スクイレル・ガールとは (スクイレルガールとは) [単語記事]

日本語での読みは「スクイール・ガール」とも。

概要

リスの様な大きな尻尾やげっ歯類な前歯から解る通りのミュータントで、リスと意思疎通してリスの大群を操る。人間並みの知能指数をもってそうなリスの相棒がいる。と言う能力を持っている。一見、「弱そう」「使えない」と思える能力で、「All time10s」が公開した「10 Superheroes With Completely Useless Powers（完全に役に立たない能力を持つ10人のスーパーヒーロー）」では9位にランクインしているぐらいである。が、このブサイクなリス娘は、マーベル・コミックス公式設定では

の能力が全て最高のランク7に設定されていると言う半端ない強さを持っている。

実際、アイアンマンのサイドキック志望としてアメコミ初登場したエピソードでは、リスの大群を召喚して悪魔博士Dr.ドゥームをエピソード中で瞬殺すると言う事をやらかしており、その後は、あの紫ゴリラサノスすらも瞬殺している。なおサイドキックの話はアイアンマンから年齢を理由に断られている。

その後は、死なない以外に取り柄の無いMr.イモータルが募集広告をだして結成した、マーベル・コミックで一番カリスマ性の無いヒーローチーム「グレイト・レイクス・アベンジャーズ（※アベンジャーズとは関係ありません）」に追加メンバーとして参加しているが、登場即瞬殺で壮大なストーリーが台無しなキャラクター性ゆえに大規模イベントにはほとんどからんでいない。仕方ないね。

※ちなみに、グレート・レイクス・アベンジャーズには、同じく公式で能力値すべてランク7と言うフラットマンも参加している。

なお、グレート・レイクス・アベンジャーズの仲間であるデッドプールとの会話で、彼女も第四の壁を認識している事が判明しており、大型クロスオーバーに登場する際は、空気を読んで自重していると言われている。

ただし、気をつけたいのはこいつ「戦ってる所を読者に見せない」と言う特異な点。どうやって倒したかわからずいつの間にか倒しているのだ。他の作品で例えるなら本編開始以前のワンパンマン。ギャグであるとわきまえた上で彼女を語るのをおすすめする。

そんな（一部で）人気のマーベル・コミックス最強スーパーヒロインの日常を描く個人誌が2015年ついに発売されることになった。同時期にMs.マーベル、グウェンプール、スパイダーグウェンと新規女性ヒーローが続々と個人誌デビューを果たす中での出版である。

別バージョンの表紙絵では、宇宙魔神ギャラクタスらマーベル・コミックスを代表するヴィランをまとめて倒している。こいつならやりかねない。一方、日本国内向けに出版された際には「絶対無敵スクイレルガール:けものがフレンド」という発売当時に絶大な人気を博した某アニメにあやかったタイトルと、可愛らしい国内専用表紙とは打って変わった本編の不細工な顔立ちのドリーとのギャップがファンの間で話題になった。