実況おしゃべりパロディウス 単語


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ジッキョウオシャベリパロディウス

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パンパカパーン!全国の女子高生の皆さん、
お待たせしました!実況のタコだよ~!

「実況おしゃべりパロディウス」とは、1995年にコナミ(現:コナミデジタルエンタテインメント)がSFC用ソフトとして発売したSTGである。

概要


実況おしゃべりパロディウス
基本情報
ジャンル シューティングゲーム
開発元 コナミ
発売元 コナミ
発売日 SFC:1995年12月15日
PS:1996年12月20日
SS:1996年12月13日
PSP:2007年1月25日
ゲームソフトテンプレート

パロディウスシリーズの4作目として1995年12月15日に発売された。1作目にあたる「パロディウス(MSX)」以来の家庭用オリジナル作品である。

基本的には前作の「極上パロディウス」のシステムを踏襲している。家庭用オリジナル作品ということで1面あたりのボリュームが多めになった。また、セーブ&ロード機能を搭載し、遊びやすくなっている。

最大の特徴はタイムボカンシリーズでボヤッキーなどの声を務める声優、八奈見乗児の実況ボイスがゲームの展開に合わせて再生されること。これは「実況パワフルプロ野球」で実況ボイス再生に用いられた特殊チップを使用することで実現している。そのため、タイトルコールでは「実況!パワフル・・・じゃなかった」と時折間違えるネタが仕込まれている。

翌年の1996年には内容に大幅なアレンジが加えられ、PSとSSに移植された。PS、SS版は副題がつき、「実況おしゃべりパロディウス ~forever with me~」というタイトルになっている。これは「ときめきメモリアル」のPS、SS版が「ときめきメモリアル ~forever with you~」という副題つきのタイトルだったことが元ネタである(ちなみに「ときメモ」のPS版が95年10月、SS版が96年7月発売)。PSP版もこれに準じた仕様となっている。(以下「アレンジ版」と記す)

PS、SS版では2人同時プレイが可能となり、それに合わせてタイムボカンシリーズでドロンジョ様などの声を務める声優、小原乃梨子の実況ボイスが追加された。ちなみに八奈見乗児は「パロディウスだ!」の主人公であった「タコ」、小原乃梨子はその妻(役名は「ノリコ」)という設定である。PSP版は2人同時プレイが不可能だが、2P側の実況でプレイできるモードがある。

パロディ要素は「グラディウス」はもちろんのこと、今作は「ときめきメモリアル」「ツインビー」「がんばれゴエモン」「対戦ぱずるだま」など、自社ネタパロディの割合が多いのが特徴。クラシックアレンジが中心だったBGMも、自社のゲーム音楽や歌謡曲など、元ネタの幅が広がっている。

ストーリー

パンパカパーン!西暦1996年のある日のこと、Mr.パロディウスことタコは長男のタコスケを枕元に呼び、こう言いました....。

「わしはもう長くない。そこでお前に頼みがあるのだ。」
タコスケは思いました。またはじまった...と。しかし、そんな表情はみじんも見せずに返事をしました。

「なんだい、とーちゃん。」「じつは、わしにお迎えがくるまでにぜひとも一度食べておきたいものがあるのじゃ。」
「それはいったい...。」「ウム、それは、128年に1度しか作られない、ばくてり屋の『幻のタコヤキ』じゃ。」
「...幻のタコヤキ?!」タコスケは、あまりにもとんでもない店の名前にめまいを覚えながらも、「わかったよ、とーちゃん。」となんとか答えると、フラフラしながらとーちゃんのタコツボを出て行きました。

タコスケは考えました。「前回は「過去の栄光」でひどいめにあったから、もう、探しに行くのはやだな。しかし、このままほおっておく訳にも行かないし... そうだ!」そう言うと、タコスケはタコ4兄弟次男のタコヒコを呼び、こう告げました。

「タコヒコ、お前も大きくなったことだし、お前を信頼してそろそろにーちゃんの手伝いをしてもらおうかと思う。」「うん、何だい にーちゃん。」
「うむ、実はだな、とーちゃんが『幻のタコヤキ』を探してきてはくれないかと言っているのだ。」「わかったよ にーちゃん、おいら頑張るよ。任せておくれ!」こう言ってタコヒコは勢い良く飛び出していきました。

[実況]での独自要素

  • ベルパワーのスーパーボムで破壊できるオブジェクトが登場。これらは高得点を獲得できる。
  • ステージ各所に妖精が隠れている。ショットを充てるとヒットする部分があり、一定以上までヒットさせると出現。10000点を得られるほか、一定数集めると隠し要素が追加される。獲得済みの妖精は赤、そうでないものは青で登場。
  • ステージ中セーブ機能搭載。ポーズ中に現在の攻略ステージとランクを保存できる。一度保存すればいつでもロード可能。

プレイヤーキャラと装備

前作では単に2Pキャラとして用意されていたキャラクターにも個別装備がつき、独立した別々のキャラクターとなったため、選択できる装備が全16種類(アレンジ版は18種類)とかなりの大盤振る舞いになっている。

アレンジ版では2人同時プレイが可能となっており、味方の機体を撃つと様々な台詞を発し、何度も撃ち続けると「怒りショット」を全方位に吐き出す。また相手の自機に近づいて特定のボタンを押すと、相手を投げ飛ばして画面内を跳ね回らせることができる。

ビックバイパー
あいかわらずタイ焼き屋のおやじ。「幻のタコヤキ」を横取りし、副業でタコヤキ屋も始め、私腹を肥やそうと企んでいる悪いヤツ。
SPEED UP MISSILE DOUBLE LASER OPTION OH! F.FIELD
スピードアップ(ビックバイパー)
スピードアップ(6段階)
ミサイル(ビックバイパー)
地を這う足の生えたミサイル
ダブル(ビックバイパー)
前と斜め上に出るショット
レーザー(ビックバイパー)
ザコを貫通するレーザー
オプション(ビックバイパー)
オプション(4つまで)
ビックバイパー
装備がリセットされる
フォースフィールド(ビックバイパー)
全方位型バリア(耐久力3)
ロードブリティッシュ
ビックバイパーが横取りした「幻のタコヤキ」をさらに横取りし、タコヤキ屋で一旗揚げようと企んでいるさらに悪いヤツ。
SPEED UP T.H.WIND RIPPLE LASER OPTION OH! M.SHIELD
スピードアップ(ロードブリティッシュ)
スピードアップ(6段階)
ツインホークウインド(ロードブリティッシュ)
壁と天井を這う足の生えたミサイル
リップルレーザー(ロードブリティッシュ)
拡大するリング状レーザー
レーザー(ロードブリティッシュ)
ザコを貫通するレーザー
オプション(ロードブリティッシュ)
オプション(4つまで)
ロードブリティッシュ
装備がリセットされる
マルチシールド(ロードブリティッシュ)
上下左右につくシールド(耐久力各16)
備考
  • もちろん「グラディウス」「沙羅曼蛇」の自機が元ネタ。本家譲りのオーソドックスな装備構成。
  • ロードブリティッシュの装備は「沙羅曼蛇」のアレンジ版である「ライフフォース」のパワーアップシステムをそのまま踏襲したもの。
  • ロードブリティッシュのマルチシールドは装備するたびに右、上、左、下の順で張られる。これは大本をたどると「沙羅曼蛇」にあったシステムではあるが、パワーアップ方式自体が「グラディウス」基準のため、最終的に4方向にシールドを付けることができる。
タコヒコ
タコ4兄弟の次男。長男のタコスケに頼まれて(だまされて)はりきっている、とても純粋な心の持ち主。
SPEED UP 2-WAY TAILGUN RIPPLE OPTION OH! O.TRAP
スピードアップ(タコヒコ)
スピードアップ(6段階)
2WAY(タコヒコ)
上下に出る魚型ミサイル
テイルガン(タコヒコ)
前後に出るショット
リップルレーザー(タコヒコ)
拡大するリング状レーザー
オプション(タコヒコ)
オプション(4つまで)
タコヒコ
装備がリセットされる
オクトパストラップ(タコヒコ)
前方を守るタコツボ型シールド(耐久力16)
ベリアル
タコヒコにあこがれて黙ってついてきた。しかし、実際は赤いタコなら誰でも良いらしい・・・。
SPEED UP MISSILE DOUBLE RIPPLE OPTION OH! O.TRAP
スピードアップ(ベリアル)
スピードアップ(6段階)
ミサイル(ベリアル)
地を這う魚型ミサイル
ダブル(ベリアル)
前と斜め上に出るショット
リップルレーザー(ベリアル)
拡大するリング状レーザー
オプション(ベリアル)
オプション(4つまで)
ベリアル
装備がリセットされる
オクトパストラップ(ベリアル)
前方を守るタコツボ型シールド(耐久力16)
備考
  • 前作「極上パロディウス」で活躍したタコスケと同じく、「パロディウスだ!」のタコ譲りの伝統的な装備。
  • タコヒコがサンバイザーをつけていたのに対し、タコヒコは野球帽を後ろ向きにかぶっている。
  • ベリアルは前作で「タコスケにあこがれて」という理由で参戦していた。
  • ベリアルの装備は「グラディウスII」の3番装備に近い。
ツインビー
いつのまにか足が生えたと思っていたら、気がつけば口までついていた。口があるなら食事だ!と言う事で、「幻のタコヤキ」探しに加わった。とりあえず食べれたら何でもいいので、何かおいしいものが見つかれば道中で帰ろうと思ってる。
SPEED UP ROCKET TAILGUN 3-WAY OPTION OH! BARRIER
スピードアップ(ツインビー)
スピードアップ(6段階)
ロケットパンチ(ツインビー)
敵を貫通し、自機へ帰ってくるロケットパンチ
テイルガン(ツインビー)
前後に出るショット
3WAY(ツインビー)
3方向に出るショット
オプション(ツインビー)
収束型オプション(3つまで)
ツインビー
装備がリセットされる
バリア(ツインビー)
全方位型バリア(耐久力3)
ウインビー
アイドル化されようとしているのがパステルだということに気付かず、いつまでたっても国民的アイドルになれないことに最いらいらしている。この欲求不満をぶつけ、やつあたりするために参加。「幻のタコヤキ」なんかどうでもいい。
SPEED UP ROCKET TAILGUN 3-WAY OPTION OH! SHIPPO
スピードアップ(ウインビー)
スピードアップ(6段階)
ロケットパンチ(ウインビー)
敵を貫通し、自機へ帰ってくるロケットパンチ
テイルガン(ウインビー)
前後に出るショット
3WAY(ウインビー)
3方向に出るショット
オプション(ウインビー)
オプション(3つまで)
ウインビー
装備がリセットされる
しっぽバリア(ウインビー)
オプションの1つにバリア判定が加わる(耐久力無限)
備考
  • 元ネタは「ツインビー」。
  • キャラクタ解説における「足が生えた」「口が生えた」の云々は、前者は「pop'nツインビー」においてツインビーのデザインが変更になった際に足が付き、後者は「ツインビー レインボーベルアドベンチャー」におけるデザイン変更で口が付いたのが元ネタ。
  • ツインビーは「パロディウスだ!」での装備をそのまま踏襲しているが、ウインビーは「pop'nツインビー」の2P側装備が元ネタ。ただし「しっぽバリアー」の出典は「出たな!ツインビー」。
  • 「国民的アイドル」云々については「ツインビーPARADISE」の記事や、ピクシブ大百科の「ウインビー国民的アイドル化計画」を参照されたし。
ペン太郎
最近、凶暴になってきたお花ちゃんにおびえている。今回の戦いも、お花ちゃんの口実のため無理矢理参加させられたと言う、かわいそうなヤツ。
SPEED UP POTON DOUBLE S.GUN OPTION OH! BUBBLE
スピードアップ(ペン太郎)
スピードアップ(6段階)
ポトンミサイル(ペン太郎)
地を這う鯨型貫通ミサイル
ダブル(ペン太郎)
前と斜め上に出るショット
スプレッドガン(ペン太郎)
着弾すると爆発するショット
オプション(ペン太郎)
収束型オプション(3つまで)
ペン太郎
装備がリセットされる
バブル(ペン太郎)
全方位型バリア(耐久力5)
お花ちゃん
前回同様、今回も「ペン太郎が心配でついてきた」と言っているが、実は前回の戦いで破壊の快感に目覚めた。平和な日々にフラストレーションが溜まっていた所にこの話を聞きつけ、内心うれしくてしかたない。
SPEED UP S.BOMB DOUBLE S.GUN OPTION OH! BUBBLE
スピードアップ(お花ちゃん)
スピードアップ(6段階)
スプレッドボム(お花ちゃん)
着弾すると爆発する鯨型ミサイル
ダブル(お花ちゃん)
前方と斜め上に出るショット
スプレッドガン(お花ちゃん)
着弾すると爆発するショット
オプション(お花ちゃん)
収束型オプション(3つまで)
お花ちゃん
装備がリセットされる
バブル(お花ちゃん)
全方位型バリア(耐久力5)
備考
  • 元ネタは「けっきょく南極大冒険」。
  • ペン太郎は「パロディウスだ!」の装備を踏襲している。
  • ペン太郎のミサイルが真下に落ちるのに対し、お花ちゃんのミサイルはやや斜め右下に落ちるのが特徴。
  • お互いのスプレッドガンに関して、自機移動に対するショット軌道の違いあり。
そいつ
「こいつ」と「あいつ」が発見されたときに「そいつ」と「どいつ」も存在する!と冗談で言ったら本当に発見されてしまった。しかし、相変わらず色以外どこが違うのか判っていない。
S.SPEED S.MISSILE S.WAY S.LASER S.POWER OH! S.SHIELD
そいつスピード(そいつ)
スピードアップ(6段階)
そいつミサイル(そいつ)
地を這うそいつ型ミサイル
そいつウェイ(そいつ)
前方を広範囲に攻撃するショット
そいつレーザー(そいつ)
溜め撃ちレーザー
そいつパワー(そいつ)
装備のパワーアップ(4段階)
そいつ
装備がリセットされる
そいつシールド(そいつ)
前方を守るシールド(耐久力32)
どいつ
「そいつ」と同じくこいつ(ややこしい)色違いかと思っていたら、なんとこいつは(ややこしい)装備が違うらしい。一体こいつら(ややこしい)は何物なんだ?
D.SPEED D.MISSILE D.WAY D.LASER D.OPTION OH! D.SHIELD
どいつスピード(どいつ)
スピードアップ(6段階)
どいつミサイル(どいつ)
地を這うどいつ型ミサイル
どいつウェイ(どいつ)
3方向へのショット
どいつレーザー(どいつ)
ザコを貫通するレーザー
どいつオプション(どいつ)
オプション(4つまで)
どいつ
装備がリセットされる
どいつシールド(どいつ)
前方を守るシールド(耐久力32)
備考
  • 「そいつ」は「極上パロディウス」の「こいつ」と同様の装備。ミサイルの挙動がステージによって変化するのも前作同様。ただし、「そいつレーザー」はSFC版グラディウスIIIのエナジーレーザーと同じ「チャージ量に応じて威力が上昇し、一定時間チャージすると自動発射される」仕様に変更されている。
  • 「そいつ」がパワーアップ型だったのに対し、「どいつ」はオプション型である。オプションのグラフィックは卵なのだが、卵生なのだろうか?
  • バリアの形で散々いじられた彼らだったが、「どいつ」のレーザーの形もかなりキワドい。
  • 「こいつ」「あいつ」と同様、「そいつ」「どいつ」も遊戯王カード化されている。
ウパ
ルアクーヨ王国の王子。ある日突然、いきなりお城を飛び出した。どうやら、「幻のタコヤキ」のにおいを嗅ぎつけたらしい。未だに歩くことも喋ることもできないが、今度は嗅覚が異常発達。
SPEED UP HOMING WIDE LASER GRADE UP OH! M.CRUSH
スピードアップ(ウパ)
スピードアップ(6段階)
ホーミングミサイル(ウパ)
敵を自動追尾するミルク瓶型ミサイル
ワイドショット(ウパ)
前方を広範囲に攻撃するおしゃぶり型ショット
レーザー(ウパ)
ザコを貫通する哺乳瓶型レーザー
グレードアップ(ウパ)
装備のパワーアップ(4段階)
ウパ
装備がリセットされる
メガクラッシュ(ウパ)
画面内すべての敵にダメージを与え、敵弾を消す。
ルパ
お城を飛び出したウパを連れ戻すように、王様から頼まれた。兄のために苦労するけなげな妹である。
SPEED UP M.S.GUN WIDE S.VULCAN GRADE UP OH! M.CRUSH
スピードアップ(ルパ)
スピードアップ(6段階)
マルチスプレッドガン(ルパ)
最大6方向への爆発するミルク瓶型ミサイル
ワイドショット(ルパ)
前方を広範囲に攻撃するおしゃぶり型ショット
サーチバルカン(ルパ)
敵を自動追尾するドーナツ型ショット
グレードアップ(ルパ)
装備のパワーアップ(4段階)
ルパ
装備がリセットされる
メガクラッシュ(ルパ)
画面内すべての敵にダメージを与え、敵弾を消す。
備考
  • 元ネタは「バイオミラクルぼくってウパ」。SFC版「極上パロディウス」から続投。
  • ウパの装備の元ネタは「雷電」。ルパの装備の元ネタは「達人王」。両者とも通常弾はガラガラ。
  • ルパのマルチスプレットガンは装備のパワーアップに応じて発射される方向が増える。
ラン
ツインビーの茶飲み友達。以前、ツインビーにタコヒコを紹介されたとき、必死になってかぶりつきたい衝動をおさえていた。それ以来、一度でいいからタコを食べたいと思っている。
SPEED UP H.BIT REFLECT S.LASER GRADE UP OH! SHIELD
スピードアップ(ラン)
スピードアップ(6段階)
ホーミングビット(ラン)
敵をホーミングし体当りする鈴型のビット
リフレクト(ラン)
壁に当たると跳ね返る肉球型ショット
レーザー(ラン)
敵に向かって直角に曲がる猫じゃらし型レーザー
パワーアップ(ラン)
装備のパワーアップ(4段階)
ラン
装備がリセットされる
シールド(ラン)
前を守るシールド(耐久力16)
ミケ
ウインビーのカラオケ仲間。「幻のタコヤキ」を探しに行って留守のウインビーをむりやり連れ戻し、今晩もカラオケボックスになだれこもうと企んでいる。
SPEED UP M.BOMB LASER WAVE GRADE UP OH! F.FIELD
スピードアップ(ミケ)
スピードアップ(6段階)
マルチボム(ミケ)
最大4方向へのネズミ型ミサイル
レーザー(ミケ)
ザコを貫通する猫パンチ型レーザー
ウェーブ(ミケ)
上下に大きく広がる魚の骨型レーザー
パワーアップ(ミケ)
装備のパワーアップ(4段階)
ミケ
装備がリセットされる
フォースフィールド(ミケ)
全方位型バリア(耐久力最高4)
備考
  • ランは白ネコ、ミケは三毛猫。ちなみにランは仰向け、ミケは腹這いの体勢である。
  • SFC版ではプレイ中に放置すると「にゃーん」というSEが流れる。
  • ランの装備の元ネタは「R-TYPE LEO」。ミケの装備の元ネタは「ダライアス」。両者とも通常弾は鈴型。
  • ミケのバリアは装備する度にこたつ→こたつ布団→みかん→急須とお茶、と重ね張りされ、耐久力が1ずつ増加する。
  • 被弾すると三味線になって落下する(三味線は原料に猫の革を使うことがあるため)。
スゥ
12歳。ビックバイパーのタイ焼き屋の常連客。今回のタコヤキの件もビックバイパーに聞いた。装備もビックバイパーの見よう見まねなのでそっくり。でも、ゲージの並びを間違えた・・・
SPEED UP OPTION LASER DOUBLE MISSILE OH! F.FIELD
スピードアップ(スゥ)
スピードアップ(6段階)
オプション(スゥ)
リンゴ型オプション(4つまで)
レーザー(スゥ)
ザコを貫通するレーザー
ダブル(スゥ)
前と斜め上に出るブドウ型ショット
ミサイル(スゥ)
地を這うサクランボ型ミサイル
スゥ
装備がリセットされる
フォースフィールド(スゥ)
全方位型バリア(耐久力3)
メミム
741歳。でも、妖精さんの種族は長命なので、あと2000年は平気で生きるようだ。以前、何回か「幻のタコヤキ」が作られるという噂を聞いて探しに行ったが見つからず、密かに「今度こそは」と思っている。
SPEED UP R.H.WIND TAILGUN T.LASER OPTION OH! F.FIELD
スピードアップ(メミム)
スピードアップ(6段階)
リバースホークウインド(メミム)
地を這うリンゴ型ミサイル
テイルガン(メミム)
前後に出るマスカット型ショット
ツインレーザー(メミム)
ザコを貫通するバナナ型ツインレーザー
オプション(メミム)
青リンゴ型オプション(4つまで)
メミム
装備がリセットされる
フォースフィールド(メミム)
全方位型バリア(耐久力3)
備考
  • スゥはミサイル~オプションまでの配列がビックバイパーと逆になっている。
    「通常機体の物とパワーアップゲージの順番が違う」という点は、「ライフフォース」の2P側のオマージュとも言うべき内容。後の「グラディウス外伝」における「ゲージエディット機能」の源流の一つとも言えるだろう。
  • メミムのミサイルであるリバース・ホーク・ウィンドは「グラディウスIII」などのホークウィンドとは逆に、画面の上半分に居るときは下に、下半分に居るときは上に撃ち分けられる。
  • スゥの通常弾はイチゴ、メミムの通常弾はパパイヤ。
  • オプションのリンゴは最後の一つだけ噛じられた跡(虫喰い跡?)がある。
ドラキュラくん
SPEED UP MISSILE VULCAN HOMING GRADE UP OH! F.FIELD
スピードアップ(ドラキュラくん)
スピードアップ(6段階)
マクロミサイル(ドラキュラくん)
前方に発射されるミサイル
ラウンドバルカン(ドラキュラくん)
ボタンを押すと前方へ、離すと後方へ飛ぶコウモリ型ショット
ニードルクラッカー(ドラキュラくん)
敵をホーミングする傘型ショット
グレードアップ(ドラキュラくん)
装備のパワーアップ(4段階)
ドラキュラくん
装備がリセットされる
チェンジ(ドラキュラくん)
コウモリに変身する全方位型バリア(耐久力3)
キッドドラキュラ
SPEED UP S.BOMB TAILGUN REFLECT GRADE UP OH! SHIELD
スピードアップ(キッドドラキュラ)
スピードアップ(6段階)
ルパ
着弾すると爆発する傘型ミサイル
テイルガン(キッドドラキュラ)
前後に出るロウソク型ショット
ルパ
壁に当たると跳ね返るコウモリ型ショット
パワーアップ(キッドドラキュラ)
装備のパワーアップ(4つまで)
キッドドラキュラ
装備がリセットされる
シールド(キッドドラキュラ)
前方をガードするシールド(耐久力16)
備考
  • 元ネタは「悪魔城すぺしゃるぼくドラキュラくん」。SFC版「極上パロディウス」からの再登場である。
  • アレンジ版でゲーム中に隠されている妖精を140匹全て集めると使用可能になる。
  • ドラキュラくんの装備の元ネタは「アクスレイ」、キッドドラキュラの装備の元ネタは「サンダークロス」。キッドドラキュラはパワーアップすると時期の上下にバリア判定のあるコウモリ型オプションが付く。
  • キッドドラキュラはテイルガンとリフレクトを併用して装備することが出来る。

ステージ

ステージ1:ソウル

実況おしゃべりパロディウスステージ1 ボス:パンダのじゅでー

道中BGM 原曲(作曲者名)
それってむっちゃなつかしい!<ディスコ・ミックス> That's the Way(I Like It)(KC and the Sunshine Band)
ボスBGM 原曲(作曲者名)
ミラーボール・フォーエバー オリジナル
じゅでー MY LOVE 魅せられて(筒美京平)
備考
  • 前作「極上パロディウス」最終面と同じくディスコ風ステージ。前作がジュリアナ東京などのハードコアテクノを意識していたのに対して、本作ではソウル・ミュージックを意識している。
  • 背景にはグリコ看板のパロディや、通天閣型の電飾、てっちり料理店「づぼらや」のフグ型看板風ミラーボールなど、大阪道頓堀の名物看板ネタが多数登場。アレンジ版では空中戦の背景に梅田スカイビル、通天閣、道中の背景にカニ道楽の看板が追加されている。
  • SFC版では空中戦の背景にある蟹座がカニ道楽の看板風に動いている。
  • 本作はステージごとにハッチと中から出現する敵のデザインが異なる。このステージの敵ハッチはオープンカーで、ギター、トランペット、マイク、ベース、サックスが中から飛んでくる。
  • ボスは「じゅでー&めろーら」。初期段階では巨大なミラーボールで登場し、攻撃を加えていくと割れて中から現れる。SFC版ではミラーボール形態の弱点が非常に小さい吊り下げ金具だったが、アレンジ版はどこを撃っても判定される。破片を飛ばす攻撃に注意。
  • パンダのじゅでーはジュディ・オングの名曲「魅せられて」を歌いながら音符で攻撃してくる。またPS版以降ではジャンプ時に天井から作業員のペンギンを降らせるようになった。
  • PSP版では版権の問題か道中BGMがDDRの「BRILLIANT 2U」に差し替えられた。ボスBGMはJASRACの許諾を得てそのまま収録されている。2006年の「pop'n music 14 FEVER!」に「魅せられて」が収録されていることが関係している可能性もあるが詳細は不明。しかし、現在は「pop'nに「魅せられて」が版権曲として収録される際に版権を再取得して幸運にも生き延びた」という説が濃厚と言われている。
  • PS版のディスクには八奈見乗児と小原乃梨子が歌う「魅せられて」ボーカル付きver.のデータが残っている。隠しコマンドで流れる予定があったのかもしれないが、未使用である。

ステージ2:学校

実況おしゃべりパロディウスステージ2 ステージ2ボス:巨大ひかる&あかね

道中BGM 原曲(作曲者名)
ときめき人の踊り Jumping Smile(メタルユーキ)
だったん人の踊り(アレクサンドル・ボロディン)
思い出の数だけ・・・(メタルユーキ)
ボスBGM 原曲(作曲者名)
巨大!ひかるちゃんとあかねちゃん クシコス・ポスト(ヘルマン・ネッケ)
備考
  • 「ときめきメモリアル」が元ネタのステージ。伝説の木や教室、図書館など、ときメモプレイヤーにはお馴染みの景色が見られる。
  • 道中BGMには「ときめきメモリアル」より朝日奈夕子と藤崎詩織のテーマ曲のフレーズが混ぜられている。
  • アレンジ版では道中BGMに歌詞をつけた「夢色の毎日」というバージョンが収録されており、2面をプレイ中に隠しコマンドを入力することで聞くことができる。ボーカルはもちろん藤崎詩織役の声優、金月真美。
    PS版 ポーズ中にL1、L1、R2、R2、R1、L2、R1、L2、←、↓、→
    SS版 ポーズ中にX、X、B、B、Z、Y、Z、Y、←、↓、→
    PSP版 ポーズ中にL、L、R、R、R、L、R、L、←、↓、→

  • ステージ序盤の背景には「伝説の樹」と思われる大木があり、「ペン」「花」の相合傘が掘られている。
  • 校舎前には「極上パロディウス」に登場したモアイ戦艦の艦長の銅像がある。頭めがけてタライが落ちてくるので注意。また、すぐ側にはモアイ戦艦の模型を頭に載せたペンギンが歩いている。
  • このステージの敵ハッチは学生鞄で、手帳、ノート、ペンケース、定期入れ、弁当が中から飛んでくる。
  • ステージ中盤は「グラディウス」のモアイ面のパロディ。ときメモキャラの格好をしたモアイがキスマーク型のイオンリングを飛ばしてくる。
  • ボス直前に登場する泡に包まれた敵は「パロディウスだ!」7面の敵、ビューティフル・ギャルズをときメモキャラに置き換えたもの。
  • ボスは「巨大ひかる&あかね」。「極上パロディウス」に自機として登場したひかるとあかねが、きらめき高校の制服を着て登場する。ちなみにこの2人はビューティフル・ギャルズの一員だった設定である。
  • SFC版では「極上パロディウス」の自機である「マンボウ」「こいつ」「ひかる」等に扮した小さなモアイが身体から飛び立って攻撃してくるが、アレンジ版では泡に包まれた敵を飛ばしてくる。またどちらも髪をかき上げて攻撃するが、アレンジ版はその際に花型の敵を飛ばすようになっている。
  • メインで戦うのは上のひかるだが、ボス戦に到達する途中で下のあかねにも攻撃することができる。SFC版では軽くリアクションする程度だったが、アレンジ版はゲンコツで反撃を行ってくる。
ステージ3:草原

実況おしゃべりパロディウスステージ3 ボス:ボインビー

道中BGM 原曲(作曲者名)
青空がくれた季節 風の贈り物(コナミ矩形波倶楽部)
メヌエット(クリスティアン・ペツォールト)
天空の要塞ラピュタ(コナミ矩形波倶楽部)
中ボスBGM 原曲(作曲者名)
女狼羅命 オリジナル
ボスBGM 原曲(作曲者名)
むちむちボインビーいらっしゃ~い Kiss My Parasol(コナミ矩形波倶楽部)
備考
  • 「ツインビー」が元ネタのステージ。雲を打つとベルが飛び出す本家おなじみのギミックやザコビーなどが登場する。
  • 道中BGMは「出たな!!ツインビー」1面のイントロ、3面の後半が織り込まれている。
  • 序盤の池からは「極上パロディウス」のラストに登場した「過去の栄光くん」が現れ、どこかへ飛び去ってしまう。スーパーボムを使えば撃破も可能だが・・・?
  • このステージの敵ハッチはプレゼント箱で、ウサギ、兵隊、クマ、お姫様、ロボットの人形が中から飛んでくる。
  • アレンジ版は地形が山→トランプ兵の城などのデザインへ変更され、気球など空中の障害物も増えている。また、中盤の洞窟を抜けた先の崖に、「ツインビー」シリーズのパイロット、パステル、ミント、ライトの彫像が掘られている。
  • 背景には「Pop'nツインビー」のマードック博士とマドカの形をした雲がある。マドカは中盤の小島をウロウロする敵キャラとしても登場し、放っておくと大量の弾をばら撒く。
  • 後半では上空から戦艦が襲来し、「Pop'nツインビー」の「バロンビー」が中ボスとして登場する。
  • 中ボスBGMの曲名にもある「女狼羅命」とはSFC版の戦艦に大書されている言葉で、「めろーらいのち」と読む。「ツインビー」のヒロイン、メローラ姫への愛の叫びと思われる。
  • SFC版ではペンギンがペダルを漕いで飛ぶ戦艦だったが、アレンジ版では「ツインビーレインボーベルアドベンチャー」に登場するワルモン博士が乗った、ブタ型戦艦に変更されている。
    ちなみに、ブタ型戦艦はダライアスシリーズの巨大戦艦「キングフォスル」が元ネタと言われており、元ネタ特有の安全地帯も健在だったりする。
  • ボスは「ボインビー」。ブラジャーをつけ、ハイヒールを履いている。口紅型誘導ミサイルと体当たりで攻撃してくるほか、PS版以降では体当たり後に投げキッスを飛ばしてくる。
  • アレンジ版のボインビーは井上喜久子がCVを担当している。メローラ姫と中の人が同じということに・・・
  • ボスBGMは「ツインビーヤッホー!」の1面ボスBGM。ちなみにアレンジ版のステージ前半は同じく「ツインビーヤッホー!」の舞台となる不思議の国が元ネタで、当時稼働中だった「ツインビーヤッホー!」の雰囲気をいち早く味わう事ができたとも言える。
  • なお、「ツインビーヤッホー!」を開発したのはAC版パロディウスチーム。こちらでもミカエルが隠しアイテムとして登場するなどパロディウスネタがこっそりと輸入されている。
ステージ4:江戸

実況おしゃべりパロディウスステージ4 ボス:ゴエモンコンパクト

道中BGM 原曲(作曲者名)
がんばれゴエモン、テケテケ道中 ダイヤモンド・ヘッド(ザ・ベンチャーズ)
城下町(作曲者不明)
ボスBGM 原曲(作曲者名)
ゴエモンコンパクトだ! メカ軍団をぶっとばせ!(安慶名伸行)
備考
  • 「がんばれゴエモン」が元ネタのステージ。
  • BGMはザ・ベンチャーズの名曲「ダイヤモンド・ヘッド」と「がんばれゴエモン からくり道中」の城下町BGMの後半を繋げたもの。「がんばれゴエモンゆき姫救出絵巻」の最終面BGMのタイトルが「でーやもんどへっど」なので、それに倣って選曲されたものと思われる。なお「でーやもんどへっど」はベンチャーズの「PIPELINE」に近い曲調である。
  • 序盤では桜並木から桜がジャンプしてくる。「パロディウスだ!」4面に登場した走る桜以来の動く桜ネタである。
  • 忍者屋敷に入るとペンギンを載せたリフトや小型の餅つきマシンが設置されている。「極上パロディウス」6面に登場した餅つきマシン、背景のリフトが元ネタ。
  • 餅つきマシンを越えた場所では「沙羅曼蛇」3面のプロミネンスが切り餅を焼いている。なお、「極上パロディウス」からの出展である餅つきマシンは「沙羅曼蛇」のプロミネンス地帯が元ネタとされているのだが、パロディにパロディを重ねるとはいかに。
  • このステージの敵ハッチは千両箱で、中からは張り子の犬、赤べこ、張り子の虎、張り子の亀、茄子の精霊馬が飛んでくる。撃破すると「千両」の文字が「十両」になり、番付名にちなんで相撲取りが登場する。
  • 中盤には「グラディウスIII」3面のように煎餅を掘り進むゾーンがある。「パロディウスだ!」3面や「極上パロディウス」3面などの、お菓子を掘り進むステージを踏襲したものと思われる。
  • 煎餅ゾーンの背景には「見返り美人図」をパロディにした「ミカエル美人図」が飾られている。SFC版では地味に背中の羽根が描かれている程度だったが、PS版以降では「極上パロディウス」のミカエルがズバリ描かれるようになった。
  • 後半では「がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス」に登場する歌舞伎役者のギミックが登場する。
    このギミックは「グラディウスIII」最終面に存在する回転レーザー地帯のオマージュも兼ねているが、あちら側とは違って処理落ちが掛かってもパターンが崩れることは無いので安心して抜けられる。
    また「極上パロディウス」5面に登場したSDボスが幟を立て、槍など戦国時代の武器を持って襲い掛かってくる。
  • ボスはゴエモンインパクトならぬ「ゴエモンコンパクト」。ボスBGMは「マッギネス」のインパクト戦BGM。腕の形状等から「沙羅曼蛇」のゴーレムも元ネタとされている。
    余談だが、本家のがんばれゴエモンシリーズでは、前年に発売されたSFC「がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め」にて「沙羅曼蛇」のゴーレムを元ネタとするボスキャラ「極悪宝船 ごおれむ」を登場させていることから、パロディウス側からのパロディ返しとも捉えることができる。
  • SFC版ではエビス丸型の爆弾を真っ直ぐ打ち出してくるが、アレンジ版では爆弾を山なりに飛ばしてくる。一定のダメージを与えるとSFC版では花魁、PS版以降ではエビス丸の姿に変身する。
    • なお、今作でゴエモンインパクトが複数の形態に変身する点が本家ゴエモンシリーズのスタッフにも受けたのか、パロディの元ネタであるゴエモンシリーズではN64『でろでろ道中 オバケてんこ盛り』で「ミス・インパクト」、PS『来るなら恋!綾繁一家の黒い影』で「エビス丸インパクト」という名称のそれぞれゴエモンコンパクトの変身形態を彷彿とさせる巨大メカが登場している。
  • 撃破時には「お前はもう死んでいる」と「北斗の拳」の名台詞を実況が言い放つ。
ステージ5:キャンディ

実況おしゃべりパロディウスステージ4 ボス:デコレーションコアMk-II

道中BGM 原曲(作曲者名)
お菓子のワルツ Je te veux(エリック・サティ)
2つのアラベスク(クロード・ドビュッシー)
ボスBGM 原曲(作曲者名)
kiss me まっちゃん Take Care!(コナミ矩形波倶楽部)
備考
  • コナミのSTG「XEXEX」(ゼクセクス)2面が元ネタのステージ。元ネタは原子や分子、DNAなどがテーマのステージだったが、キャンディやフルーツ、風船などにパロディされている。
  • 元ネタは擬似的な立体表現が特徴的なステージだったため、他の面に比べグラフィックがより写実的に描かれている。
  • 通常の砲台が出現せず、弾幕は比較的薄いがその分出現するカプセルも少ないので注意。
  • ステージの元ネタの「XEXEX」は2006年のPSP「沙羅曼蛇ポータブル」まで家庭用機には一切移植されておらず、SFC「がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス」収録のミニゲームと共に「XEXEX」の雰囲気を家庭用ゲームで味わう事が出来る貴重な機会であった。
  • ステージBGMは元々「極上パロディウス」の没BGMの一つであり、アレンジされているが次作で陽の目を見たといえる。
  • ボスは「デコレーションコアMk-II」。前作「極上パロディウス」3面に登場した「デコレーションコア」の後継機と思われる。クリーム絞り袋から長いビームを射出するほか、短いビームを乱射して攻撃してくる。
  • アレンジ版では突進→クリームを絞りながら後退といった攻撃も身に付けている。公式ガイドによれば「デコレーションコアMk-II」とキャラクター名が変更されているようで、さらなる改良型と思われる。
    • 後に登場した本家グラディウスシリーズの『グラディウスIV 復活』のボスラッシュで登場した「ビッグコアMk-III改」は立ち位置や名称がこれを彷彿とさせている事から、実質パロディウスからの逆輸入の様な形と見られる。
  • ボスは撃破後にプレイヤーを上下からサンドイッチするように突進してくるため注意。
  • ボスBGMは「グラディウスII」のボスBGMのアレンジ。アレンジ版では「kiss me まっちゃん ぷり~ず」と曲名が改められている。
ステージ6:ハイウェイ

ボス:とのさま ボス:ねこれっしゃ

道中BGM 原曲(作曲者名)
ハイパー・パトロールマン Fence of Defence(福井健一郎)
ボスBGM(SFC版) 原曲(作曲者名)
殿さまとあそぼう 余win(コナミ矩形波倶楽部)
ボスBGM(アレンジ版) 原曲(作曲者名)
しゅぽしゅぽねこれっしゃ オリジナル
ジョン・ロビもぶっとび 熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ)
備考
  • コナミのガンSTG「リーサルエンフォーサーズ」が元ネタのステージ。背景は1面ボス戦のハイウェイ、BGMは2面地下鉄シーンのパロディ。構成は「グラディウスII」6面やSFC版「グラディウスIII」7面でお馴染みの高速面をモチーフにしている。
  • 元ネタが実写取り込みのゲームだったため、通常ステージで砲台役を務める風呂に入ったペンギンがリアルなグラフィック(鍋に入ったペンギン)になっている。またステージ前の空中戦で出現するヒヨコとニワトリの敵がステージに近づくにつれリアルになっていく演出がある。
  • ステージ中には得点アイテムのコインが点在しており、触れると入手できる。
  • アレンジ版では2つのガンコンと照準が画面に表示され、何物からかプレイヤーが狙撃を受ける演出になっている。
  • 過去に出たグラディウスシリーズの高速ステージやセクシーパロディウスの高速ステージとは違い、難易度設定と到達時のランクによってステージ中のスクロールスピードが大幅に違う。最低ランクだと高速ステージとは思えない遅いスクロールスピードになる。
  • SFC版は「対戦ぱずるだま」のラスボスである「とのさま」がボスとして登場。ぱずるだまを積み上げながら扇子を飛ばして攻撃してくる。ダメージを与えていくと、ちょんまげ→鉄腕アトム→セーラームーンとカツラが変化する。ランクが上がるほど扇子の速度と、積み上がるぱずるだまが増していくため、どこかでミスするなりOh!?をとるなりしてランクを下げないと詰んでしまうことに。
  • SFC版のボスBGMは「対戦ぱずるだま」のラスボス戦BGMのアレンジ。
  • アレンジ版は後半に猫の手型シャッターゾーンが追加されており、背景は「極上パロディウス」1面に似たゴミ処理場になっている。
  • アレンジ版のボスは「ネコ戦闘列車」。「極上パロディウス」2面のネコ潜水艦のように横向きで砲撃しながら走り去ったのち、画面右側に停車して攻撃してくるという二段構えのボス。
  • 「ジョン・ロビもぶっとび」はSFC版サントラに未使用曲として収録されていた1曲で、アレンジ版でようやく陽の目をみた。「パロディウスだ!」以来ボス戦曲として使用されてきた「熊蜂の飛行」をジュリアナ風テクノにアレンジしたBGMである。ジョン・ロビとはジュリアナ東京のメインDJとして有名なジョン・ロビンソンのことだと思われる。
ステージ7:ボスラッシュ

実況おしゃべりパロディウスステージ7 ボス:ペンクロー

ボスBGM(SFC版) 原曲(作曲者名)
ジャンジャンバリバリ出血大サービス Aircraft Carrier(コナミ矩形波倶楽部)
おばけ出現・・・なんで? 思春期のボス(コナミ矩形波倶楽部)
名曲!ぶっとべ大砲野郎! ぶっとび大砲野郎どもに捧ぐ(コナミ矩形波倶楽部) 
道中BGM(アレンジ版) 原曲(作曲者名)
ホッと一息 オリジナル
ボスBGM(アレンジ版) 原曲(作曲者名)
ワン次郎のお庭 スール・ノゥ(コナミ矩形波倶楽部)
あばれペンクロー!? ほっぷ、すてっぷ、チャンス!(コナミ矩形波倶楽部)
殿さまとあそぼう 余win(コナミ矩形波倶楽部)
備考
  • 「グラディウス」シリーズではお馴染みのボスラッシュをモチーフにしたステージ。
  • SFC版は様々なコナミゲームのキャラクターが、アレンジ版では対戦ぱずるだまのキャラクターがボスとして登場する。アレンジ版は対戦ぱずるだまのまるたま町が舞台になっており、道中BGMとボス戦前のベルキャリア、地面の地形が追加されている。地面のあるボスラッシュはAC版「グラディウスIII」以来。
  • SFC版のボスAは「ビッグコア」。本家グラディウスからまさかの本人登場。プレイヤーの背後に回りこむという本家にはない芸当を見せるので注意。ちなみに、本作で繰り出す攻撃の一つの「レーザー乱射」は後にPSで発売された「グラディウス外伝」で登場するビッグコアの最新モデル「ネオビッグコア」に逆輸入されていたりする。
  • ザブラッシュおよびボスBGMは「グラディウス」よりAircraft Carrierのアレンジ。直前のザブラッシュから曲を引き継いでボス戦となる演出は「グラディウスII」などと同じ。
  • アレンジ版のザブラッシュBGMは2009年辺りからオールスター感謝祭のBGMで使用されており、「セクシーパロディウス」の「ラブリー乙姫」やPSP版「極上パロディウス」の「1面BGM」といったニコ動で流行した楽曲達と並んで、グラディウスやパロディウスを知らない若い世代からも知名度が高い。
  • アレンジ版のボスAは「ジョン・ワン次郎」。行動パターンはビッグコアと同じである。最初は犬小屋(ドッグコヤ?)の状態で現れ、ダメージを与えていくと姿を現す。
  • ボスBGMは対戦ぱずるだまのキャラ選択画面BGMのアレンジ。直前のザブラッシュBGMはSFC版と同じである。
  • SFC版のボスBは「女ゆうれい」。「がんばれゴエモンゆき姫救出絵巻」1面のボスである。直線状に飛ぶ皿、画面を跳ね返る皿、自機をホーミングする皿を投げつけてくる。倒すと正体である化猫のクロベエに戻り、カプセルを残して消える。
  • ボスBGMは「ゆき姫」中ボスBGMのアレンジ。原曲名の「思春期の」とは「思春期→中学→中」ボスというダジャレ。
  • アレンジ版のボスBは「ペンクロー」。行動パターンは女ゆうれいと同じで、皿ではなく氷を飛ばしてくる。
  • ボスBGMは対戦ぱずるだまのチャンス時BGMのアレンジ。PSP版のサウンドテストでは原曲名が「Puzz-Rock」と記載されているが、これはピンチ時のBGM名であり、誤りである。
  • SFC版のボスCは「ビッグバロンビー」。3面中ボスのバロンビーが乗り込んでおり、体当たりと砲撃、2つの誘導ビットで攻撃してくる。撃破するとバロンビーと再び戦闘になり、撃つと分裂する弾を放ってくる。
  • ボスBGMは「Pop'nツインビー」1面ボスBGMのアレンジ。
  • アレンジ版のボスCはステージ6からの配置換えとなった「とのさま」。行動パターンはビッグバロンビーと同じだが、形態変化後にも誘導ビット(扇子)攻撃を行ってくる。
ステージ8:お祭り

極上パロディウスステージ7 ボス:ちちびんたリカ

空中戦BGM 原曲(作曲者名)
がんがんいこーぜ最後の空中戦 Try to Star(コナミ矩形波倶楽部)
道中前半BGM 原曲(作曲者名)
最後はお祭りだよ~ Mechanical Base(コナミ矩形波倶楽部)
中ボスBGM 原曲(作曲者名)
およげ金魚くんスイスイスー オリジナル
道中後半BGM 原曲(作曲者名)
緊張の夏 Final shot(コナミ矩形波倶楽部)
中ボスBGM 原曲(作曲者名)
同じアホなら踊らにゃそんそん The Final Enemy(コナミ矩形波倶楽部)
ボスBGM 原曲(作曲者名)
オーバー・ザ・オクトパス Aircraft Carrier(コナミ矩形波倶楽部)
備考
  • SFC版「グラディウスIII」最終面をパロディにしたステージ。「パロディウスだ!」最終面が「グラディウス」の最終面、「極上パロディウス」最終面が「グラディウスII」の最終面と同じ構造だったため、これを踏襲したもの。
  • このステージのみ直前の空中戦で「グラディウスIII」の「Try to star」が流れる。SFC版「グラディウスIII」ではカットされた空中戦BGMだったため、SFCでは本作で初めて流れたことになる。
  • BGMは「グラディウスIII」最終面のBGMをお祭り風にアレンジしたもの。
  • 背景には大文字焼きならぬ「犬」文字焼きや、コナミゆかりの地、神戸市名物のイカリ型山麓電飾が見える。
  • このステージの敵ハッチは和太鼓で、中からは天狗、おかめ、狐、ひょっとこ、ジェイソンのお面が飛んでくる。
  • 上昇する床地帯はSFC版「グラディウスIII」とは異なり完全に塞がれる事は無い。アーケード版「グラディウスIII」でも完全に塞がれてしまう仕様になっていたのだが、こちらは塞がれても通行が可能であった事からアーケードに仕様が近くなったと言える。
  • ラスボス直前では、シリーズおなじみの「ちちびんたリカ」が祭り装束で現れる。これまでに比べ動きが素早く複雑だが、登場時は画面右端で待機→一度手足をくぐり抜けたら左端で待機→リカの動きが落ち着いたら右へ抜ける、のパターンを覚えておけば突破は難しくない。
    今作の「ちちびんたリカ」はSFC「グラディウスIII」における「シャドーギアMk-II」に該当するが、こちらとは異なり1体のみ登場で破壊不可能。なお、アーケード版「グラディウスIII」における「シャドーギア」はMK-IIとは異なり、いつも通りの破壊不可能ボスであるため、ある意味アーケード版に仕様が近くなったと言えなくもない。
  • アレンジ版ではリカが前後ろ反転、上下反転で登場するパターンも用意されている。
  • ラスボスは「ばくてり屋」。グラディウスIIIのラスボス「バクテリアン」のパロディで、烏帽子を被り御幣を持ったタコ。「グラディウス」シリーズのラスボスでは珍しく、弾を放ってくるのも元ネタ同様。流石に元ネタのように弾に当って隠しステージに飛ばされることはないが。
  • SFC版グラディウスIIIは要塞と別に存在する「細胞」ステージでバクテリアンと戦う事になっていたが、「ばくてり屋」はAC版同様に要塞ステージのラストで戦う事になるので、ようやく本来のステージ・ボス構成で戦えるようになったとも言える。

おまけステージ

おまけ1

実況おしゃべりパロディウスおまけ1

道中BGM 原曲(作曲者名)
突撃!隣の晩ごはん アイネ・クライネ・ナハトムジーク(アマデウス・モーツァルト)
備考
  • アレンジ版のみに収録されている、本編とは独立したステージの一つ。スコアアタック専用ステージで、高得点を得られるアイテムや敵キャラが多数登場する。
  • 背景に登場する、左目に砲弾の刺さった星は世界初のSF映画「月世界旅行」のパロディ。「極上パロディウス」でカプチーノがぶつかった跡のある星や、機動戦士ガンダムのアクシズに似た星なども背景に描かれている。
  • BGMの「突撃!隣の晩ごはん」は「ジョン・ロビもぶっとび」と同じくSFC版サントラに未使用曲として収録されていた1曲で、こちらもアレンジ版でようやく陽の目をみた。
  • ステージは玩具やお菓子をモチーフにしている。ステージ内には玩具のアイテムが点在しており、入手すれば高得点が得られるが、弾が当たると破壊されてしまう。ちなみに車が1万点、汽車が2万点、飛行機が5万点、人形が10万点で、破壊時はいずれも100点。
  • 「巨大ベル」という隠しアイテムも登場する。隠されている場所に弾を撃ち込めば出現し、そのまま入手すれば2万点、数回攻撃すると4つのベルに分裂し、それぞれを入手すれば1万点×4が得られる。
  • ベルキャリアである象のジョウロが放つ弾(1000点)、序盤に登場するロボットが放つ歯車(1000点)、後半に登場する虫歯菌の放つ弾(800点)など、敵の攻撃は破壊可能かつ高得点のものが多い。
  • このステージのみ、砲台役がペンギンではなくタコ。SFC版「パロディウスだ!」のスコアアタックステージの砲台もタコだったため、それを踏襲したものと思われる。砲台役のペンギンは風呂に入っているが、こちらは頭に包丁を刺されてまな板に乗せられている。
  • 打ち込むと得点が得られるコアラ型の敵、コーヒーカップ型のギミックも登場するが、これも似たギミックが「パロディウスだ!」で登場している。
  • ボスは砲台とハッチを備えた要塞。ハッチからは得点アイテムが出現するため粘ればかなり得点が稼げるが、時間切れで敵が自爆するとボーナスの50万点(+これで増えた残機5機分のボーナス50万点)を逃してしまう。
  • ボスの体力は13、制限時間は約5分30秒なので、ボス直前に取った緑ベルで12回体当たりを行ったのち、ギリギリまで敵から緑ベルを補給しながらアイテムを回収すると良い。
  • クリア時は残機1つにつき10万点加算されるほか、難易度に応じて以下のようにボーナスが入る。高得点を狙う場合は高い難易度を選ぶと良い。
クリア時ボーナス
レベル1:10万点 レベル2:25万点 レベル3:50万点 レベル4:100万点
レベル5:150万点 レベル6:200万点 レベル7:250万点 レベル8:300万点

おまけ2

実況おしゃべりパロディウスおまけ2 実況おしゃべりパロディウスおまけ2

道中BGM(PS、SS版) 原曲(作曲者名)
P1-Grand Prinのテーマ オリジナル
道中BGM(PSP版) 原曲(作曲者名)
Paruth オリジナル(山根ミチル)
備考
  • アレンジ版のみに収録されている、本編とは独立したステージの一つ。自機のスピードに応じてスクロール速度が変化するタイムアタック用ステージ。F1グランプリをモチーフにしている。
  • スタート時はF-1 GRAND PRIX in 鈴鹿(エフワングランプリ イン スズカ)ならぬP-1 GRANDPRIN in 鐘鹿(ピヨワン グランプリン イン ベルカ)のタイトルコールが入る。
  • P-1(ピヨワン)の名前の通り、メットを被ってジェットを付けたヒヨコや、フォーミュラカーに載ったヒヨコが敵として多数登場するほか、背景にはSUBARUならぬ「SOBORO」の看板が掲げてある。
  • スタート時はパワーアップボタンをシグナルに合わせてタイミングよく押すことで、最高速でスタートできる(ロケットスタート)。タイミングが早いとペナルティーとなりタイムに10秒が加算されてしまう。
  • サンドトラップに触れると一段階スピードダウンしてしまう。また後半には装備を剥がされる進入禁止ゾーンがあり、下へ直角にカーブして避けなければならない。
  • 特に高難易度でプレイするメリットはないため、記録を狙う場合もレベル1でプレイして問題ない。
  • 中ボスとして、7方向に弾をばらまく「マクラム」、極太レーザーを後方に放つ「ベネット」、反射する鉄球を打ち出す「フェリーニ」、誘導弾を放つ「ウィリー」が順に登場する。中ボス戦の間はステージが進まないので、早く倒すほど高記録が狙える。
  • ボスの名前は有名なレーシングチームである、マクラーレン、ベネトン、フェラーリ、ウィリアムズのパロディ。
  • スゥはパワーアップゲージの並びからオプションが早い段階で付けられるため、記録を狙うのに向いている。
  • BGMはF1中継のテーマ局でお馴染みのTruthに似せた曲だったが、PSPで差し替えられた。・・・が、差し替えられた方のほうがTruthにより近い曲調になっている。
  • Wikipediaなど一部のサイトではPS、SS版の曲はTruthのアレンジであると書かれているが、サウンドトラックには原曲の出典表記がないため、オリジナル曲というのが正しいようだ。

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関連項目

  • コナミ
  • パロディウス
  • グラディウス
  • 八奈見乗児
  • 小原乃梨子
ビックバイパーパロディウスシリーズ一覧
パロディウス - パロディウスだ! - 極上パロディウス - 実況おしゃべりパロディウス - セクシーパロディウス
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