ここでのグレゴリオ / GREGORIUSとは、ゲーム「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」に登場するボスエネミーである。
概要
……肉体という檻は、いずれ朽ちるのが運命である。
万物は衰退するもの。死と消滅――それは生あるものが受け入れるべき宿命。
いずれ消え去るものに、意味などない。だが芸術は――そこに在り続ける。
作り手の肉体が朽ち果てようと、芸術はこの世界に存在し――
「芸術(かれら)」は、ここで其の価値を――存在を――その境地を証明し続けるのだ。肉体の檻から解き放たれ、「不滅」に手を伸ばすことができる唯一の方法――「有限」が「無限」に近づくための軌跡。
マエストロによる不滅性に関する解説
最終編「あまねく奇跡の始発点」1章14話時点で準備が終わっていなかったマエストロによる新たな芸術作品。
教義の人工天使シリーズ「聖徒の交わり」に分類される。
なお、任務のステージ12やエデン条約編で登場したアンブロシウスについてもこれにカテゴライズされるようだが、失敗作らしい。
姿は頭を持たない異形の聖者にして指揮者、その背中合わせとなるように本体同様頭を持たないピアニスト、そして横には無貌のコーラスをしたがえている。
そして周囲に聖歌隊を従えている。
戦闘シーンにおいては指揮と音響によって攻撃を行ってくる。
そして演奏が最高潮を迎え、その幕引きは不可避の波動によって生徒全員に大打撃を与えるというこれまでの総力戦ボスとは異なる趣を見せている。既知感を覚える先生もいるようだが、気の所為だろう。
スキルの予告はミツキヨが手掛けるBGMに割り込む形で演奏SEが入るが、倍速状態によってSEが異なるという手の込みようとなっている。
音ゲーの高難度曲さながらの高速ピアノを背景に範囲攻撃で聖歌隊をノックダウンさせる戦闘の爽快さという面においては一つ前に実装されたスランピアのクソ猫ゴズと比較して評価が高くなっている。
保有スキル
- 聖者の囁き
- プレイヤー部隊に確定会心ダメージを与え、攻撃力を長時間大幅に低下させる。
- 苦難のオルガン
- 中央のパイプオルガンはEXスキルでのみ攻撃可能であり、HPが1%以下になると180度回転する。
回転直後はHPを100%回復して30秒の間、攻撃を受け付けなくなる。 - グレゴリオ賛歌
- 中央のパイプオルガンが向いた方向および放つ旋律の色に応じてプレイヤー部隊あるいはグレゴリオたちに状態異常を1つ解除あるいは被ダメージ増加を付与する。
- 厳粛なる悔悟
- グレゴリオ自身が保有しているデバフ量に応じてグレゴリオおよび聖歌隊の状態異常を1つ解除するか、攻撃力を小幅低下させる。
- 聖者のしもべのしもべ
- グレゴリオ自身が保有しているデバフ量に応じてグレゴリオおよび聖歌隊は攻撃力の上昇および被ダメージが上昇する。
- 荘厳なる聖歌隊
- 左側および右側に登場する聖歌隊は登場してから40秒が経過すると攻撃力が大幅に上昇する。
聖歌隊はHPが1%以下になると倒れて攻撃することができなくなる。 - 万人の救恤
- プレイヤー部隊に不死身状態を解除し、999,999のダメージを与える。
- サンクトゥス
- 以下の効果をすべて適用する。
攻略の手引き
さて、保有スキルの数が過去最大ということもあり脳みそが沸騰しちゃいそうな先生方も多いと思われるが、要するに以下のとおりである。
- グレゴリオに所定のデバフ数をスタックさせる必要がある
- 聖歌隊の数が多く、ダメージを共有するため範囲攻撃型のスキルを持つ生徒が推奨される
- ただし、ストライカーに対しては聖者の囁きによって攻撃力が下がっている時間が長いため、スペシャル枠でダメージを稼ぐことが求められる
- ラスト1分はコスト回復速度が上昇するため実質フィーバータイム。
パイプオルガンについてはスキルのテキストだと分かりづらいが実際にプレイすると分かりやすくなっている。
重要なのはパイプオルガンから発生しているオーラの色と向きである。
白色は状態異常の解除、黒色は被ダメージ増加付与であるため、白色を自軍に向けつつ黒色を相手に向けると良い。
範囲EXスキルで巻き込むように当てることでなるべくコストを余分に使わずスマートに向きを変えることができる。
編成の手引き
ここでは攻略にあたって適性が高い生徒を紹介していく。
限定生徒については赤太字で記載。
アタッカーの選出
聖者の囁きにより攻撃力ダウンが痛いためスペシャル枠の範囲アタッカーが求められる。
回避が高いことから高い命中を持つ生徒を起用したいが、防御は1000とやや高いため防御力に干渉する能力があるとなお良い。
ここではスペシャル枠のアタッカーに絞って解説する。
- 安守ミノリ
- カルバノグ2章で唐突に実装された身体が闘争を求めてやまないレッドウィンター工務部長。
自身が非常に高いアタッカー性能を有していることもあるが、それ以上にサブスキルが爆発特効の上昇がスペシャル枠にも適用されるという非常に強い効果となっている。 - 桐藤ナギサ
- 防御デバフも兼ね備えたマルチロールなティーパーティーホスト。
高水準で高い能力を持つ彼女はここでも高い適性を見せつけている。 - 霞沢ミユ(水着)
- ゲリラ部隊のリーダー、パテル派の元リーダーに次ぐ第3の確定会心アタッカーなのだが……EXスキルにおいて攻撃するのはカモメである。
水着姿のRABBIT1およびRABBIT2もグレゴリオに対して高い適性があるため、揃えて運用しても良いがやや命中が低いことだけは頭に置いておく必要がある。 - 花岡ユズ(メイド)
- ダンボールの中から砲撃するゲーム開発部の部長。
通常版と比較すると命中が跳ね上がっているので安定して聖歌隊へダメージを与えることができる。 - 若葉ヒナタ(水着)
- 第1回では不参加となったが、防御無視効果を持ち決して低くはないコンテンツ適性を持っているのではないかと目されている。
- 薬子サヤ
- 戦術対抗戦コインでの受け入れが可能な錬丹術研究会の天才発明家。
EXスキルのコストは非常に重いが、ノーマルスキルによって会心値低下と中毒状態によってデバフ枚数を稼ぐことができる。
命中値はそこまで高くないためケアが必要となるが、確実に受け入れ可能という点において評価が高い。
デバッファーの選出
デバフのスタック数に応じて敵の被ダメージ量や攻撃力が変動するため、できるだけ高いボーナスを得られるようにしたい。
- 空井サキ(水着)
- EXスキルで攻撃力低下・防御力低下・会心抵抗値の3つを同時に付与することができ、サブスキルではスペシャル枠の生徒の攻撃力を上昇させるという類を見ない能力を持っている。RABBIT2は優秀です。
グレゴリオ戦の申し子といっても良い適性を持っているのだが、それ以外での総力戦でもスペシャル枠のアタッカーを軸とした編成を行えるようになるため、受け入れることができた場合は育成しても良いだろう。ヴァルキューレ素材余りがちだし - 近衛ミナ
- EXスキルで攻撃力低下・回避値低下・命中値低下の3つを同時に付与することができるのだが、EXスキルレベルを上げる必要がある。もっとも、山海経のBDは比較的余りやすいためここで割いても良いだろう。
いっぱいチョウ・ユンファごっこができるね - 蒼森ミネ
- EXスキルとノーマルスキルで防御力低下と回避値低下を付与することができ、重ねがけが可能であることからここでも適性が見出された救護騎士団長。
軽装甲タンクということから起用する際はケアが重要となる。 - 月雪ミヤコ(水着)
- 低コストで会心ダメージ抵抗低下を付与することができ、一定回数回避することでコスト回復速度が上昇する。
ヒーラーの選出
スペシャル枠のアタッカーでダメージを稼ぐことが求められる関係上、ストライカー枠でのヒーラー需要が高い
……のだが、執筆時点で実装されている中でストライカー枠における重装甲ヒーラーは下江コハルと朱城ルミのみとなっている。
コハルは幸いにして総力戦レアコインでの受け入れも可能ではあるが、ルミは直近で実装された生徒であるため募集が復刻されるのはだいぶ先になるだろう。
関連項目
さあ、先生……今一度、喝采の準備を。
まもなく舞台の幕が上がる――どうか、より強く、激しく、高らかな喝采を!
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