林原めぐみのTokyo Boogie Night(略称:TBN)とは、声優・林原めぐみがパーソナリティを務めるラジオ番組である。
概要
番組沿革
1992年4月11日、TBSラジオの1局放送でスタート。
スタートから林原めぐみ1人によるDJライクなスタイルで一貫している。
放送時間帯を幾度か変更しながらも番組は続き、2011年6月26日(キー局のTBSラジオでは深夜枠なので正確には27日)に放送1000回を迎える。
2014年10月には、ラジオ福島へ久々にネットを拡大。2015年4月には同年3月で放送を終了した姉妹番組「林原めぐみのHeartful Station」の後番組として、ラジオ関西へのネットを開始した。
番組開始時よりほぼ一貫してネット局を増やしてきたが、2016年10月に大幅な改編を実施。
地上波での放送をTBSラジオ・ラジオ関西の2局に絞る一方、林原めぐみ公式サイトおよびラジオ関西「アニたまどっとコム」の配信サービス「別冊ラジ関」でのネット配信をスタートさせる。
2017年11月からは「アニたまどっとコム」がネット上での配信をニコニコチャンネル「アニたまどっとコムチャンネル」へ移行したことに伴い、ニコニコ動画でも公式に聴取することが可能となった。
(いずれの配信サイトも最新の回を1週間だけ聴取可)
2014年4月から開始したradikoプレミアムでも聴取可能。ただし一部の局は、諸般の事情でradikoプレミアムでは配信せず、フィラー音楽が流れていた。
放送局・配信サイトおよび放送日時一覧(2017年11月1日現在)
ラジオ放送はいずれの局もradikoプレミアムでの聴取が可能。
放送局 | 放送日 |
TBSラジオ(関東広域・キー局) | (日)24:00~ |
ラジオ関西(兵庫) | (土)23:00~ |
配信サイト | 配信日 |
林原めぐみ公式サイト『MEGUMI HOUSE』 | (火)12:00~ |
アニたまどっとコムチャンネル | (火)15:00~ |
参考:2016年9月末で終了した放送局
★はradikoプレミアム参加局で、かつこの番組が聴取できる放送局(利用者は日本全国で聴取可能)。
☆はradikoプレミアム参加局であるが、エリア外ではこの番組が聴取できない放送局。
放送局 | 放送日 |
南海放送(愛媛)★ | (土)22:30~ |
熊本放送(熊本)★ | (土)23:00~ |
KBCラジオ(福岡)★ | (土)24:00~ |
HBCラジオ(北海道)★ | (日)24:00~ |
東北放送(宮城)★ | (日)23:00~ |
ラジオ福島(福島)★ | (日)22:00~ |
新潟放送(新潟)★ | (日)23:00~ |
東海ラジオ(中京広域)★ | (日)23:30~ |
KBS京都(京都)☆ | (日)22:30~ |
信越放送(長野) | (日)23:00~ |
山陽放送(岡山) | (日)23:30~ |
静岡放送(静岡) | (日)23:30~ |
IBC岩手放送(岩手)☆ | (日)23:30~ |
中国放送(広島)☆ | (日)22:25~ |
北陸放送(石川)★ | (日)22:30~ |
番組内コーナー一覧
現在のレギュラーコーナー
- 早口言葉の挑戦状
リスナーが自作した早口言葉を林原に言ってもらう(引用も可だが、その場合は引用元を明記する)。
林原が噛んだら、直筆サイン入り色紙がもらえる。
ゲストが登場するときは、ゲストも挑戦することが多い。 - 普通のお便り
いわゆる「ふつおた」。
ちなみに正式なコーナー名は存在しない。 - こんなんありますぅ
リスナーが林原に「こんなんありますぅ」と珍しい物を紹介する。
新聞記事の切り抜きから地方名産物、珍地名、林原が出演するアニメに至るまで、内容は多岐にわたる。 - 電波私物化クラブ
リスナーが家族や友人に宛てたメッセージを林原に言ってもらう。
このときだけはラジオの電波をあなた(リスナー)の好きに使えます。
アラカルト
- この番組は、2015年3月に終了した林原めぐみのHeartful Station(以下、ハートフル)の放送局がラジオ関西に移り、放送が聴けなくなった関東の林原めぐみファンのために始まったとの説がある(ハートフルがラジオ関西に移った理由と背景はハートフルの記事かラジオ日本の記事を参照)。
- このため両番組の放送エリアは基本的に補完し合うような形になっていて、両番組が聴ける地域は北海道、岩手、茨城、栃木、東海三県(radikoによるもの)、福岡である(少々の雑音ありならもう少し増える)。
また、ハートフルを聞けない地域に配慮してか、「あっちの番組」などのぼかした表現でハートフルに関する話題を紹介することもある(同様の表現はハートフルがTBNに関する話題を取り上げるときにも用いられる)。ただ、最近radikoプレミアムがスタートしたこともあり、ぼかさずに紹介することも多い。 - 2011年6月26日で放送1000回を迎えたが、番組開始時からのキー局であるTBSラジオでの放送回数はこれよりも少ない。
さまざまな特番(国政選挙の開票速報が多い)でTBSラジオ(を含む数局)での放送が休止になったケースが何度かあったためである。
一例として、東日本大震災に伴う報道特番のため、TBSラジオとIBC岩手放送・東北放送の3局で休止となった第985回(2011年3月13日)がある(上記3放送局以外については、放送日を迎える前に通常編成に近い状態に戻ったため、時間を変更することなく放送されている。また、番組そのものは震災前の収録であるものの、放送にあたって特に編集はされていない)。 - 番組OP曲・ED曲ともに、番組開始時より「Tokyo Boogie Night」が使われている(EDは2002年より「2002version」となっている)。
ちなみに放送を開始した92年当時、番組はこの曲で歌われている通り「午前2時」(土曜26:00)に始まっていた。 - 提供のナレーションは第1回より堀内賢雄が担当している。
- ハートフルと同様、現在も投稿は基本的にハガキ・手紙で受け付けている。
2007年5月より一部コーナーに限り番組公式サイトからのメールフォームによる投稿受付を開始、現在はほぼすべてのコーナーにおいて投稿を受け付けている。 - ハートフルが放送されていた当時は同じゲストが登場することが多かった。
その理由は・・・お察しください(^_^;) - 2016年現在、TBSラジオをキー局とする唯一のアニラジである。
- かつては東海ラジオをキー局とするアニラジ番組「熱血電波倶楽部」のラジオドラマパートを放送していたことがある。
「熱血電波倶楽部」の本放送が終了した後も、名称を引き継いで2000年までラジオドラマを続けていた。 - ハートフル同様、放送100回ごとに公開録音が行われる。
無料で開催されること、また現時点で林原めぐみの生歌が聞ける数少ない機会であることから、参加チケットの競争倍率はかなり高い。
900回記念公開録音の前には「過去8回全部落ちました」というリスナーからの投稿もあったほどである。
このハガキを受け、900回記念公開録音は約2000人収容の東京厚生年金会館を2回回して、希望者をほぼ全員受け入れるという大盤振る舞いを行った。 - 2012年3月、アニメコンテンツエキスポに合わせてニコニコ動画内で配信された「スタ生」において、ハートフルとの合体番組『幕張DESSE Heartful Night』が配信された。
なお、同番組は2013年3月も配信された。 - 2012年10月21日の放送にて、冒頭の約40秒間別番組(「今晩は 吉永小百合です」)が流れるというトラブルが発生した(TBSラジオのみ)。
- 20年以上続く長寿番組であるが故に、ゲストやメッセージを寄せた若手声優が、リスナーだったことを番組で公言することもある(洲崎綾、佐藤聡美など)。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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