瀬川美里(せがわ みさと)とは、テレビアニメ『SHIROBAKO』の登場人物である。CVは山川琴美。
概要
フリーの在宅アニメーター。主に作画監督として「えくそだすっ!」および「第三飛行少女隊」に携わる。
人物について
アニメーターになるきっかけとなった作品は「ビューティードリーマー」。
業界歴は長く、その技量は確かで信頼のおけるもの。演出・山田に「そろそろキャラクターデザインをやらないかな」と言わしめるほど。
「えくそだすっ!」では急遽3話の原画を任された際、第二原画の申し出を断わったり、スタジオカナンからの掛け持ち依頼も断わるなどプロ意識も高く、かつて富岡監督と口論して勝った、という武勇伝の持ち主。
業界歴の長い分、人脈も豊富らしく業界内の情報通であり、また多数の原画マンとの縁故もある模様。
作風は「理詰め」で作画するタイプ。
遠藤とは作画の方向性の違いから折り合いが悪いことを認識しているものの、同じ年代からかよく知っている間柄であることがうかがえる。
(事実、遠藤がエフェクトの作画で認められたこと、「イデポン」をきっかけにこの業界に入ったことなどを知っていた)
G.I.STAFF富ヶ谷から伝え聞いた平岡曰く「女性には優しい」。確かに高梨太郎が瀬川さんに新人二人を紹介した際等にその様子はうかがえるが、タローじゃなぁ・・・。
しかし、高いプロ意識から仕事に対しての態度はとても厳しく、安原絵麻の原画を真面目で几帳面な仕事を評価していたが、絵麻が速度を重視しクオリティ一を落とした時には「安原さんらしくない」と即座にリテイクを出した。リテイクの理由は「悪くもないが、よくもない」が先の工程を見据えた作画になっていないというもの。
また高梨太郎や平岡大輔の不十分な仕事ぶりに対して「担当を外してくれ」とデスクに要求した。
一方仕事全体に対する責任感も強く面倒見が良いため、遠藤亮介が作監を降りた時、原画マンが足りない時、絵馬にリテイクを出した時など何か時にかけてフォローするなど、宮森あおいの良き相談相手となることも。これが瀬川さんなりの「優しさ」なのだろう。
身長155cm。作中随一のグラマラスボディを誇り、ニコニコ内では瀬川さんが出るたびにおっぱいコメが流れる。
最終話では下戸であることも発覚し、その無防備な姿に「痴漢される」「お持ち帰りされる」などのコメントが流れ飛んだ。
生活について
作画監督クラスとはいえ、質素な生活でアパートには駐車スペースが1つしかない。
それを巡って武蔵野アニメーションの制作進行・宮森あおいとG.I.STAFFの富ヶ谷との間でカーチェイスが巻き起こるのが恒例となっている。
関連項目
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