イノセ・ジュンヤとは、ガンダムビルドファイターズトライの登場人物。
概要
宮城代表・天山学園のチーム「タイタン」に所属するガンプラファイター。
以前にカミキ・セカイ、カミキ・ミライと同じく「師匠」から次元覇王流を習っており、特にセカイとは南米のギアナ高地で共に修行を積んだ仲でり、彼からは「ジュン兄ィ」と呼ばれて純粋に慕われていた。その頃は至って温厚で実直な性格だったのだが、「師匠」と奥義の伝授に纏わる事柄で揉めて覇王流を離れ、それ以降は貪欲に強さを求めるだけの勝つためなら手段を選ばない屈折した人間になってしまう。
その後はボクシング、合気道、八極拳など他の格闘術にも手を出すようになり、やがて格闘以外の強さを求めてガンプラバトルに身を投じた。彼の素行の悪さは母校の天山学園でも有名なようだが、「タイタン」のチームコーチにその腕を見込まれて無理を通してチームに組み込まれたらしい。
一昨年のガンプラ学園と天山学園の戦いに参加し、当時ガンプラ学園選手として戦ったスガ・アキラと引き分けている。
そのため“あの時のガンプラ学園の選手が唯一倒せなかった相手”と評される一方で、アドウ以上に凶暴な性格からか今もなおガンプラ学園の人間からは要注意人物として非常に警戒されており、再会したスガにも「お前のような卑劣な男と二度とバトルする気はない」と言い切られていた。
セカイが統立学園「SD-R」戦で見せたセカイオリジナルの技を「師匠」が自分ではなくセカイに教えたものだと思い込み、セイからチナを通じてユウマに渡されたバーニングのスペアパーツを手下をけしかけて奪おうとしたり、それを託けた騒動を起こしてセカイ達を失格に追いやろうとしたりと試合前から姑息な手段に出ており、加えていざバトルが始まるとかつての舎弟分だったセカイを否定しあざ笑うような言動とセカイ以上の戦闘能力で彼を心身ともに追い詰めるが、セカイはバーニングとの完全同調により再起を果たし、そのバーニングの分身連続攻撃の前に完敗した。
対戦後、セカイの誠意と不屈の心が込められた拳を受けた事でかつての己を取り戻し、セカイ、スガとも完全に和解して自身もまた一からの再起を誓いつつスガと共に会場を後にした。
その後、決勝戦に臨むセカイの前に再び姿を表し、かつて自分がキジマとの戦いで受けた戦法を拳法で再現してセカイに教え込み、彼がキジマと対等に渡り合えるようそれとなく手ほどきをしている。
最終的には再び「師匠」の下に戻り、次元覇王流に回帰した模様。
ディナイアルガンダム
イノセ・ジュンヤが使用するガンプラ。
トライバーニングとは対照的なダークブルーやグレーなどのカラーリングと鋭角的なボディラインが特徴。
ベース機の存在しない完全なオリジナルモデルであり、チームから与えられたかつて二代目メイジンが制作したとされるガンプラ“カテドラルガンダム”をジュンヤが自分のスタイルに合わせて再改造・調整を施して制作したもの。
そのため、こちらもほぼ完全に格闘戦に特化したガンプラとなっており、火器などは一切装備していないが両腕には暗器として刺突用のビームサーベルが仕込まれている。
これにジュンヤ自身が今まで培ってきた次元覇王流をはじめとする様々な格闘技のスキルも合わさってインファイトではセカイも容易く圧倒する戦闘能力を発揮する。
さらにセカイと同じく自身とガンプラを一体化させる“アシムレイト”も体得しており、この状態になると後頭部から伸びる紫に輝くロングヘアーのようなエフェクトが発生し、これを利用して相手を拘束、あるいは不意打ちを仕掛けるといった搦手的な戦法も行使する。
関連動画
関連項目
- ガンダムビルドファイターズトライ
- カミキ・セカイ(弟弟子)
- カミキ・ミライ(妹弟子?(彼女が姉弟子である可能性もある))
- スガ・アキラ(明確な敵意を向けられている)
- キジマ・ウィルフリッド(その強さを認められている)
- アドウ・サガ(同上)
- 次元覇王流
- ダークヒーロー
- アレルヤ・ハプティズム/ハレルヤ(吉野氏が本家ガンダムシリーズで演じているキャラクター。ジュンヤの性格は別人格の方であるハレルヤのそれに近い)
- ドモン・カッシュ
- ガンダムシリーズの登場人物一覧
- 1
- 0pt