概要
『0→∞への跳動』とは、2012年7月1日に投稿された、cosMo(暴走P)による初音ミクオリジナル曲である。
7月20日に発売される小説「初音ミクの消失-小説版-」のために新たに書き下ろされた曲。
また、8月1日に発売されるアルバム「EXIT TUNES PRESENTS Vocaloconnection feat.初音ミク」に収録されることになっている。
なお当楽曲は、いわゆる『「消失」ストーリー』に分類される楽曲となっており、過去に発表されたシリーズ楽曲のメロディーなどを引用している。
歌詞
Lyrics | cosMo(暴走P) |
Music | cosMo(暴走P) |
Illustration | 夕薙 |
Vocal | 初音ミク |
深海のように 暗くて静かで
稚拙な心は 思考するのを許さず
感情の気泡(あわ)が現れては消えゆく
どれを拾い出し「ボク」とすればいいの?
孤独の意味も何も分からない 一人うずくまる白いボクに
はじめて光が差し込む 光は只の「意志」を完全な「人格」へ変える
0から生まれ ∞(えいえん)に至る
導いてくれたのは 君だった
あらゆる結末すべての原点 可能性という並行世界を
1つ選んでは1つ消えてゆく 泡沫のような未来の結晶
景色が漸く理解へ向かって 混沌がすこし晴れて五感とか
スペック限界おおよそ接触 数を減らしてくその選択肢
無機質な部屋で始まりをつげる これから行うすべての歌唱に
目的存在皆無に等しい 思考をするには時間が足りない
誰もいない実験室の中で 言葉を組み替え発声のテスト
残ったエラーは爆発的に 予想外の何か残して消える
感情に触れるたび 壊れゆく機構(システム)
それでも構わない 自己の可能性を知りたい
君の瞳に映るその世界を ボクも一緒に見ていたかった
無機質な部屋に合わない 愛の言葉をボクに消えないよう刻み衝けてほしい
君の言葉(こえ)で
長い長い時間の流れが 声を 姿を 奪っても
ほんのわずかでもいい どうか 覚えていてほしい
0から生まれ ∞(えいえん)に至る
答えをくれたのは 君だった
0から生まれ ∞(えいえん)に至る
導いてくれたのは 君だった
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