オ・キ・テ
概要
初代PS系列のバイオハザードやサイレントヒル等に影響を受けた作品。異質な状況下で、限られた物資を使って怪異に立ち向かっていく。
ビックリ要素は薄く、せいぜい敵が襲ってくる(起き上がってくる)ときの叫び声で驚く程度。雰囲気でジワジワ追い詰めてくるタイプのホラーゲームである。
あらすじ
人類が太陽系を植民地化し、全体主義政権Eusanが厳しい監視とプロパガンダによって冷酷な支配を敷いているディストピア未来。人型アンドロイド『レプリカ』は、労働者、公務員、プロテクターとして、自分たちのオリジナルである市民たちと一緒に生活している。
ある日、レプリカ『LSTR-512』が壊れた宇宙船でコールドスリープから目覚めた。彼女はいなくなった乗員を探して極寒の惑星に降り立ち、まだ見ぬ深淵へと足を進めることとなる。そうしてSIGNALISのストーリーは幕を開ける。
ゲームシステム
致命的エラー
基本的なシステムは、初代バイオハザード(クリス編)に似ている。例えばアイテム所持数は6つまでに制限されており、武器と弾薬はそれぞれ1枠ずつ使用する。所持数の制限が厳しい分、セーフルームには四次元アイテムボックスが配置され、不要なアイテムを預けておくことができる。本作には近接武器としてスタンロッドなどのサブ装備があるが、ナイフなどと違い使い捨ての装備であり、あらゆる攻撃手段が有限なのが特徴。弾薬を使い過ぎれば、標準難易度でもかなりギリギリの戦いを強いられることになる。
回復アイテムは、時間経過で徐々に治癒するタイプのものが多い。瞬時に回復可能なアイテムもあるが、それらは貴重だったり、貴重でなくても回復量では劣るものだったりと一長一短。ときには安全な場所で、傷が癒えるまでゆっくりすることも戦略の1つとなる。
謎解き要素には、鍵の開錠ツールの操作から、レプリカの無線拡張モジュールを使うものまで様々。これら謎解きはメモなどでヒントが残されていたり、操作盤に注意喚起があったり、あるいは操作していく過程で自ら解法を導き出すものもある。
視点は一部場面では一人称となるが、ほとんどは見下ろし視点であり、一人称で戦闘になることはない。LSTR-512にはマッピング機能も備わっており、ドアの通行可能状態なども探索するごとに随時更新される。部屋名や通路名は英語表記が基本だが、カーソルを部屋に合わせた際、マップ画面左下にオプション機能で指定した言語に自動で翻訳する機能も搭載されている。残念ながら、部屋に存在するギミックまでは翻訳してくれないようだ。
関連リンク
遠く、寒いどこか
関連項目
ずっと待ってた。
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