ドクター・ストレンジ(Doctor Strange)とは、マーベル・コミックに登場するスーパーヒーローである。
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ドクター・ストレンジ(本名:スティーヴン・ヴィンセント・ストレンジ)は超能力や科学技術によって能力を得ている多くのヒーロー達とは違い、超常的な魔術を用いて戦うヒーローである。
ストレンジは最高の魔術師をソーサラー・スプリームの称号を持つ魔術師でその能力は多岐に渡る。例としては
など。他にも占星術や格闘術などを習得している。
またストレンジは人生経験が豊富で、多くのヒーロー達の相談相手となっており、彼らが様々な困難に直面した際には彼らを導く存在として頼りにされている。
リーダーとしての資質も高く、ディフェンダーズというチームのリーダーを務めており、ファンタスティック・フォーやアベンジャーズといったヒーローチームのリーダー達で構成されたイルミナティにも名を連ねている。
天才脳外科医として名を馳せていたストレンジだが、ある時自動車事故を起こしてしまい、医師としての生命線である両腕を負傷してしまう。プライドから勤務医に転向する事も出来ず途方に暮れるストレンジは、どんな傷でも直せる魔術師の存在を知り藁にもすがる思いでチベットを訪れる。
そこで至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)と呼ばれるエンシェント・ワンに魔術師の素質を見込まれたストレンジは、腕の治療の代わりに弟子入りを持ち掛けられ、一度は断ったものの紆余曲折の末弟子入りを決意し、エンシェント・ワンの下で修業し魔術を会得する。
エンシェント・ワンが魔神シュマゴラスと刺し違えた後は、ストレンジが至高の魔術師の称号を受け継いでいる。
マーベル・シネマティック・ユニバースの14作目として実写化された。2017年1月公開。監督はスコット・デリクソン
ドクター・ストレンジのオリジンを描く。ストーリーは基本的にコミック版を踏襲している。
魔術や並行世界という新たな概念を盛り込むことで、それまでのMCUとは一味違う作品となっている。
『SHERLOCK』や『イミテーション・ゲーム』等で広く知られるベネディクト・カンバーバッチがスティーブン・ストレンジを演じる。他にはエンシェント・ワンをティルダ・スウィントン、ストレンジの兄弟子のモルドをキウェテル・イジョフォー、暗黒次元に魅入られた悪しき魔術師、カエシリウスをマッツ・ミケルセンが務める。
単独映画以外では『マイティ・ソー/バトルロイヤル』に登場。魔術師として成長した姿を見せ、ソーとロキを翻弄する。
さらに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも登場し、インフィニティ・ストーンの一つタイム・ストーンを守るという重要な役割を担う。あえて乗り込んだ敵の本拠地惑星タイタンではアイアンマン・スパイダーマン・GotGと組んでサノスとタイム・ストーンを巡る戦いを繰り広げる。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも引き続き登場し、その魔術の腕を存分に発揮して味方を守るが、トニー・スタークには残酷な選択を突きつける。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、2021年8月に公開された予告編から姿を見せる。本編では正体が世間にバレたことをなかったことにしてほしいというスパイダーマン=ピーター・パーカーの頼みに応えようと大魔術を行使するが、それがきっかけでマルチバースの扉を開けてしまうというストレンジの姿が描かれている。
2022年5月4日公開。
2019年7月にドクター・ストレンジ単独作品の続編『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は2021年5月公開予定と発表された。今作は『ワンダヴィジョン』から直接つながるストーリーとされ、ゲストとして「スカーレット・ウィッチ」が参戦する。
2020年1月に前作監督のデリクソンは降板して製作総指揮に回り、4月に後任の監督は『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミが務めると発表された。
しかし、2020年に発生した新型コロナウイルスの影響でMCU全体の予定がすべて延期となってしまい、ドクター・ストレンジ第二弾の公開予定日は2021年11月5日に変更。さらにMCUスパイダーマン第3弾との調整の結果、2022年3月25日に再変更された。
2021年12月に予告映像が公開。繋がってしまったマルチバースを解決するために、ドクター・ストレンジはワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチに協力を求め、さらにかつての兄弟子モルドも姿を見せる。しかし、マルチバースの先からはもう一人のドクター・ストレンジが現れる…。
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2022年2月14日には予告第二弾の映像が公開。悪夢に苦しむドクター・ストレンジとマルチバースの様々な風景が描かれ、ワンダの悪堕ちを匂わせる発言や更なるマルチバースからの新キャラクターかと思わせる演出もあり、ますます期待が高まる。劇場公開日は2022年5月4日と発表された。
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2022年4月15日公開の最新映像ではワンダが『ワンダヴィジョン』で失った二人の子供の姿も見える。
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本作を見る前にDisney+で配信中の『ワンダヴィジョン』は視聴しておいた方が良いだろう。予告映像第一弾でも『ワンダヴィジョン』での出来事に言及しているシーンが登場している。できれば『what if...』も見ておきたい。
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最終更新:2025/12/11(木) 12:00
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