラスバルとは) [単語記事]

七浦すばるとは、アニメおよびゲーム『ひみつのアイプリ』の登場人物である。誕生日は6月29日
 CV：小林竜之

姉・おとPのプロデュースで、王子様キャラでかっこいい大人気アイプリとして活動中。でも本当はとってもマイペース。特技はサッカーで、かわいいものを集めるのが趣味。実はカエルが苦手にがてなんだって！

～公式キャラクター紹介より～

私立パラダイス学園に転校してきた中等部1年生！姉・おとPのプロデュースで、王子様キャラでかっこいい大人気アイプリとして活動中。でも本当はとってもマイペース。特技はサッカーで、かわいいものを集めるのが趣味。実はカエルが苦手にがてなんだって！

～公式キャラクター紹介（60話以降）より～

概要

『ひみつのアイプリ』の2年目リング編から初登場したキャラクターで、本作としては初の名前あり男性アイプリ。基本設定にもある通り、アイプリとしては王子様然としたきどったキャラクターだが、これは姉のプロデュースによる設定。本来はややコミュニケーションを苦手とした、物静かなマイペースな少年である。ただし、長身なこともあり、緊張していると不機嫌そうな印象になってしまう。

もともとは姉ともどもパラダイス学園とは別の学校にいたのだが、直前にあった歌が歌えなくなるような何らかのアクシデントで姉から逃げるようにパラダイス学園に転校してきた。青空ひまり・星川みつきの1学年下にあたり、五十嵐じゅりあ、六堂える、八王子ビビと同じ1年A組。八王子ビビの隣の席に収まった。

転校初日に青空ひいろを怖がらせたという誤解で青空ひなたと勝負をし、誤解も解けた結果メインキャラクターと打ち解ける。ひまり・みつきにはすぐにアイプリであることを明かし、今はライブ活動をしなくなり転校に至った経緯を話す。この告白から背中を押したいというひまり・みつきのライブで一念発起し、度胸試しのひなたとのサッカー試合を経て、ライブには復帰するようになった。しかし、声が違うと古くのファンに言われ、バズリウムチェンジにも至らないようだが…

なお、上記経緯から青空ひいろとは特に打ち解けており、彼のかわいいもの好きもひいろには知られている。

残月を照らす陽光

と、自分に黙って勝手に転校してしまったすばるを追いかけ、姉のおとめもあっけなくパラダイス学園に転校してきてしまう。当初はそんな姉を避けていたものの、みつきによって背中を押され、姉に自分が自信をもってアイプリを続けていることを示すためのライブを行う。ここで、しっかり自分の気持ちと、自分の体に起きた変化とも向き合えたことで、すばるはスペースバズリウムチェンジへと至る。かくして、すばるがすっきりした一方、姉のおとめは自分からの一人立ちの宣告だと思いこみ、すっかりふさぎ込む。

とは言え、ライブをやりたいというすばるの意思を尊重しつつも、引き続きすばるへの過保護なバックアップを続けようと空回りするおとめに対し、今度ははっきりとすばるはおとめのプロデュースからの卒業を宣言する。しかし、ショックを受けるおとめに対し、すばるが続ける本当にやりたかったことというのは、かつて通っていたアイプリスクールで、すばるを見て実力不足に悩みアイプリを楽しめなくなっていったおとめとの、デュオ結成だったのだ。

それはかつて、2人で交わした深遠な宇宙のように目が離せなくなるアイプリになるという、一番最初に位置する約束に立ち戻ることであった。口下手ながらもおとめの説得に成功したすばるは、Jumping Rocketを結成してスペースバズリウムチェンジに至った。これまで背中合わせにすらなれなかった姉弟は、改めて気持ちが一緒であることを確認できたのである。2人のアイプリ活動は、ここから新たなるスタートを切るのだろう。