葛西善二郎とは、魔人探偵脳噛ネウロに登場するキャラクターである。
概要
新しい血族の尖兵「五本指」の一人で、人差し指に位置する。五本指では最古参で、シックスからの信頼も厚い。ピンで「火」の字が描かれた帽子を常にかぶった中年男性で、帽子を脱ぐと額に「火」の字の火傷跡がある。笑い方は「火火火(ヒヒヒ)」。テンションが高い時は「火ャハハハ」。特技は傍観と逃亡と解説。働いたら負けかなと思っている。
放火を中心に前科1000犯を超える「伝説の犯罪者」。かつては犯りたいことを犯り尽くし、犯罪者の花道としての死に場所を探していたが、シックスに出会ったことで初めて生きたいと心から願うようになり、それ以来は最強最後の犯罪者であるシックスよりも長生きすることを人生の目標としている。「人間の限界を超えないこと」をポリシーとしており、そのため、五本指の中では唯一血族名を名乗っておらず、強化細胞も移植していない。シックスには一目置いているものの、盲信的な他のメンバーと違って一歩引いた目線で接しており、時には冷静に突っ込むこともある。
火の扱いに優れ、火を自在に操ることができ、特に遠隔操作の放火トリックを得意とする。また、火炎放射器を仕込んでおり、手から炎を出すことができる。先述の通り、強化細胞を移植していないが、高層ビルを素手でよじ登る、銃弾を何十発受けても死なないなど、その身体能力は常人離れしている。
他の五本指とネウロとの戦闘中はサポートと解説役に徹していたが、他の五本指全滅を受けて、ついに重い腰を上げる。ネウロを無視して東京中のビルを燃やしつくすという作戦をとるが、笛吹たち警察の精鋭たちに阻まれ、追い詰められた結果、バックドラフトを起こして炎上するビルの瓦礫の下敷きとなって死亡した。
・・・かと思われていたが、最終話で生存していたことが判明。ネウロの帰還を待ち望んでいる。結局彼は「シックスよりも長生きすること」という望みを果たしたのだった。
結果として、作中ではネウロと一度も顔を合わせることはなかった(弥子とは一度顔を合わせている)。アニメ版には登場していないが、密かに1カットだけ後姿が映っている。
火ん連動画
火ん連商品
火ん連項目
- 4
- 0pt