不死身だー!
『ワリオランド2 盗まれた財宝』とは、任天堂から1998年10月21日に発売された、初のゲームボーイカラー対応ソフトである。ジャンルはアクション。2012年4月4日よりニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信中。
ワリオランド2 盗まれた財宝 |
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基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
対応機種 | ゲームボーイ |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 1998年10月21日 |
価格 | 3,500円(税抜) |
対象年齢 | CERO:- |
通信 | |
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その他 | |
ゲームソフトテンプレート |
『ワリオランド』シリーズの2作目、前作『スーパーマリオランド3 ワリオランド』である。
タイトルの通り、ワリオがマリオシリーズから離れついに分離独立を果たした記念すべき作品である。
前作のマリオランド3にあったマリオとの差別化要素をさらに強化した作品で、操作はワリオの独自要素であった「タックル」「ヒップドロップ」「敵の掴み/投げ」を主軸としたものとなっている。ワリオは前作より大幅に動作が軽快になり、タックルのスピードと距離がアップし、掴み投げは上に投げたり力をためて勢いよく投げるアクションが追加されている。
ステージは探索要素が強化されており、前作の探索要素であった「お宝」は全てのステージに1つづつ配置され、さらに各ステージのゴールゲームによって「宝の地図」を入手するというコレクション要素を持っている。
お宝や宝の地図入手にはミニゲームが必要で、お宝はにはそのステージ内で集めたコインでプレイでき「一瞬だけ表示される8枚のパネルの中から、予め指定された種類の敵が描かれたパネル選ぶ」というもので、宝の地図はそれまでに貯めたコインでプレイでき「電卓表示板のような形式で数字が描かれ9分割されたパネルを50コイン払うごとに1枚づつめくっていき、描かれた数字を当てる」というものになっている。
このゲーム最大の特徴は、ワリオが不死身であるという点で、ミスと言う概念がなくステージ内で何をしても決して死なない。しかし、完全な無敵というわけではなくダメージを受ければかなり大きくノックバックするし、ボスに対しては下のフロアに落とされたり画面外に追いやられて敗北する場合があり、その場合はもう一回ボスの所へ行ってやり直しになる。
また、一部敵の攻撃を受けると潰れたり火だるまになったりゾンビ化したりといった「リアクション」を起こすので、その特殊な挙動を利用してステージを攻略する謎解き要素の強い作品になっている。リアクション中には専用のBGMがある。
説明書や公式サイトのテキストがワリオっぽくなるシリーズの第一号である。
前作マリオランド3ワリオランドで自分の城を手に入れたワリオ。
しかし、ワリオのお城に忍び込む怪しい影が……
その正体は前作でワリオに打ち負かされたキャプテンシロップ率いるブラックシュガー団。
お城の財宝をごっそりと盗まれたワリオは、ブラックシュガー団のあとを追いかけることに。
ワリオは敵から特定の攻撃を受けるとリアクションを起こす場合があり、謎解きに重要
基本的に、リアクション中は掴み投げ、タックル、ヒップドロップ、はしご、扉などは使用できない。
炎に触れると変化する。
ケツに火がついて勝手に全力疾走するようになり、しばらくすると火だるまになり速度低下&ジャンプ不可能になる。
火だるま状態で特定のブロックを破壊することができる。水につけるか、時間経過で燃え尽きると元に戻る。
特定の分銅や大岩に潰されることで変化。
紙のようにペラペラになりジャンプ力と歩行速度が激減するが、空中をヒラヒラと滑空可能。
また、横幅が2マスぶんになり1マス穴で落下しなくなる。水(水滴)につけるかコウモリに引っ張られると元に戻る。
コックが投げるケーキを食べると変化。
ダッシュ力とジャンプ力が激減するが敵を体当たりだけで完全に倒せるようになり、ジャンプ時に地震を起こして敵を転ばせたり、普通は壊せないブロックを破壊できる。しばらく運動すると元の体系に戻る。
ビール攻撃をうけることで変化。
足取りがおぼつかなくなり扉にも入れなくなるが、ゲップで攻撃可能。頭を冷やすと元に戻る。
海外では規制の関係か、「鉄球をぶつけられてピヨる」と言う描写になっている。
ハチに刺されると変化。
膨らんだ理由が違うのにガス風船の如く勝手に上方向に上昇していく。天井にあたると解除。
ゾンビや幽霊からの攻撃で変化。
ジャンプ不能になり速度も激減するが完全な「無敵」になり、(通常時に)下からすり抜けて上がれるタイプの足場に乗ると、逆に下へすり抜けて落ちることができる。
光にあたると人間に戻る。
特定の敵からハンマーで殴られると変化。
物凄いジャンプ力で常時跳ねまくりになる。かなり高い所へいける半面、下へ進むマップだと大幅に戻される。
時間経過かダメージを受ける事で解除される。
特定の魔法を受けると変化。
タックルや掴みが不可能になるが、ジャンプ力が上がり狭い隙間にもはいれるようになる。水かダメージで解除。
ステージは章別にわけられておりなっており、各章開始時にはデモも用意されている。
それぞれの章には5話(ステージ)あり、その章の最後の話ではボスが待っている。
各ステージはゴールにたどり着くか、特定目標の破壊、ボスを倒す、などの目的を達するかするとクリアとなる。
隠しゴールを発見することで章が分岐し、その分岐先によってエンディングが決まるマルチエンディング方式で、マルチといってもRPGのように劇的な展開差はないものの何種類かのオチが用意されている。
初回は初代マリオブラザーズのようにひたすら進んでいくことになるが、いずれかのエンディングを見てセーブするとそれ以降はマップ画面が登場し、一度クリアしたステージを自由に戻ってお宝や分岐を探すことができる。
シロップたちを追いかけるその前に、寝ている間に滅茶苦茶にされたワリオ城を何とかしなければ・・・
初めのステージだが、実は「ゴール」は隠しゴール1つのみで、殆どが目標達成をクリア条件としている。
ボスのダイジャーはただ頭を踏めばOK、ヒップドロップのほうが有効。
ボスを倒すか隠しゴールに行くかで行き先が決まるが、そこ以外に意外すぎる分岐がある。
ティーカップ号(前作でも登場した海賊船)を追いかける。
前半は森を抜け、海を渡ってティーカップ号に追いつき、後半は船内を制圧することが目的となる。
水中ステージが多い。
ボスは前作でもティーカップ号ボスだったボーボー、風起こしはしゃがむと飛ばされずに済む。
ティーカップ号制圧が目的だが、船の底を抜いて沈めてしまうことも可能。
地下へ逃げたシロップたちを追いかけてワリオも地下へ進むことに・・・
全体的に暗いステージが多く、ティーカップ号より謎解きが多めになっている。
ボスのイノッチは下層への突き落としあいとなる、フェイントに注意。3回落とせば勝利できる。
周囲の騒動にしかとを決め込み寝続けた結果、ついにワリオ自体が城から運び出されてしまい・・・
実は、知らない人がいきなりこのルートに来ないように分岐条件に細工がされており、通常は10秒程度寝ていれば分岐するのだが、初回から来ようとすると1分近く寝続ける必要がある。
乗っ取られた自分の城に立ち向かうという、奇しくも6つの金貨の時と同じ状況になったのは何の皮肉であろうか。
第2章にして最終章であり、最短でエンディングを見る事が出来るがラスボスのメカクリが非常に強い。
エンディングでは平穏を取り戻したワリオとワリオ城が日常へと帰還する。
第2章が船でも地下でもここへたどりつく
ステージが全体的に入り組んでおり、膨らむアクションやフクロウによる空中での操作が多い。
ボスの巨大ハチデュークは、ボス自体より小さいハチのほうがうざったい。
沈没したシロップ号から脱出してみると、近くには巨大な海底遺跡が・・・
水中面は前半が主体で、後半の遺跡内は縦スクロールのステージや転がるステージなど独特のステージが多い。
このステージのみボスが2体おり、1体目の「ビッグカムカム」は腹が弱点、倒すと4章へ進む。
これをスルーすると次のステージでラスボスの「アワボウ」が登場、頭を踏めばいいだけだが、ダメージを与えると分身する。エンディングでは財宝を持って泳いで帰ることになる。
森や遺跡を抜けたワリオは、電車に乗って大都会へ・・・
マリオシリーズではめったに見られない近代的な大都会のステージ。ビルに外壁からよじ登り、ビル内の様々な部屋を出入りしながら謎を解いていく謎解きに寄ったステージが多い。1話目の電車ステージのBGMは人気が高い。
ここのボスの「ダンク」は相手を丸めてゴールに放り込むバスケットボール対決となり、音楽も通常のボス戦と異なる。
章内には2つの分岐があり、正規と合わせて3つの最終章にそれぞれ繋がっている。
結局敵の本拠地まで追いかけてきてしまったワリオは、ついにシロップと対決することに・・・
変身によるギミック満載の、正統派な最終章。
ラスボスのシロップはダメージを与える方法がやや面倒で、途中で攻撃方法が変化するというラスボスらしい強さ。
分岐しなかった場合に進む正規ルート。エンディングは奪われた財宝を取り返し、我が城まで持ち帰るというもの。
町の地下にある工場に乗り込んだワリオ、しかし、シロップは最終兵器を用意して待ちうけていた。
ダメージを受ける仕掛けが多いため精密な動作が必要だが、落ちているコインも多い。
ラスボスのシロップはシロップ城の時とは別の戦法を取ってくるが、体感的にはこっちのほうが強い
エンディング内容はシロップ城の時とほぼ同じ。
ワリオから逃亡したシロップは町はずれの不気味な館へ辿り着いた、そこに待ちうけているものとは・・・
薄暗いステージが多く、ステージを往復するタイプの仕掛けがかなりある。
ラスボスのシロマジンは攻撃をよけて体当たりするだけと複雑な攻略法は不要だが、タイミングがシビア。
クリアしたら他のエンディングも探してみよう、本当の冒険はこれから始まるのだから・・・
全ての地図とすべての宝を集めたワリオは、シロップ城近くの山中になにか輝くものがあることに気がつく。
その正体はブラックシュガー団の宝物庫、今度はこっちがお宝を奪うばんだ!!
ステージクリア後のミニゲームで集められる宝の地図の欠片を全て集めると遊べる最終ステージで、とてつもない難易度を誇る。
特定のボスはおらずボスはただのデカヤリクリだが、クリアするとエンディングあり。
このステージはコインは取っても意味がなく、かわりにクリアタイムが記録される。
お宝を全て集めると解放。ゲーム&ウオッチの「フラッグ」と同じルールのミニゲームで、D.D.の指示通りの旗を挙げるゲーム。
掲示板
21 ななしのよっしん
2023/12/06(水) 03:32:02 ID: EB284ODSG1
最近知ったけどこのゲーム先に海外でGB版が発売されててこのGB版にしか登場しない魚の雑魚敵がいるんだって
日本版や海外GBC版ではROM上にはちゃんとカラー化されたスプライトが存在するのになぜか突進してくる魚に置き換えられてる
22 ななしのよっしん
2024/01/20(土) 20:06:46 ID: HOhpIWHtAM
>>21
調べてみたけど確かに違う魚の敵だったわ
日本版と海外GBC版だとドリルが顔にある魚が突進してくるけど海外初期GB版だとなんか泳ぎ方も違う魚なんだね
まさかこんな違いがあるとは思わなかった
https://
上記URLの2:34あたりで出てくる
23 ななしのよっしん
2024/01/20(土) 20:22:11 ID: HOhpIWHtAM
>>22に追記
正確には全部がそいつになってるわけじゃなくて一部の場所で海外初期GB版にしかいない敵がいるみたい
ドリルの魚は海外初期GB版でも出てくる
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/03(金) 09:00
最終更新:2024/05/03(金) 09:00
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