藤岡佑介 単語


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フジオカユウスケ

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藤岡佑介とは、JRA(日本中央競馬会)に所属する騎手である。

競馬サークルの愛されブラザーズ・藤岡兄弟の兄。

概要

1986年3月17日生まれ、滋賀県栗東出身。
父は調教師の藤岡健一、弟は同じく騎手の藤岡康太。競馬一家である。

2001年に競馬学校第20期生として入学。同期には川田将雅、吉田隼人、丹内祐二、津村明秀らがいる。
余談だが、競馬学校では通年なら10名前後が入学して1~2名が退学・留年するところ、入学15名+留年2名の大所帯だった第20期生にはかなりのスパルタ教育が行われ、最終的に8名しか卒業出来なかった。そのため20期生間のライバル意識はかなり強いらしい。

卒業後は作田誠二厩舎に所属。2007年にフリー。


2004年3月6日中京競馬場・未勝利戦で所属厩舎のシルクマイスターに騎乗しデビュー(2番人気・3着)。翌週の13日、同じく中京競馬場でアスカクイーンに騎乗し初勝利をあげる。
その後順調に勝数を伸ばし、デビュー年末の朝日杯フューチュリティステークスにてGⅠ初騎乗を果たす。最終的に年間35勝をあげ、最多勝利新人賞を獲得。

翌2005年、京都牝馬ステークスをアズマサンダースで制し重賞初勝利。その後はローゼンクロイツスーパーホーネット、ワンカラットなどの重賞路線で活躍する馬に騎乗していた。

2010年にはサマージョッキーシリーズのチャンピオンになっている。同年、JBCスプリントサマーウインドで制し、GⅠ級(Jpn1)初制覇。2年後にはサマリーズ全日本2歳優駿を制覇している。

2013年3月に通算500勝を達成。4月16日から11月19日までフランスに武者修行に赴き、6月には海外競馬初勝利を挙げている。その後は12月までモーリシャスに転戦した(地味に初めてモーリシャスで騎乗した日本人である)。

2018年、NHKマイルカップケイアイノーテックで制し、デビュー14年目にしてG1タイトルを手にする。弟・康太に遅れること9年、奇しくも同じNHKマイルでのJRA・GⅠ初制覇だった。安田記念2着、菊花賞2着と惜しい結果が続いてきた後の勝利である。

2020年、11月7日にJRA通算10000回騎乗を達成。

2023年12月3日に通算1000勝を達成。

2024年2月には、前年にGⅠ・2勝目を挙げた康太に続くようにフェブラリーステークスペプチドナイルで制する。しかし同年4月、康太が落馬事故により死去する惨事があった。

エピソード

人物について

本人曰く「石橋を叩いて渡らない慎重で臆病な性格」。プレッシャーに弱く、一番人気になるとメンタルにくるらしい。大きな声を出されたり怒鳴られたりするのも苦手とのこと。

弟・康太と同じく、競馬関係者のインタビューや座談ではその人柄を高く評価されており、競馬界屈指の聖人騎手として知られる。競馬学校の卒業時には教官から「クラス代表挨拶といえば誰もが「藤岡」と言うくらいのしっかり者」と評されている。それを示すように、20代のころから騎手会の仕事を任されていたり、フランス留学出発前夜にはJRAの連絡職員から(騎手会との連絡とか調整とかお願いしてたのに)いなくなっちゃうんですか」と残念がられた逸話がある。

netkeibaでコラム&対談企画with 佑を持っており、精力的に競馬界の情報発信を続けている。大の取材嫌いで知られる石橋脩が「(相手が)藤岡だから…」と出演したり、普段は笑いを取りに回りがちな和田竜二が真剣に騎乗論について語ったりと、祐介の人柄ゆえに実現したような対談も多い。

――ただ、僕の場合は、この対談を通して自分が成長していく姿を見てほしいという思いもあって始めたことなので、逆に「今に見てろよ」と思えましたけどね。当然、(福永)祐一さんのような考えになるのもわかるし、僕自身、同じように思っていた時期もあります。でも、よく考えたら、茶化したりするのってほんの一部の人たちなんですよね。

――競馬って、“点”ではなく“線”で考えないと、コンスタントに馬券を当てるのは難しいと思うんです。“線”で捉えるには、やっぱりジョッキーが発信する情報って重要で、一部の人たちのせいでその情報を得るチャンスを失ってしまうのはもったいない。
それでなくても閉鎖的な社会なので、祐一さんの代わりになれるかどうかはわかりませんけど(笑)、僕なりに発信し続けていきたいと思っています。

「with 祐」【福永祐一×藤岡佑介】第3回より抜粋
何故情報発信にこだわるのかについて

趣味は買い物で、特に服を買うのが好きらしい。独身寮時代には寮の空き部屋を自分のクローゼット代わりにするほどに集めてしまい、後輩に譲って減らしていったという。現在でもや子供の服を買いに行くのが楽しいとのこと。

交友・知遇について

弟・康太との関係は良好。2人では遊びに&食事に行かないが、他の誰かを交えて遊びに行くことは多かったという。康太からは「兄ちゃん」「佑介くん」と呼ばれていた。

第20期生の同期たちとは激しいライバルであると同時にかけがえのない友人同士。特に川田将雅とは親友であり、イベントなどでは仲睦まじくしている様子が見られる。そんな仲でも、川田が同期でGⅠ制覇一番乗りを果たした夜は自分の不甲斐なさに号泣し、後日会った時はそっけない挨拶しか出来なかったとのこと(川田曰く「あんなことはあの時一回だけ」)。2013年のフランス遠征も、お手馬が川田に乗り代わりになったことがきっかけだった。

先輩の池添謙一とは他騎手も混ざった旅行に行く仲。後輩の北村友一とも仲が良く、北村は「祐介さんはおにいちゃん」「康太とは双子の兄弟」とも語っている。康太の同期である浜中俊には「すっごく癒してくれて、僕が女だったら絶対に好きになる」と言われている。

クリストフ・ルメールとは短期免許時代から付き合いがあり、フランス遠征時にはルメール邸の地下室を間借りしていた。

競馬について

父と同い年であり、スーパーホーネットで縁がある矢作芳人調教師からは「どの馬に乗せても折り合いの心配がないと言ってもいい」と褒められる一方、「その馬が自分に合わないと思うととたんに自信のない乗り方になる」と指摘されている。

2018年NHKマイルカップは当初騎乗予定がなく、京都競馬場での先約があった。しかし本来ケイアイノーテックに騎乗予定だった武豊が騎乗停止を喰らい、急遽代打依頼が舞い込んできた。京都での先約相手に話したところ「チャンスがあるのなら乗ってこい」と快諾されたとのこと。
レース後は直線一気の差し切り勝ちで馬が疲れたと思ったのか、ゴール後「ウイニングランをしないで帰ろうかな?」と口にしたところ、川田から「行け!」と言われて向かった。
帰宅後、スマホを確認すると、450件ほどの祝電が届いており、全てその日のうちに返信したという。更にその後「with 祐」企画で祝賀会が催されたのだが、何故か結婚披露宴テイストで行われ、祐介と将雅が新郎新婦のように会場を練り歩き、互いにノリノリでファーストバイトを行っていた

G1/Jpn1勝ち鞍

中央競馬
競走名 勝ち馬 動画
NHKマイルカップ ケイアイノーテック(2018) sm33167735
フェブラリーステークス ペプチドナイル(2024) sm43414307
地方競馬
JBCスプリント サマーウインド(2010) sm12637530
全日本2歳優駿 サマリーズ(2012) sm19618987

関連項目



関連項目

  • 騎手
  • 騎手の一覧
  • 藤岡康太
  • 競馬
  • JRA
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