説明しよう!轟豪戦虚8823とは、ソレハー・デマ・ナノが乗る巨大な新幹線型移動構造物である。
概要
エアアニメ攻強皇國機甲における登場メカである。なお、轟豪戦虚8823は正式名称である。
元ネタは成人式に配られたDVD「GO!GO!選挙」。設定は勇者王ガオガイガーのジェイアーク、救急戦隊ゴーゴーファイブのグランドライナー、特撮テレビ番組の「海底人8823」、仮面ライダー電王のゼロライナー、現実に存在する新幹線などからの合成設定である。
プロットダイジェスト
第29話「救急発進、轟豪戦虚!」にて登場。軍艦島大深度地下から発掘された遺物であるとされている。第二期に登場し大神祭を安定状態で再封印することを目的として活動していた。第32話「古の呪文:イーシエ」にて、かつて軍艦島の地下に眠っていた遺跡であること。また、ありがとウサギ達に使われているAisatsu Crystal(あいさつクリスタル)発祥元であることが判明する。第45話「節電の闇の中で・・・甦れ、さよなライオン!」にて電力対策のため、継続的な位相発電可能なシルバーニャンコーを乗せ宇宙に出る。
カタログデータ
全長:128m
全幅:13.2m
全高:19m
※発掘チームが外部から計った実値
情報知性体「カーク0239」によって統括されており、深海、空中の走破のみならず宇宙空間も走ることが出来る。また、内部にはメンテナンス用システムや生活空間、戦闘用ブリッジなどが存在する。前部・横部に装備されたゴーゴーランチャーやゴーゴーファイアから光弾やビームを発射する。発掘時の記録には生活空間はおろか戦闘用ブリッジは存在しておらず、これらはカーク0239が自己改造によって配置したものである。なぜ、私たちの文明で言うところの列車の形状をしていたかについては諸説あり定まっていない。Dr.エコロジーはこの構造体は本来は『時間移動』を目的とされて建造されたものであり未完成品ではないかと類推している。虚数空間移動やクエーサー砲などといった素粒子空間制御技術はその副産物ではないかと彼は提唱していた。なお、轟豪戦虚内部はクライン係数が反映された拡張空間が展開されており外見よりもさらに広い空間が内部に収納されている。また、この内部空間は侵入者の発生時には、カーク0239によって自動的に建造物の配置が組み替えられるため、中核区域への侵入防止用の迷路としての役割も持っている。
製作秘話
以下は製作秘話(エアアニメ・スタッフノート)である。轟豪戦虚は製作スタッフによる企画書には「子供に人気のある新幹線で(玩具)。飛ぶ、もぐる、空間移動。鉄道は被災地の復興のシンボル」と書かれている。
攻強皇國機甲における轟豪戦虚は既存のACと比較して際立って設定、およびデザインに差が見られる。その原因は13話時点で発生した震災により玩具販売が不調、もしくは一部で困難となってしまったことに起因する(詳細はハイパーおはよウナギ、シルバーニャンコー、スーパーさよなライオンの概要を参照のこと)。さらに悪いことには今作に社運をかけていた会社としてのサソライズの売上げも目も見えて落ちており、四半期後には資金ショートの可能性も出てきてしまったのである。そこでなりふりかまわずに、とにかく小さな子供から大きな子供まで、幅広いファンに売れるものをというコンセプトで玩具設計、そこから逆算での作中設定がなされたのがこの轟豪戦虚だった。
また、鉄道の復興は、被災地の復興シンボルになることから轟豪戦虚には少しでも早く被災地(及び、被災した玩具工場)に元気になって欲しいというスタッフからの気持ちも込められている。
関連動画
関係者一覧
- ソレハー・デマ・ナノ(CV:田村ゆかな)
- 轟豪戦虚の主(マスター権限保持者)
- カーク0239(CV:山寺幸一)
- 情報知性体「カーク0239」。轟豪戦虚の統括管理をする。
- エックスシャドー(CV:伊藤健四郎)
- ソレハー・デマ・ナノの保護を(可能な限りという条件で)カークに依頼されている。轟豪戦虚に秘蔵されていた救急ツール「エクス」シリーズを使う。
- イジーメ(CV:桑島奈々)
- デマの食事、内部の掃除他、家事をこなす。
- 風氷妃ガイ(CV:佐賀城みゆき)
- デマを主役に据えたスピンオフOVA「プリンセス・オブ・ダークネス」に登場。
- シルバーニャンコー(CV:大塚明義)
- シルバーニャンコーの項目を参照のこと
- ACの仲間達、及び共通の敵
- 攻強皇國機甲を参照
関連コミュニティ
関連項目
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