この記事では、ゲーム「バハムートラグーン」に登場するキャラクターについて解説しています。その他のフレデリカについては「フレデリカ」の記事を参照してください。
プロフィール
回復魔法などを扱う「プリースト」の女性。年齢や出身地等は不明だが、物語冒頭のカーナ防衛戦に参戦しており、ビュウやヨヨのとは既知の間柄を示すセリフが用意されていることから、カーナ王家に仕えていたことが窺える。
大人しい性格だが、病弱ですぐに倒れてしまう。また、倒れるたびに薬に頼ろうとする、薬中毒な面がある。
※クスリに関する劇中台詞一例
「私はだいじょうぶです・・・ク、クスリがあれば・・・」
「私・・・・・・ふるえてますよね。時間です・・・・・・クスリの時間です・・・・・・」
主人公ビュウの嫁最有力候補?
・・・・・・と、以上のプロフィールだけ見れば、バハムートラグーンの他のキャラに負けず劣らず怪しいキャラだと感じるかも知れない。しかし実際は、主人公ビュウの嫁最有力候補として、(主にヨヨに絶望した者達の間で)絶大な人気を誇るキャラなのだ。
物語中盤、ヒロイン・ヨヨによって起こされた無差別精神的テロにより、多くのプレイヤーが心をへし折られることになる。ヨヨにハートフルボッコされたプレイヤーたちが求めたもの・・・・・・それは癒しであった。そこで周りを見渡して、傷ついた心を癒してくれそうな人物を探してみるのだが・・・・・・
ルキアさん?でもなんだかんだでドンファンと仲が良さそうだし…
メロディア?幼女に手を出したら犯罪だしなぁ…
センダック?いやいやジジイじゃないか、俺はノンケだ!
サラマンダー?キノコ食うか?
プレイヤーの一部には彼女(彼)らに走る者も出ていたが、依然多くのプレイヤーは傷ついた心を抱えたまま。だが、物語も終盤に差し掛かる頃、そんなプレイヤーの前に女神が舞い降りたのである。
フレデリカ
「私・・・・・・こんなんじゃいけない(病弱的に)と、ずっとかんがえていたんです・・・・・・。戦いが終わったら、元気になるようにがんばりますね。
その時はビュウさん・・・・・・。
いっしょにクスリ屋をはじめませんか?」
それはプロポーズと受け取っていいんですねフレデリカさん!!!いいですとも!
このセリフがきっかけで、フレデリカを生涯の伴侶にと希望するプレイヤーが続出。かくしてフレデリカは、ビュウの嫁最有力候補の地位を確固たるものにしたのであった。
付け加えて言うと、このセリフのインパクトの影に隠れがちだが、フレデリカがビュウに好印象を持っているセリフもそこかしこに用意されている。
「ビュウ、まってたんだよ!」(再開時)
「ありがとう・・・・・・ビュウはやさしいですね」
「私のところに来てくれるのはビュウさんだけ・・・・・・」(以降、呼び捨てから「さん」づけへ変化) 。
・・・もう、おわかりであろう。バハラグの真のヒロインはフレデリカ。異論はあまり認めない。
余談
今となっては貴重な品となったファミ通のバハムートラグーンファンブックには、バハムートラグーンの世界観を知る上で貴重な情報がいくつも掲載されている。そのなかのひとつキャラクター相関図では、フレデリカがビュウに好意を寄せていることが示唆されており、作中では上記の「いっしょにクスリ屋」発言以外に直接的な描写のない「フレデリカからビュウへの好意」はこれによって半ば公式化している。
このキャラクター相関図において、男性キャラクターの名前は青背景に白抜き文字、女性キャラクターの名前は赤背景に白抜き文字で示されることになっている。だが、なぜかフレデリカの名前は青背景に白抜き文字で書かれているのだ。ということはつまりフレデリカは男の娘……と言ってはみるものの、どうせいつものファミ痛クオリティであろう。
この誤植をネタにした「フレデリカは実は男の娘」ネタが二次創作の世界で増えるかと思いきや、そっち系のネタはあまり普及しなかった感がある。
なお、フレデリカは第一回2ちゃんねるRPG最萌トーナメントにて準優勝という結果を残している。これは作品の知名度のことも考えると、かなり凄いことである。
関連動画
関連項目
- 4
- 0pt