あきぽとは、ゲーム実況プレイヤーの一人である。女性。2月17日生まれ。
2009年にデビュー、2011年の全盛期に惜しまれながら一旦活動休止したが、11年の沈黙を経て2023年4月に本格的に活動を再開するという、ニコニコの実況者全体で見ても非常に稀有な活動実績の持ち主。
概要
2009年3月5日公開の動画「飽きっぽい女が初めてのFF9実況プレイ」にてデビュー。
穏やかな声質、語り口の心地よさ、動画編集の質の高さなどが高く評価され、デビューから2年をかけて着実にファン層を広げていた。2シリーズ目である「ペルソナ4」の実況プレイ動画は、同作の発売から既に3年が経過していたにもかかわらずランキング入りを重ねるなど、実況者として当時とても勢いに乗っていた。
しかし活動全盛期だった2011年12月、突如としてアップロードが途絶えた。その約半年後にマイリスコメにて本人から更新継続が難しくなり復帰のめどが立ったら報告するとの説明があり、そのまま音沙汰なくなったことから、多くのファンに惜しまれつつ、復帰は絶望視されていた。
…しかし、誰もが復帰は絶対もう無理と思った更にその後、ほとんどのファンがあきぽ氏の存在を記憶の片隅に忘れ、YouTubeに天下を取られたニコニコへはアクセスすらしなくなっていただろう2023年4月、11年4か月の沈黙を破ってまさかの活動再開を果たした。先のマイリスコメにはちゃんと復帰のめどが報告されており、11年経って約束を果たす律義なところも健在。
復帰作は実機画面の直撮りにて制作され、PS2の掘り起こしと接続から始まるなど、ブランクの存在をあえて活かしてみせる、11年経っても変わらぬあきぽ氏らしいハイセンスな仕上がりになっている。その一方、YouTubeにも同じ動画を投稿し、Twitterも開設するなど、これまた現代のニーズを同氏らしく的確にとらえた活動が展開されている。
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https://twitter.com/akipo_i/status/1664256703364464640
経歴
名前の由来は自称の「飽きっぽい女」だが、動画を見る限りでは飽きっぽさは微塵も感じられず、自他共に認めるネタになっている。11年半経っても元のデータをちゃんと掘り起こして活動再開しているところを見る限り、驚異的に物持ちの良いマメな人であるのは間違いない。
活動開始当初から素性は明かされていない。ただし活動初期の動画更新時刻や「6勤」発言などから、少なくとも全盛期当時は社会人だったのは確実。口にする流行語や趣味の内容から生まれは1980年代前半頃との説が有力である。難読漢字をすらすら読んだり、英語から星座名を咄嗟に判断したり、教養は高いようである。
これまでに「ファイナルファンタジーX」「真・女神転生III-NOCTURNE」「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー」「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」「moon」「大神」などの作品をクリア済みである。ゲーム好きの弟がおり、ゲームソフトをぬすむ借りるほか、プレイや実況動画作成にあたっても少なからぬ助力を受けていると述べていた。
FF9のモーグリやブランク、P4の堂島菜々子などをこよなく愛する。また、好きな食べ物としてトマトを挙げており、誕生日プレゼントとしてもらった事があるほどだという。
各動画の冒頭では、更新主の労をねぎらう定型句「うぽつ」をもじった「あきぽつ」というコメントが多数投稿され、あきぽ氏自身もこれを気に入っていると述べている。また実況中に氏が感涙することも多く、当該の動画にはしばしば「泣きぽ」タグがつけられる。
実況スタイル
「飽きっぽい」をタイトル詐欺と言わしめるプレイスタイルであり、マップ探索から戦闘、ミニゲームに至るまで当該ゲームのファンも驚嘆するほど濃密にやり込むのが特徴である。また記憶力や理解力、勘の良さにも定評があり、ストーリーを奥深くまで堪能する姿が見受けられる。しかしその一方で冗長な場面は大胆に飛ばすなど視聴者視点に立った編集がなされており、動画作品としての高い完成度が評価されている。
また動画の節々にしばしば美麗で味のある一枚画が挿入され、美術関係の経歴を持っているのではないかとの見方もある。
他にも以下のような特技がある。
- ダイジェスト
- 前回までの概要を、動画まとめ&ナレーションで紹介する。プロの犯行レベル。
- シンクロ
- あきぽ氏が口にしたのとほぼ同じ言葉を、その直後にゲームのキャラクターが発言する。
- ハトサブレ
- 主にFF9の動画に登場した、あきぽ氏の描く簡易版チョコボ。プロフィール画像にも使われ、半ばマスコットキャラクターのようになっている。
動向
- 飽きっぽい女が初めてのFF9実況プレイ(2009年3月5日- 2010年8月7日、2010年11月28日)
- デビュー作。実況第1作目として「ペルソナ4」を開始するに先立ち、エンコードテスト目的で、FF9冒頭のみを収めた単発の実況プレイ動画が公開された。しかしそれをきっかけに本人がFF9に強い関心を抱いたため、それを「part1」と改称しシリーズ物として継続することとなった。その後1年5か月をかけ、2010年8月にpart66(おしまい)にて完結に至った。その3か月後にはクリア後のやり込みをまとめた追加編「おまけ」がアップされ、タイトル詐欺との呼び声をさらに強くした。
- 飽きっぽい女が初めてのペルソナ4実況プレイ(2011年6月29日- )
- 実況プレイ第2シリーズ目。上記の通り第1作目が急遽FF9に変更となったため、デビューから2年4か月の期間を経て2011年6月29日に公開が開始された。ペルソナ4自体の人気も相俟ってか、part1は投稿3日後の2011年7月1日に「ゲーム」カテゴリでランキング4位を獲得し、以後もランキング入りするなど人気シリーズとなっていたが、2011年12月のpart22を最後に11年5か月にわたり更新が途絶えていた。奇しくも同partのサムネは「イゴった」場面(同作のゲームオーバー画面)。
- そして2023年4月、上記の通りまさかのシリーズ再開を果たした。しかし復帰作はこれまでのシリーズやその後の他作品とは異なり「part○○」というタイトルではなく「打倒!矛盾の王」と単発の番外編らしき命名で、また「飽きっぽい女が初めてのP4G実況プレイ」とのP4Gのプレイ動画サムネもほどなく更新されており、今後はP4Gへの移行が想定されている可能性もある。
- 【壺おじさん】飽きっぽい女が初めてのGetting Over It実況プレイ(2023年4月8日- 13日)
- 実況プレイ第3シリーズ目、活動再開後では第1シリーズ目。前後編の2作でに分かれている。FF9の経緯と同様の、エンコードテスト的な意味合いもあるとみられる作品。
- 飽きっぽい女が初めてのゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド実況プレイ(2023年5月4日- )
- 実況プレイ第4シリーズ目、活動再開後では第2シリーズ目。「part○○」と銘打つ本格シリーズ。
関連動画
Part1一覧
飽きっぽくない
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関連コミュニティ
関連項目
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