ニコニコ大百科

ポルシェティーガーのハイブリッド車理論て
ポルシェ博士がパリ万博に出した電気自動車の時からだから
博士のこだわりだったのかな

>>1
博士のこだわりというより大馬力に耐えうる変速機を作ることがいかに困難かということの証明なんです。
現代でも韓国がXK-2で大炎上したのがまさにこの変速機の部分ですし。
内燃機関＝電気方式は比較的お手軽に大馬力の車両が作れるので、現在電気式ディーゼル機関車として世界中で走り回ってます。
日本のDF200が電気式なのもまさにソレが理由ですから。

記事作成乙です。
戦車とは話がずれますが、鉄道車両のような大出力機関搭載車両は>>2が
仰るように電気式が主流で、小出力機関＋液体式変速機を大量採用した
日本の鉄道車両の方がむしろ異端。
銅を大量消費し重くなるという欠点はあるものの、ポルシェ博士の目指す
理念自体は決して間違ってないですね。VK4501にしたって銅が安定供給
可能で、なおかつ現代のような小型高出力のエンジン・発電機・電動機が
存在したなら高評価を得ていた可能性は決して否定できないと思います。
このあたり、時代を先取りし過ぎたゆえの不運と言えるでしょうか。

巨大なエンジンパワーを受け止め伝達し、かつ精密機器レベルのかみ合わせがないと充分に役割を果たせない
そんなモノにならざるをえないのが戦車のトランスミッションですからねえ。
それは必然的に、極めて高価な消耗品を運用時に要求することになる。

当時、長大なトーションバーの製造には高い冶金技術が求められたこともふまえると
ポルシェティーガーの設計は、当時の技術では無理があったとはいえ
50トンオーバーの装甲戦闘車両を効率的に量産できる可能性としての試みに満ちたものだったのかも、しれませんね

ガルパンでもしっかり埋まって燃えてました

>>2-4
つまり次世代戦車の駆動系がポルシェ方式になる可能性が微粒子レベルで存在する・・・？！

ぶっちゃけその辺のおもちゃ売り場で売ってるラジコン戦車と一緒だろ
大きくしてコントローラーは操縦席ってだけで。


そう考えると意外と面白そうな戦車ではあったな。

>>6
実を言いますと米軍が構想してた将来戦闘車両がディーゼル＝エレクトリック採用だったんですわ。
大量の電力を要求するんでAPUが肥大化するから、いっそのこと全部統一しちゃおうという魂胆。

ま、どんな強力な戦車でも勝てないリーマンショック不況で計画自体が粉砕されちゃいましたが……

F-22にしてもそうなんだけど、最大の敵は予算と議会なんだよな。
敵がいる、性能が良い。しかし予算を確保できなきゃどうしようもない。
現実は辛いッスよ・・・。

ちょっとにわかの質問だが誰かお付き合いを・・・
Wikipediaで見たらエンジンのとこに320馬力ってあるけど、
これって発電用エンジンの馬力なのかモーターの馬力なのかどっちなんでしょうか

ていうかV10エンジン×2とかそりゃ重くなるわな・・・

>>10
エンジン出力のようですね。
エンジン→発電機→モーターという伝達形を考えると実出力はもっと低いと思われます。
参考までに1957年に作られた日本国鉄のDF50電気式ディーゼル機関車では1060psのエンジンで実出力810ps相当だったといいますので、ポルシェティーガーの実出力はエンジン出力のせいぜい7割、420ps（210PS×2）程度だったのではないかと推測できます。

>>11
おーわざわざどうもです
低速から最大トルクが発揮できる電気モーターとはいえそれっぽっちの馬力で
第3世代戦車並に重い車体(ついでにサスも時代相応)を動かすとなればそりゃ
走行性能も残念なことになりますわ・・・

ドライブトレインを大幅に簡略化できるし大きなトルクは不整地走行にもぴったりと
理屈だけ聞けば間違った事は言ってないけど如何せん生まれた環境が悪過ぎた

トランスミッションでも結構な機械的損失が、それこそ、こんな機構と同じくらいの損失があったから本当に生産しちゃったわけなんですけどね

機械的損失は歯車式トランスミッションではさほどではありませんよ。
ただ、戦車クラスの物体を歯車式トランスミッションで駆動させるのは現代でもけっこうな難事ですから……

先行生産されちゃった理由のひとつは前線にさっさと完成車回せという総統閣下の采配も大きいみたい。どっちが合格してもいいようにヘンシェルタイプも当選決定前に生産開始されてるし。
まあ、どうみてもダメだったポルシェタイプを速攻で却下せずなんとか採用させようとゴネてたのも総統閣下っぽいので、結局総統閣下のポルシェ愛が話をややこしくさせたことに変わりはないみたいですがw

予備のトーションバー積んでたりするんだろうか

そういえば、変速機ってどうなってるのこれ？

>>16
記事にもあるように変速機自体存在しない(もしくは単速のギアをかましてるだけ)かと
電気自動車同様に起動輪にモーターが直結してて、電力の流量調節で無段階変速をしてるはず

減速歯車ぐらいはかましてるだろ

>>18
思いっきりファイナルギアとかそこら辺忘れてたorz

>>17
ありがとう。
こいつって、地面掘ってめり込んじゃうって良く聞くんだけど、それはやっぱり始動時にトルクが掛り過ぎちゃうからかな？と思って。構造上ハンクラが無いから。

>>20
「左右の履帯を個別のモーターで駆動するので直進が難しかった」という話もあるので、始動時トルクの件と併せて、ヨーイングが発生しがちだったんじゃないか…と想像してます。
ろくに前進しないうちから左右に首を振って、どんどん地面を削ってズブズブと…

単純な接地圧ももちろん大きいけど、それだけじゃなくて少し小さめの転輪が片側６輪しかないから履帯と転輪が接する部分の最大接地圧が相当大きいんじゃないだろうか

ガルパン仕様の模型化までは予想できたが、
この車両の模型自体が絶版で希少だったため他のマニアも食いついて瞬殺とは・・・ｗ

AFVモデル戦線大いに異常アリ
それにしても砕けつつ要点を押さえた良記事やね

関連商品に宮崎駿の雑想ノート入れて欲しいなー（ﾁﾗｯ

「ポルシェ」も「ティーガー」も単体では抜群の知名度なのになぁｗ

しかしガソリンエレクトリックのポルシェ博士の情熱は途絶えることなく、現在はモーター搭載のガソリンエレクトリックハイブリッド仕様のポルシェがニュルブルクリンク24時間耐久レースで優勝してたりする。

>>27
911レース仕様のハイブリッドは補助程度の出力な上にシステムはイギリスのウィリアムズ製だがな
でも今度出るポルシェのフラッグシップ918は出力の1/3くらいをモーターが補うガチンコのハイブリッドだぜ！

「一般人の考えるポルシェティーガー」なる
AAを見つけたときは思わず吹いた

某アニメのせいで素でレオポンって言いそうになる