アキバエクスプレスとは、
- 木無血(きむち)が主催するバス愛好家団体。ラッピングバスと連節バスを所有している。
- 首都圏新都市鉄道の鉄道路線「つくばエクスプレス」の俗称。起点駅のある秋葉原の略称「アキバ」に由来。
- 2.を題材とした鉄道MADに登場する架空の鉄道会社。「アキバエクスプレス(架空鉄道)」を参照。
アキバエクスプレスとは、木無血(きむち)によるバス愛好家の同人サークルである。本拠地は栃木県。
コミケ開催時のシャトルバスの運行のほか、車体に萌えキャラをラッピングした「痛バス」、旧式の連節バスを保有することで知られる。別名は「魔導鐵道 磨来本線」。
主な活動
コミケ会場行き夜行バス
東京都内および栃木県・埼玉県からコミケ会場の東京ビッグサイトへ直行するバスを運行している。会場で徹夜せず早朝に着きたいという参加者の声に応えたもので、朝の4時半に会場に到着するダイヤが組まれた。
各地のバス会社から車両を手配して自主運行する形をとっていたが、諸事情により2007年末の冬コミ(C73)を最後に運行を一旦中断。そのC73の最終日には、日の丸自動車からチャーターした2階建てオープントップバス(オープンカーのような屋根のないバス)を運行した。
その後、直行バスは東京都の観光バス会社「バスウェイ」による募集型企画旅行という形態で復活し、現在に至る。
2013年現在の運行便
「ありあけ号」の名称は東京ビッグサイトの所在地である「有明」、「けよりな号」は美少女ゲームのタイトル「夜明け前より瑠璃色な」をもじった「夜明け前より有明な」の略称に由来する。
ラッピングバス
各サークルの協力を得て、木無血が個人所有する2階建てバスの車体に萌えキャラクターのラッピングを行った「痛バス」がイベントの際に運行される。車両は大阪の観光バス会社、ジパングが保有していた「プレステージ」の1台を購入したもので、放送宣伝車としての登録を受けている。
主に東方Projectのキャラクターがラッピングされ、コミケ・博麗神社例大祭などのイベント開催時に東方キャラの着ぐるみが乗車し、秋葉原や会場周辺を走っている。イベントによっては東方以外のラッピングもなされる。
並走バトル
コミックマーケットおよび博麗神社例大祭が開催される日の早朝、東京ビッグサイトへの交通手段の1つであるゆりかもめと、前述の東方ラッピングバスがレインボーブリッジで並走するという企画が行われている。
連節バスプロジェクト
1985年のつくば科学万博のシャトル輸送用として登場し、閉幕後は東京空港交通により東京都内と成田空港を結ぶリムジンバスとして使用された連節バスを保有している。足回りはボルボ製、車体は富士重工製で全長は18m。
1994年の廃車後は埼玉県の販売店で15年近く眠り続けていたが、解体寸前の2008年6月に木無血がこのバスを発見し、購入を決定。公道走行に必要な修理と各種手続きを経て、同年9月に栃木県の「木無血車庫」へと回送された。その後、宇都宮市内にて度々走行試験を行っている。
塗装は廃車当時の東京空港交通時代のカラーリングのままで、塗替えやラッピングはなされていない。
関連動画
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関連項目
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