2005年冬に稼動した2D対戦格闘ゲーム「北斗の拳」でよくある光景のこと。
圧倒的な強さを誇るキャラクター「トキ」を選択することをさす。
使用キャラクター選択画面ではレバーを上下に動かしてキャラクターを選択するのだが、その時の効果音が「ジョイン」、キャラクター決定時にはキャラクター名が外国人っぽい発音で呼ばれる。トキを選択する場合1P側だとレバーを2回動かす為「ジョインジョイン」、決定時に「トキィ」。なおレバーを逆に動かすとハート様になるが皆から恐れられるハート様はそんなにいないので特に擬音化されていない。
概要
ジョインジョイントキィデデデデザタイムオブレトビューションバトーワンデッサイダデステニーナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンテンショーヒャクレツナギッカクゴォナギッナギッナギッフゥハァナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴーハァーテンショウヒャクレツケンナギッハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケンK.O. イノチハナゲステルモノ
バトートゥーデッサイダデステニー セッカッコーハアアアアキィーン テーレッテーホクトウジョーハガンケンハァーン
FATAL K.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ ウィーントキィ (パーフェクト)
概要(詳細)
稼動初期は研究が進んでいないため、小足の出が遅い・掴み投げがない・攻撃系の必殺技が2つしかない(残りは当身や移動技)とわかりやすい強みが見えないトキは弱キャラ、そうでなくとも癖の強い玄人キャラ扱いされていた。しかし研究が進むにつれ、立ち回り、火力、星取り能力の安定性においてトップクラスの性能を誇ることが分かり、わずか数週間でゲームバランスの崩壊、及びプレイヤー数激減の原因となった凶キャラへと変貌した。
相手の頭上や背後に瞬時に移動できる「北斗無想流舞」、発生が早いうえにリーチも長い通常技(先述の小足は唯一の例外)、カウンターで星3つを奪い取る「刹活孔」、そして画面端まで届く即死ビーム「北斗有情破顔拳」、そしてこれらの技を十全に活用することで幾通りもの即死コンボを相手にぶち込むことができるなど、その性能は何もかもが間違っているとしか思えない圧倒的な世紀末ぶりであり、その強さ故に「相手がトキを選んだ時点で負け」という意味から、この言葉が生み出された。
実際、闘劇06では出場プレイヤーの三分の一以上がトキ使いであり、優勝者ももちろんトキ使いの紅の豚氏であった。
以上の理由により、稼動当初のゲーセンは核の炎に包まれ、対戦がまるで成り立たないことから、AC北斗は完全にクソゲー扱いされていた。
現状
だが、AC北斗がクソゲーを一周上回る神ゲー(異論は認める)であることが明らかとなった現在では、あまり使われることのない言葉である。
なにしろAC北斗は全キャラが永久または即死コンボを持つため、トキといえどひとつのミスからあっさり逆転され、KOされるという光景も今や珍しいものではない。
総合的な能力では、依然最強の地位にあるという評価は揺らぐことはないにせよ、ジョインジョイントキィとして恐れられた時代は、すでに過去のものになりつつある。
最近は修羅の国「中野TRF」が勢力を伸ばし盛況を取り戻している。トキよりジャギが強かったりする(人が居る)所なので一度は足を運んで欲しい。
派生
- ジョイントキィ
2P側プレイヤーの場合、カーソル初期位置がラオウなので1回動かすとトキになる。
また、ラオウもしくはジャギ(トキの隣)を選ぶと見せかけておいて、相手がキャラを決定した後にジョイントキィ。 - ジョインジョインジョインジャギィ
該当項目参照。
一部での誤用
トキの圧倒的強さがニコニコなどの動画を通じて広まった結果、一部においてはトキのような「画面端で長いコンボ」や「即死コンボ」を「ジョインジョイン」と表現する向きも見られる。
トキがコンボする際のヒット音がいわゆるギルティギアのスラッシュ音で、「ジョイン(シャキン)」と聞こえなくもない為、知らない人にとってはジョインジョインとコンボしているようにも見えたり聞こえたりしなくもない。
言葉は時とともに変化するものであり、あえて誤用の意味で「ジョインジョイン」が使われる事もあるが、本来の意味からすれば誤用であるため、ふいんき(なぜか変換できない)を読んで使用しないと恥をかくことになりかねないので注意しよう。
関連動画
関連項目
- 17
- 0pt