カイネギスとは (カイネギスとは) [単語記事]

ひとつだけ言っておこう。
そなたは生きろ、わしの為にもな。

カイネギスとは、ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡暁の女神の登場人物である。

概要

ガリア王国の国王。クラスは獅子。
頭脳、人格、そして圧倒的なまでの強さ。王に必要な要素を全て兼ね備えた名君。
ラグズでありながらもベオクと共存する道を常に探し求めておりクリミア王とも親密な関係にあった。
過去にアイクの父グレイルを傭兵として雇った縁で親しい間柄でもあった。若い頃は血気盛んで猪突猛進な若造だったらしい。スクリミルという甥がいる。

過去作にも同じ肩書きの王が居たが・・・特に関係はない。

活躍

蒼炎での出番は殆どない。ユニットとして出てくるのは暁からだ。

蒼炎の軌跡

残念な事にユニットとしての登場はない。しかしその強さを示すイベントは数用意されている。
まずは漆黒の騎士がアイクにトドメを刺すシーン。圧倒的な強さを見せた漆黒の騎士だが、剣を振り下ろそうとした瞬間カイネギスの雄叫びが響き渡る。獅子王が近くに居ると悟った漆黒の騎士はアイクを殺さず退散することを決める。この時点でプレイヤーは彼の持つ戦闘力の高さを伺うことが出来た。

アイクらがデインに攻め込む時も、立場上ガリアから動く事の出来ない獅子王の代わりに『影』であるジフカを軍に派遣させてくれる。『影』といえど獅子王とは若い頃からの付き合いで実質ガリアのナンバー２と呼んでもいい程の実力を兼ね備えている。この『影』でデイン国王の力を測り次でナンバー１の国王が確実に仕留める戦略はアシュナードから捨て石と例えられたが、そのジフカの強さからナンバー１であるカイネギスの強さに期待を膨らませた。

暁の女神

とうとう獅子王を自軍ユニットとしての操作が可能に。
期待が高まった分どれだけの実力を見せるか期待位がかかったが、その名に恥じない強さを見せた。
必要なステータスが非常に高く、攻撃力は70を超えるなんて事も。命中に関してはまず外す事もないだろう。
防御も50くらいまで伸び、体力は70を上回る。移動も高く完成されたユニットと言う他ない。

暁の女神では攻撃された時に素手や杖で反撃できるシステムがあり、彼も例外でなく使える。
元の攻撃力が高いので雑魚なら化身前に素手で殴り倒せるくらいのパワーは持っている。
王が兵士を殴り倒す様はFEでは中々にシュールで面白い。

何気に今作最強ボスであるデギンハンザーの逆鱗を受けても死なずにいられる唯一のユニットでもある。
ただし地形効果を使ってギリギリ死なないでいられる程度なので余裕はない。

ジフカ

まずはこの偽者でお前の戦力…測らせてもらうぞ！

獅子王の影。獣牙族の獅子。その名の通り黒い身体をした獅子に化身する。
デイン王の強さを侮れないと判断され、その試金石としてカイネギスから遣わされた。
カイネギスの若い頃から補佐をしており、今でも側近しているという事から強い信頼関係が伺える。
終章にて援軍として呼び出せる。王ではないものの、アシュナードにダメージを与える事が可能。