Yostarが運営を務めるゲーム「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」におけるセミとは、未実装の生徒(キャラクター)たちの実装を待ち望む悲しき存在である。
概要
概ね前文で「どういうものか」の紹介が終わっているため、これ以降については誕生の経緯や生態などについて説明することとなる。
セミの誕生
ブルーアーカイブにおいて〇〇セミという存在が明確に刻まれることとなったのは、名エピソード「エデン条約編」にて登場した聖園ミカの実装を待ち望むプレイヤーたる先生たちの願いである。
2章の大立ち回りが終わって以降は3章では大人しくしていたものの、4章でのすれ違いから始まった復習の魔女としての動きにリアルタイムで体験していた先生たちは「何やってんだよミカァ!!」とオルガ・イツカばりのリアクションをすることとなった。
4章のラストである後編が配信が決定され、配信日と同日に開催されたピックアップ募集は錠前サオリおよび陸八魔アルという先生たちは宇宙猫となってしまうと同時にミカが実装されなかったことからミカゼミと呼ばれる種が誕生することとなった。
その生態
主な観測箇所としては公式の生放送配信である「ブルアカらいぶ」あるいは周年記念の「ブルアカふぇす」、または攻略情報を掲載している有志WikiやSNS上で散見されている。
行動については彼女たちの実装を待ち望む声を上げることが多いが、とりわけ目につくのは公式番組上でキャラの名前だけを連呼してコメントログを流すという厄介ファンと見られてもおかしくない行動である。
これまでの観測例
- 聖園ミカ
- 初の観測例であり、ミカという名前を連続で並べるとセミが鳴いているように見られたことから語源として成立したこととなる。
なお、初実装となる2周年記念募集と2.5周年での青天井枠という期間限定募集でのみの受け入れが可能となっているため周年の時期以外に始めたプレイヤーが新たにセミと化していることもある。 - 竜華キサキ
- 最終編2章配信時に初の顔見せとなった山海経高等中学校の生徒会長に相当する玄竜門の門主。
- 百合園セイア
- 執筆時点では連邦生徒会およびクロノス以外で顔見せが行われている生徒の中では最古参にあたる。
ゲヘナ帰宅部の2人については初期タイトル画面以降の露出がパヴァーヌ2章でのチョイ役だったので……
彼女の名前を連呼するとお祭り太鼓を叩いている男衆がよぎることから「お祭り男」と呼ばれることも。 - 清澄アキラ
- 「慈愛の怪盗」なる二つ名を持つ七囚人の一人。
期間限定イベント「白亜の予告状」にて初めて顔見せがあり、そのビジュアルやキャラクター性によって一躍人気を博することとなった。
厄介ファンたる側面
昨今では厄介ファンというとファン・クーロンとかいう不老の否定者によってミーニングがやや異なることもあるが、本記事はブルーアーカイブの関連記事であるため本来通りマナーが著しく悪いものたちについて扱う。
というよりも、大体は百合園セイアおよびそのセミに関連することとなる。
セイアゼミの厄介行動
2周年記念募集でミカが実装された際にモーション付き家具「ティーパーティーのテーブル」もあわせて実装され、他のメンバーも遠からず実装されるのではないかという予測に対して最終編3章配信と同時に桐藤ナギサが期間限定募集生徒として実装されることとなった。
これを受けてセミたちの活動は激化することとなり、これ以降のブルアカらいぶでは一種の風物詩と化していた。
また、通常衣装の生徒が限定枠となっている例としては初の狐坂ワカモの次は聖園ミカとなっており、次いで桐藤ナギサおよび飛鳥馬トキとなっている。
彼女自身が抱えている問題
エデン条約編2章までで描かれた襲撃事件によって重傷を負っていたものの、最終編ではそれなりに出歩ける程度に回復していた。
また、エデン条約編4章の事件で予知夢の能力を喪失しているが、その代わりにカンが鋭くなっている。
……だけで終わっていればもう既にクローズされていることから「実装はまだですか」で済むのだが、クズノハを訪ねるという長期キャンペーンシナリオが展開されていることからそれらが終わってからでないと実装は厳しいの厳しいのではないか、と見られている。
これについてはかの反転した狼の神に関しても同様。
また、トリニティ総合学園の構造上の問題として「各派閥の長3人がそれぞれの生徒会長として持ち回りでトリニティの生徒会長を務める」という複雑極まりないこととなっている。
エデン条約編開始時点において制度上では彼女がホストを務めていたが、事件により負傷・離脱していたことから代理でナギサが務めることとなっていたことと、ほぼずっと顔役としての業務を務めていることから現時点では「あれ、生徒会長ってナギサだよね?」みたいなことになっている。
性能面
ミカがこれまでにおいて対重装備戦で環境トップとして上位ティアを独占しているほか、ナギサに関しても対軽装備の総力戦において採用率が高いことから彼女に対しても性能面での優遇が求められる声は大きい。
だが、あまりにも欲をかきすぎると碌なことにはならない。足を引くものが必ずいるということを忘れてはならない。
そのため、桑上カホに続いて天地ニヤがあんまりな性能だった場合は……
2.5周年では
2.5周年が近づくにつれてセミたちの行動は更に過激なものとなり、夏は1年目および2年目が水着衣装であった前例から2.5周年も恐らく水着衣装が実装される……と大半の先生たちが予想していたところに2.5周年はセイアが来ると声を上げるセミが続出した。
彼らの言い分としては「夏は水着という前例が崩れる」「生徒の中で実装できる格どうこう」あとアロナちゃんねるがあり、場の空気を冷やす存在となってしまった。
このときに観測された格どうこう言う連中のことを「格おじ」と呼ばれた例もあるようだが、それについてはきっと誰かが執筆してくれるかもしれない
なお2.5周年で実装されたのは水着姿の浦和ハナコであったため、メンツこそ違えど補習授業部が初めてイベント主演2回目ということを達成している。(ウィッシュリストでは白洲アズサ&阿慈谷ヒフミが、課外授業では古関ウイ&若葉ヒナタが主役をしていると見られるため厳密には異なるが)
結果としてセイアは実装されなかったこともあるが、よりにもよってティーパーティー以外ではそれなりに親しいと見られていたハナコが周年枠を勝ち取ったことがある種において芸術点の高い現象となっていた。
それ以降は出る杭は打たれるという言葉通り、2.5周年に大暴れしすぎたことから彼女にこそ罪はないものの3周年が近づいている執筆時点においては煙たがられることとなった。
他グループとの兼ね合い
「生徒会長である」という一点張りで通常衣装版が期間限定募集の対象たりえるということとなればトリニティは3人いるから……というトンデモ理論を振りかざす輩も出ることとなった。
セイアに関しては長期キャンペーンシナリオが終了していることが前提となっている場合は多くのネタバレが含まれていることから、それらを初期から踏ませないために限定募集生徒たりえる可能性は十分にありえる。
ただし、それ以上に目を引く存在となる「周年記念募集」の枠についてはティーパーティー内部では既にミカが存在していることからバランス取りの観点からしてナシではないか、という声が大きい。そういうことをガン無視したゴリ押しをして定期的に燃えている運営もいるって?それはそう。
なお、補習授業部は前述の通り2.5周年で水着姿の浦和ハナコが周年記念枠であるが、0.5周年は白洲アズサ&静山マシロか空崎ヒナ&銀鏡イオリ、どちらが周年対象として見られるかは諸説あるし、彼女がそこを拾った上で納得させられるかと言われると……厳しいのではないかというのが初稿執筆者の見解である。
最後に
ブルーアーカイブをはじめとするキャラクターコンテンツでは継続的に魅力的なキャラクターが登場し、それらキャラクターの実装を待ち望む声が絶えない。
しかし、様々なものを掛け違えてしまうとエデン条約編のような大惨事が発生してしまう可能性があるため背景情報を確認しておかないとコミュニティノートで殴られるような事案になるため、視野狭窄に陥らないよう気をつけていきたい。
関連項目
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