河口湖ステラシアター単語

カワグチコステラシアター

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河口湖ステラシアターとは、山梨県南都留郡富士河口湖町に所在する町営の野外音楽堂である。

概要

1995年（平成7年）5月20日に開場。野外大ホールと室内小ホールの2つのホールをもつ。

野外大ホールは古代ギリシャの野外音楽堂を模した30°の傾斜をもつ半円型・すり鉢状の客席が特徴的で、野外であるにも関わらず生の音を十分に伝えられる独特の会場となっている。また、ステージ後ろの音響反射板は可動式となっており、その後ろは芝生と広い森、そして富士山の姿が見えるようになっている。

最大3003席（車椅子席を設ける場合2991席）を収容することが可能。ただし端の方は構造上ステージが見切れる場合があるので2800席程度の利用を施設側は薦めている。開場当初は屋根がないホールであったが、2007年（平成19年）には可動式の屋根が設置され、天候に左右されない公演が可能になった。

室内小ホールは大ホール西側の客席下に設置され、240席（1階174席、バルコニー66席）収容可能。リハーサル室としての利用も可能となっている。

ボッブコンサート、クラシック・アコースティックなどの生音によるコンサートや舞台公演、映画上映など様々な公演や演奏会が行われる。7・8月には当シアターをはじめ町全体を使ってイベント「富士山河口湖音楽祭」が開催されている。また富士山の見えるという土地柄からPV撮影のロケ地としても使用されている。

屋根があるとはいえ屋外であり、標高800mを超える高地であるため、夜間は特に冷え込む。夏であっても防寒具は持っていくことをおすすめします。

富士急行線・河口湖駅よりシャトルバスで10分。
- 基本的に公演が行われる日にはシャトルバスが運行されるが便数が限られるため移動には注意が必要。あらかじめ公式のスケジュールガイドで確認することが望ましい。
- また運賃（片道 200円）は現金のみのためこちらも注意。
- このほか、公演によっては遠隔地からのシャトルバス・ツアーバスなどが出る場合もある。
中央自動車道からは河口湖 ICより約5分。
東名高速道路からは御殿場IC経由、東富士五湖道路・富士吉田ICより約3分。
- 駐車場はシアター周辺に約500台あり。ただし公演によっては公共交通機関の利用が薦められている場合もあるので要確認。