バッドエンドとは、物語が不幸な結末で終わる、あるいは正しい終わり方とは異なる場合を指す。
概要
様々な意味を含んでいるが、主に以下のような意味がある。
- 分岐要素のあるゲームにおいて、選択肢のミスなどにより本来エンディングとして迎えるべき
何らかの結末に辿り着けず、ゲームをクリアしたとみなされないエンディングのこと。
他の二つと異なり、こちらは所謂ゲームオーバー的な意味合いが強い。
マイナスな要素を含む傾向は強いが、必ずしもそうとは言えず、真のエンディングより幸せなものもある。
基本的に本編の流れから外れた際に見ることになり、本来用意されたエンディングよりも内容も
簡素なものが多い。当然、マイナスな要素を含む傾向は強いが、必ずしもそうとは言えず
真のエンディングより幸せなものもある。基本的にゲームオーバー代わりだが、バッドエンドも
かなり作り込まれているケースもあり、バッドエンドを集めることもゲームの楽しみ方と捉えたり、
最初からバッドエンド集などのリスト収集をゲーム内で提示している場合もある。
作りこまれたバッドエンドや、バッドエンド集があるようなゲームではエンディングに行くよりも
遥かに面倒なルートになるものもある。
- ルート分岐により複数のエンディングがある場合で、1と異なり一応物語を最後まで完走しており、
ゲームクリアと扱われはするのだが、他のエンディングと比べて良くない方のエンディング、
又はトゥルーエンド(真のエンディング)と異なるエンディングのことのこと。
例えば、格ゲーやSTGで途中でコンティニューしたために真のラスボスが出ずに終わった場合や
ギャルゲーで病弱なヒロインを選択した場合は、原則として最後に死んでしまう方のエンディングのこと。
(「もうゴールしてもいいよね」という場合は除く。また、稀にだが死ぬ方が幸せという場合もある。)
文字通りマイナス要素を強く含む場合もあれば、それもまた一つの結末として成立しているもの
一応事は解決したが謎が残るもの、あるいは、「一見ハッピーエンドに見えるが、トゥルーエンド等
で物語の真実を知ると実は問題は解決していないのに気づいていないだけ」という恐ろしいものもある。
尚、トゥルーエンドと異なっても十分幸せなエンディングで、物語全体の設定上も問題ない場合
単に「違うエンディング」として扱われる場合が多く、あまりこうは言われない。
- 選択肢の有無に関わらず、その物語の結末があまりに悲惨であるためにそう言われる。
ゲームではエンディングの内容があまりにひどい時に、これはバッドエンドで他に真のエンディングが存在すると思い、必死で条件を探すもエンディングは一つしかない、あるいは複数あるがどれを選んでも結局は救いようがないなどの罠も存在する。トゥルーエンドがこれであったり、ハッピーどころかグッドといえるエンディングすら
全く存在しない場合「その物語自体がバッドエンドで終わる」ということになる。
ジャンルを問わず盛り込まれているが、特にアドベンチャーやサウンドノベルに多く、条件も複雑な傾向にある。
主人公の死を伴うエンディングはデッドエンドと表記を区別されることもある。
ニコニコ動画では、これらのエンディングを迎えたプレイ動画や
あるいは意図的に、主に1を集めたバッドエンド集の動画などにタグが付けられる。
ゲームにもよるがバッドエンドは時に膨大な数、時に複雑なフラグ、時に何周にも渡るプレイなど、
全てを見るにはそれなりの労力と時間を要する。そのため、バッドエンド集の動画は見逃したエンディングを見たい、プレイする時間がないなどの問題を一気に解決してくれる。当然ネタバレ要素を含むが、通常のエンディングと比較してご褒美的な要素が少ないこともあり、通常のエンディングを迎えた動画よりは批判が少ない
関連動画
関連項目